始めまして、見ずかみと申します。 最近ここに出入りするようになって、真っ先に爆笑したのがこのシリーズでした。 一ヶ月後れで「こみパ」購入して、攻略が先ほど終わった由宇をネタに真似して書いてみました。 くまさん誠にすみません(ぺこり) なお、関西言語には疎いので、そこら辺もご勘弁下さい(ペコリ) -------------------------------------------------------------------------------- 箱入り由宇 〜SS初心者盗作編〜 -------------------------------------------------------------------------------- ある晴れた7月の「こみパ」当日の朝、それは届いた。 「では、ここに置いときます」 ドスン。ゴトン。 「なんだ? いつもよりやけに大きいぞ?」 おそるおそる同人誌の入っている箱を開けて、覗き込んで見る。 中に入っているのは…由宇ぅ? 「よう!元気やったか、和樹」 体育座りをして箱の中に収まっている由宇。 俺を見上げながら、タコ焼きを食べていた。 ほんわか香る、ソースのニオイ。 「まいぶらざー… 関心せぬな、ナマ物はクール便を利用しないと」 「そうだな…って違うだろうが!」 「ま、たしかに、土産用の冷凍たこ焼き送るんなら、そのほうがええなぁ …あっ、たこ焼き食うか?」 「いや、だから…」 とりあえず俺は、由宇に事情を聴いた。 「売りモン一緒に持ってったら重くて面倒やろ? せやから別個に送ることしたんや。 ついでに自分も送ってもろたら遅刻もせんし、交通費と宿代も浮いてオトクやったで!」 「さすが、まい同志!同人界制覇の資金繰りに余念がない!」 お゛い。 何か本末転倒な気がするぞ…。 …っというか、なんでそんなこと承諾した運送会社! 「とりあえず準備するか。もう直ぐ開館時刻だし」 「そやな」 ……。 「由宇」 「なんや」 「お前、そりゃ何だ?」 「決まっとるやんか、今日の目玉や! もっとも展示だけねんけどな」 「まあ、それはよしとしよう。だが、何でお前が机の上に座ってるんだ!?」 「今日の目玉やからに決まっとるやんか!!」 そうなんだよ。こいつ今日の目玉は自分だと抜かしやがった!(オイオイ…) 各種経費を丸ごとエステにつぎ込んで、磨きをかけたらしい。 [展示品に触らないで下さい☆] あんなプラカードを首から下げてやがる… たしかに、いつもより綺麗に見えるが、その体型では…。 …あっ、でもここなら一部のマニア対象で需要が発生するかも… どか! ばこ! げし! 「何抜かしよる! ウチは全ジャンルOKや! 全属性対応や! 全年齢対象や! 矢でもハジキでももってこんかい! タマ取ったるでぇー!!」 「言ってることがめちゃくちゃだぞお前!!」 べし!べし!べし! …暴力反対… おかげでみんなの注目の的じゃないか。瑞穂や詠美は目を合わせないようにしてるし。 ……。 痛い。南さんのブラックリスト対象者確認的視線が、痛いっ!! 「こみパ」終了後。 予想通り、一部マニアの受けが良かった由宇を何処で破棄しようかと… どか! べき! げし! ごき! 「コラワレ! それがコンビ組んどる人間に対する礼儀かい! そのクソ歪んだ根性叩きなおしたる! キリキリ歩かんかい!!」 こうして、オレは荒れ狂う台風の中、大志に見送られながら由宇の実家の旅館に拉致さ… どげし 「じゃかぁしぃ!」 次の月。 夏こみ当日。 「ぷっはぁ〜 いやぁ〜これだけ暑いと、ビールが美味しいわね〜」 届いた箱の中には、某レストランのウェイトレスのコスプレ(メイド服Ver)で、ビールをガブ飲みする玲子さんが居た。 終われる(追われる?) -------------------------------------------------------------------------------- タイトル:箱入り由宇 コメント:「箱入り〜」の盗作(犯罪歴増加) ジャンル:コメディ/こみパ/由宇 -------------------------------------------------------------------------------- やっぱり初めて書いた文はスマートに成りません。 もっと修行しなければなりません。 それでは〜