ロマンスワールド外伝(仮題) 投稿者:ゆき


 ──あらすじ──
ルカ:ねえ、メグちゃん、僕時々思うんだけど。
メグ:え?なに?
ルカ:耕一さんてさ、何か他人じゃないような気がするんだよね…
メグ:うん。それ分かるよ。メグも、初音さんが他人じゃないように思えてしょうがないもの。
ルカ:ひょっとして…
メグ:あの人達って…
二人:お父さんとお母さんッ!?(つづく)

 ごすっ!(ルカの刀が、ゆきにヒットした音)
ルカ:安心しろ、峰打ちだ。
耕一:ちょっとやりすぎじゃ…
ルカ:耕一さん、甘いですよ。前のはそれでもあらすじの形を取っていたとい
   うのに…今回はあらすじにもなってない…それどころか──
耕一:それどころか?
ルカ:──今回、僕もメグちゃんもノーギャラだっ、時間外出勤を尊重し
   ろッ給料払えええっ!このバカあっ!
耕一:それより、こいつ生きてんのか?
ルカ:殺しちゃいませんよ…こんなバカでも「お父さん」ですから。
耕一:おまえも、苦労してるんだなあ。
ゆき:じゃあ、本編行ってみよーーっ!ぐふっ…(刹那、画面は赤くなる)
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「耕一お兄ちゃんっ!耕一お兄ちゃんってばっ!落ち着いてよっ!前の時と同じ書き出しなんて嫌だよっ!」
 初音ちゃんのそんな楽屋落ちネタで、俺達はルカに手を出すのを踏みとどまった。──だが、怒り
がおさまったわけではない。腑は煮えくり返ったままだ。
「…ルカよ、どう落とし前付けるつもりだ?」
 俺は、ドスを利かせていった。すると、ルカは脅えて、
「そ、そんなこと言われても…困りますよう。僕だって、何であなた達が来ちゃったんだか解らない
んだから…」
 などと、無責任なことを言う。
「──こう言う事って、「この世界」ではよくあることなんですか…?」
 ここに来て以来、ずっと黙っていた楓ちゃんが口を開いた。それによって、俺達の殺意(本気)
も辺りに散らばる形になった。ルカは、少しほっとした顔をして、
「はっきり言って、全然聞きません…というか、異世界から召喚できるものって言うのは普通、精神
体だけなんです」
と、答えた。
「精神体…俺達にとっては、エルクゥか」
 俺は、独り言のように行った。もっとも、これが解決策の道しるべになるとは思えない。
「…召喚魔法や何かだと、精神体だけ呼び出すわけで…「生身の体」を呼び出したって言うことは前
例がないです…そういう意味で、…貴重な事例ですね」
「そういう問題じゃないだろ。結局、何もわかんねえんじゃねえか」
「はっきり言うと、そうなります。僕は何も分かっちゃいない」
 自分で話していて、「木場」君と「降旗」君の会話を思い出してしまった。
 それはともかく、この自体をどうするか…そうだ、こう言う場合、いきなり話が進展するもんだ…
もう少し待ってみよう…
 それに、俺はもう一つ聞きたいことがあった。
「なあ、おまえらの関係って…何なんだ?見たところ…兄妹って訳でもなさそうだし…そもそも、二
人とも未成年だろ?ましてそっちのメグちゃんなんか12歳ぐらいじゃないか…」
 俺が素直にそう言うと、二人はボッと赤くなって俯いた。うぬぬ。そう言う反応をされると、益々
気になるぞ。
「…なあ、どうなんだよ」
「あ、あのっ!」
 俯いたまま、メグちゃんが口を開いた。
「め、メグは、十四歳なんですけど」
 俺は、──いや、俺達は、本気でのけぞった…まさか、責任能力のある男女が、二人きりで旅をし
ているとは…
「そ、そんなこと、ど、どうだっていいじゃないですかっ!それより、この自体をどうするかで──!!!」
 ルカが、驚いたように外を見やった、ルカだけではない、俺達も、それに気が付いた、それは──
「──外に、とてつもなく強い「鬼」がいるっ!」
             おっしゃあっ!まだつづくぞおっ!皆さん、もう諦めた方がいいぞおっ!
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 遅ればせながら、皆様、明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いしますね。

 新年早々(でもないか)だ、駄文。駄文です、でももうイイ。諦めるの。僕は僕だから(爆)。

 アルルさん
 読点が多いのは、口に出した感じに書いてるからです。息を切るところでは、基本的に読点を入れてます
 ただ、多いのは完全に事実だし、おかしいな、と、自分でも思う箇所があります。

でわでわ・・・(おやすみなさい、皆様)