どうも、お久しぶりですっ!!  投稿者:水野謙泉


ということで、僕のページから抜粋してきました。
僕のページで連載中の一部です。見に来て下さいね!!
・・・セリオ・・・・何所に行くんだ???なんで、何故そんな目で僕を見るんだ??なんで、逃げるんだ??
何所に・・・頼む・・・行かないでくれ・・・行かないでくれ!!!がばっ!!!目が醒める「だ、大丈夫ですか???」マルチが顔を覗きこむ。
全身がぐっしょり汗で濡れている。体がだるい・・・重い・・・「大丈夫だよ。」僕はソファーから立つ・・・。そうか・・・昨日はマルチにベットを貸したのか・・・
僕は下の部屋のソファーで寝ていたのか・・・身体がギシギシで・・・あちこちが痛い・・・背中も腰も・・・「朝食の準備が出来ています。こちらにいらして下さい。」
テーブルの上には卵焼き、味噌汁、・・・日本人がよく朝、口にするものが置かれている。「薫さんのお好きなものが判りませんでしたので・・・」
「ありがとう。おいしそうだね・・・頂こうかな。」・・・学校へ行く時間になる。「マルチ行こうか。」「はい。」
マルチと学校に向かう。途中で浩之やあかりちゃん、志保ちゃんに会う。「おはよう、薫君」あかりちゃんが声を掛ける。「おはよう。おはよう、浩之・・・」
「あぁ・・・マルチ・・・」さすがにまずかったか・・・マルチは浩之の家から一時的に避難しているのに・・・僕の家に泊まっていたんだから・・・
「お・・・おはようございます・・・先に学校に行かせていただきます!!!」マルチは今にも泣き出しそうになりながら走って行ってしまった。「ま、マルチちゃん??」
「あかり、ほっとけ。」浩之・・・「浩之ちゃん・・・」「なに?なにがあったの?浩之、教えなさいよ!!」「うるせ〜な、志保はうるせーンだよ。」
「何よ〜!!志保ちゃん情報で 今のこと喋っちゃうんだから『浩之、マルチとうとう破局か!?』ってね(笑)」浩之がまじで目が怒っているそして、志保ちゃんを睨む・・・
「なっ何よ!!」「浩之ちゃん??」僕は何も言えなかった。その場を離れたくてしょうがなかった・・・。「瑞樹・・・ちょっと話がある。」「あぁ・・・。」
「何?浩之ちゃん??」浩之のマジな目にあかりちゃんが何かを読み取る・・・「・・・嫌だよ。喧嘩なんて・・・」浩之が優しい目をあかりに向ける。
「喧嘩なんかしねーよ。さぁ、行くぞ。」「あぁ・・・あかりちゃん、志保ちゃんまた後でね。」「う、うん。」二人とも何か嫌悪感の漂った雰囲気を読みとっていた・・・。
「おい・・・マルチ・・・なんでお前の家に泊まっていたんだ?」「僕の家に居たのは大事なことを話しに来てくれたんだよ。」「何をだ?」「セリオのことだよ・・・」
昨夜のことを思い出す・・・セリオが・・・廃棄・・・「違うだろ!!ほんとのこと言えよ!!」「本当だよ。なんでそんなに気になるんだよ。」
「聞いたんだろ??俺のこと・・・」「おととい聞いたよ。」「なんだよ。俺を軽蔑する為にマルチを泊めたのか??えぇ??」浩之は怒り狂っていた。表に出さないが・・・
「自分で解かってるじゃないか自分がしたことについて・・・」「・・・・」「なら、話が早い・・・」
僕はこないだ起きたことを全部話した。セリオが僕の家に来なくなったこと、マルチが浩之に恐怖を覚えていること。それから・・・
「そうだったのか・・・俺のせいでセリオとお前は・・・」「いや、浩之のせいじゃないよ。」学校に着くころには浩之とかなり話せた・・・
「薫・・・ありがとうな。話してくれて・・・。」「あぁ・・・くだらないことでけんかはやめようぜ。」「おう・・・」浩之は空を見上げた。
「まだ夏の色が残ってるなぁ・・・」僕も空を見上げる。「そうだね・・・振られた者同士、今度出掛けるか?」僕が聞くと・・・「いいね。海なんかいいんじゃないか?
    でも・・・ここからだと電車で一時間半だぜ?」「何、言ってるんだよ!浩之は僕の後ろだよ後ろ。」「はぁ?後ろって何??」「バイク。」
そう僕は400に乗っている。kawasakiのZepyer。よく「族」が改造して乗ってるけど、そんなの可愛そうで出来ない。「薫、免許持ってるんだ。」「うん。」
・・・こうやって浩之との嫌悪感は無くなっていった・・・。あれ?あそこにいるのは芹香さん・・・校門の前で何をしているんだろう・・・
「センパイ??どうしたの??」浩之が駆け寄る・・・が無視をして僕のほうへやって来る。ごくッ僕は生唾を飲み込んだ・・・芹香さんの睨みは怖かった・・・本当に・・・。
                          (続く)

ということで、まだまだ続きます。見に来てくださいっ!!!
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