このSSは 旅情−始まり− −初日− −結婚〜初夜− −2日目− −3日目− −最終日− よりのおまけです。先にそちらを読まれることをお勧めします。 (改定しました) −−−−−−−−−− 「−どうしました? もっと落ち付いてください−」 セリオはこう言うが、落ち付けってのは無理な相談だ。 いま、俺は『タキシード』なんていう何度着ても着慣れないものを着ているしな。 みっともないとは解っているんだが、檻の中の動物のように 落ち付かずに往ったり来たりしている。 「−花嫁の入場です−」 セリオが指し示す方を見ると、そこには白い− 真っ白なウエディングドレスを着た美女が入場してきた。 腰まで届くその艶やかな黒髪と真っ白なウエディングドレス。 そのコントラストが良く似合ってる。 奇麗だよ。二人とも……そう、二人。 向かって右側の花嫁は左肩を、逆に左側の花嫁は右肩をだす 二人で一対のデザイン。まるで鏡を見ているかのような花嫁達…… ……そう、芹香と綾香…… あ、だめだ。鼓動が早くなっちまう。 「…ねえ、浩之、似合ってるかな?」 「‥‥‥‥」 「…………」 情けねえ。声が出ない。 「何よ、黙っちゃって。どうせ馬子にも衣装とか思ってるんでしょ」 「…いや、綺麗だよ。二人とも」 …なんとか、言えた… 「…ありがと…」 「‥‥‥‥」 俯いて返事をする綾香。赤くなり下を向く芹香先輩。 …やっぱりかわいい。 「−では、こちらへ−」 セリオの先導で歩き出す。 そっとためらいがちに右肘をつかんでくる芹香先輩。 すっと左肘をつかんでくる綾香。 花嫁二人をエスコートする新郎−藤田浩之。 メインホールの大扉の前。 観音開きに開く扉。 まっすぐなバージンロード。 そして俺達はバージンロードを歩きだした…… 『旅情−おまけ−』 ここで話は遡る…… 「ああ、暇ねえ。かといってトレーニングするのもやだし‥ ねえ、セリオ、なにか暇つぶし、ないかな?」 来栖川家・綾香の部屋。この部屋の主人は時間を持て余していた。 綾香付きのHM・セリオにとってこれはいつのもことだ。 「−では、結婚式の映像でもみますか?−」 「結婚式?」 「−先日、系列の教会が内装を新装しました。こけら落としの時の映像ですが。 確か日本から来たカップルの挙式ですが−」 「他人のを見てもねぇ。……まぁ、いいでしょ。時間が潰れるわ。見せて」 「−では−」 綾香は口ではああ言ってるが、セリオには綾香の心情が手に取るように解っていた。 ……花嫁に憧れる乙女の心情…… ピ、ポッ セリオの操作で部屋の中に広げられるプロジェクタ・スクリーン。 そこに映される教会内部映像− 「へぇ。さすが、立派な教会ねえ。ま、うちの系列だからね」 そして新郎・新婦の入場シーン 「……奇麗……」 花嫁−主にウェディングドレスにだが−に見とれる綾香。 「…………」 じっと見つめる綾香。 だが、綾香の様子がおかしい。映像を凝視している。 「…なっな゛…」 セリオが不思議がってると… 「…ひろゆき?」 掠れた声を絞り出す綾香。 常人なら聞き逃すだろうかすかな声。 だがセリオがそれを聞き逃すはずがなかった。 スクリーンを確認。確かによく似ている。 すぐさまサテライト・サービスにアクセス。 「−間違い有りません。新郎は藤田浩之さんとなっております−」 「…相手は? 花嫁は誰?」 両の拳を白くなるほど握り込んでいる綾香。その肩がふるふると震えている… 気のせいだろうか? 綾香のバックに炎のオーラすら見えそうだ。 「−長岡志保 となっております−」 「どういうこと? これは?」 綾香は誰に聞くでもなくつぶやく。それにセリオは律義に答える。 …火に油を注ぐとは知らずに… 「−我が来栖川系列の一つ、来栖川トラベル主催の懸賞に長岡志保様が ご応募され、御当選された様です。ちなみに懸賞賞品は4泊6日の新婚旅行。 そのさい、ちょうど同じ時に教会のこけら落としが行われた為、 白羽の矢が当たったようですが−」 「……懸賞賞品? 新婚旅行? 南の島でヴァージン・ウエディング? ……上等じゃないの浩之」 バキィ 綾香が手を突く机−よくあるガラステーブルだが−が無気味な音を立てる。 綾香の目の前にぼろぼろになった浩之がいる。 まるでそんな幻想まで見えそうな雰囲気。 事ここに至ってセリオは自分が言った言葉が致命傷だったことがわかった。 内心、冷や汗をかきながらもその表情はいたって無表情。 思ったことは一つ− −浩之さん、骨は拾います− ……きっかけは自分が作った事は棚にあげていた…… 「行くわよ、セリオ」 「−浩之さんの所ですね−」 「…解っているわね。そうよ……いえ、その前に 寄らなければいけない所があるわ」 「−どちらですか?−」 「決まってるじゃない。姉さんの所よ」 −ああ、この上芹香様まで。浩之さん、灰は掬います− 「姉さん、居る?!」 バタン!! 深窓の令嬢−普通、来栖川のお嬢様ならそう思う−らしからぬドアの開け方。 急に入って来た綾香に芹香はちょっと驚き−別にこれが初めてじゃ無い− 「‥‥」 どうしたのですか? ノックもせずに 綾香は芹香ではなく付いて来たセリオに振返ると 「セリオ、例の映像を姉さんにも見せてあげて」 「−はい−」 セリオの操作で綾香の部屋と同じ様に繰り広げられる映像。 「‥‥」 教会? どなたの結婚式…… 「姉さん、解った?」 「‥‥‥‥」 ひろゆきさん。綾香ちゃん、どういうこと? 「どうもこういう訳らしんだけど…」 そして綾香は芹香に説明する。 パパ、パアーン 突然、部屋に鳴り響く音! 「な、なに? 何の音?」 さすがの綾香もこれには驚いた。ふと姉の方を見ると… 芹香の見事な黒髪が重力に逆らい、波打っていた!! パン、パン、パパパパアーン 部屋に鳴り続ける音! フワリとテーブルやあたりの小物が浮き始める!! 「ね、姉さん……落ち着いて、ね」 「‥‥」 ゆるしません! 浮いていたテーブル−年代物の樫のテーブルだが−が 芹香の視線を受け真っ二つに折れた!! −ああ、浩之さん、せめてこの世にいた痕跡を残して下さい− セリオは本気でそう思った…… 「−でも、こうは考えられませんか?−」 「どんな?」 ここでちょっと間を置くセリオ。 「−浩之さんはこの花嫁 長岡志保さん を選んだんです。 お嬢様方ではなく−」 「‥‥‥‥」 「浩之が選んだ?」 その言葉を聞き綾香は力が抜けぺたんと床に座り込んだ。 芹香も毒気を抜かれた… 「…そ‥う‥よ‥ね。‥浩之が選んだんだよね……」 「‥‥‥‥」 そ‥う‥で‥し‥た‥‥ 沈黙が続く…… 二人ともしばらく何処を見ているのか解らなかったが、ふと視線が交差する… 「‥姉さん、浩之に『おめでとう』って言わなきゃね…」 こく 「‥でも、でも! 黙っていたことに一言、言わなきゃね…」 こくこく(普段の3倍速で頷く) 「ふう」 パサッ 送られて来た写真−志保との結婚式の写真−を放り投げる。 最近、何もする気が起きない……浩之。 ピンポーン・ピンポーン 「誰だろう? はあーい」 カチャ 玄関を開けるとそこには見事な黒髪をもつ姉妹……芹香と綾香。 「‥おひさ。浩之」 「‥‥」 おひさしぶりです。浩之さん。 「ああ、お久しぶり。二人とも。元気だった?」 浩之は二人に何か違和感…妙な他人行儀…を感じた。 「ねえ、上がっていい?」 「あ、ああ。どうぞ」 浩之は二人を居間にあげた。だが、何かがおかしい。 いつもと違う。 芹香はいつにもまして下を向き何を考えているか解らないし、 綾香はキョロキョロして落ち着かない。 「急にどうしたんだ? 二人そろって?」 「ねえ、浩之、私達に話すこと、あるんじゃないかな?」 少し、戸惑ったが、綾香がそう切り出す。だが、浩之には心当たりが無かった。 「何のことだ?」 「‥‥隠さなくていいのに‥‥」 「‥‥‥‥」 浩之さん、今、奥さんはどちらに? 「お、奥さん?! 何言ってんの? 先輩」 「‥浩之‥‥結婚‥したんでしょ? 私達、知ってるんだ‥」 こく 「偶然なんだけど、結婚式の映像、見たの‥奇麗な奥さんね‥‥」 こく 「‥え゛!! どうやって? ‥ああ、そう言えばあれは来栖川系列だったな‥」 「…‥否定‥しないんだね…」 やはりわかっていてもこう面と向かって肯定されると さすがに辛い顔をする姉妹。 「‥別にいいのよ。浩之と私達に将来の約束が有った訳じゃないし。 浩之が彼女を選んだ訳だし‥‥ でもね、でもね、私達の気持ちを知らなかった訳じゃないでしょう? ヒクッ ‥‥だからって黙って挙式することはないんじゃないの? グスッ ‥‥事前に一言有ったっていいじゃない ウゥウワ〜〜〜ン」 こく 涙声で話す綾香、横でうなずく芹香。最後にはとうとう泣き出してしまった。 「あ、綾香。何も泣かなくても‥」 「‥グスッ 浩之、結婚、おめでとう。 ウゥ」 「‥‥」 おめでとうございます。浩之さん。 芹香と綾香は目尻に涙を溜めながらも気丈に微笑む。 浩之はそんな二人を両手に抱きかかえる…… 「‥ゴメン‥」 「…ひろゆき…」 「‥ひろゆきさん‥」 「‥‥」 「‥‥」 『好きなの。好きだったのよーー』 ワーーンと浩之に抱きつき、泣き崩れる二人…… 浩之は二人が落ち着くまでそっと髪をなで続けた…… 「‥‥」 すみません。 「グスッ ごめん、浩之。笑って祝福したかったのに‥‥ うん、もう大丈夫だから。お幸せに、ね」 「‥なあ、二人とも、落ち着いて聞いてくれるか?」 「‥‥」 ‥なんでしょうか? 「実はな……」 結婚式の経緯を説明する。 話が進むにつれ、二人は…… 驚き、あきれ、怒り、そして…喜んだ。 「じゃあ、じゃあ、実際には結婚してないんだよね?」 「あたりまえだ! 真似事をしただけだよ」 「‥よかった‥」 しみじみほっとする綾香。だが急にかーーと赤くなると 「浩之、あの、その、さっきの言葉……あの……」 「ん〜、ひょっとして『好きなの』かな?」 綾香はかーーと耳まで赤くなりもじもじしている。 ……めったに見れるものではない照れている綾香。 横で俯いている芹香 「‥‥‥‥」 浩之さん、でも、罰は受けて貰います。 「ちょ、ちょっと姉さん、罰って」 「‥‥‥‥」 女を泣かしましたから。それに痛くはしません。 「……先輩、どんな罰?」 覚悟を決める浩之。ある程度は覚悟していたし。 「‥‥‥‥」 簡単です。私達二人とも挙式して下さい。 「え? 結婚式? 二人と?」 「あ、それいい! 姉さん、ナイス」 「‥でも、なあ‥」 「‥‥」 だめ、ですか? 「偽装を一度挙げるのも二度挙げるのも同じよ」 「‥しょうがないか‥」 浩之の言葉にぱあぁと顔を輝かす二人。 「−では、手配等はおまかせください−」 (いたのか、セリオ) う〜ん、これこそまさに『両手に花』って言うんだろうな。 右手に芹香、左手に綾香。天使の様な二人。 ……来栖川から刺客が来るかも…… と、こうしてる間に神父の前まできてしまった。 「汝、来栖川芹香は悩める時も健やかなる時もその身が天界に召される時まで 藤田浩之を生涯の伴侶と認めますか?」 こく 「汝、来栖川綾香は悩める時も健やかなる時もその身が天界に召される時まで 藤田浩之を生涯の伴侶と認めますか?」 「…はい…」 「汝、藤田浩之は悩める時も健やかなる時もその身が天界に召される時まで 来栖川芹香と来栖川綾香を生涯の伴侶と認めますか?」 「…はい…」 主への誓文を読み上げる神父。俺は禄に聞いていなかった。 この後のことと両隣のことが気になってしかたがなかったのだ。 「では、誓いのキスを…」 う、やっぱりやるのか。花嫁達はほんのり顔を赤らめていてこっちを見てる。 俺はまず芹香のほうを見ると、コクンと頷き、目を閉じる。 奇麗だよ。芹香。 芹香の頬にそっと手をやり、心持ち上を向かせると そっとその顔に近づいて、唇にふれる‥‥ いつまでも柔らかい唇に触れていたかったがそうしてもいられない。 綾香へ振返ると、期待と嫉妬と羨望の入交じった顔をしていたが、 俺の視線に可哀想になるくらい緊張してしまった。 頬にそっと手をやると綾香は目を閉じる。 誓いのキスをする際、頬の手をそっと首筋まで動かし、強く、長く、触れた‥‥ 手が首筋まできたことで緊張する綾香。 かわいい、綾香。 後回しになったお詫びをこめて‥‥ 挙式後のティータイム。場所は来栖川家の姉妹専用スペース。 俺達はセリオの入れた紅茶を飲んでいる。 さぞ高い葉を使ってるんだろうな〜って思っていたんだが、 何のことはない、リプ○ンとニッ○ーのセリオ・オリジナルブレンドだそうだ。 ‥‥要は『煎れ方』だ。 「なあ、セリオ、なんか前と違ったんだけど?」 「−それは長岡様との時とお嬢様との違いですか−」 「ああ」 「−それは多分流派の違いに寄る物でしょう−」 「流派?」 「浩之、それはね、キリスト教にはカトリックとプロテスタントがあったでしょう?」 「ああ、そういえば」 「プロテスタントは牧師だし、カトリックは神父って使い分けるの。 で、前回はプロテスタント、今回はカトリック」 こくこく 「まあ、同じキリスト教なんだけど、こと結婚式は大きく意味が違うの」 「どんな?」 悪い予感がする。なんか、とてつもない罠にはまった気がして来たが‥‥ 「挙式後に影響するんだけどね。プロテスタントと違いカトリックでは 『離婚』は許されてないの」 「ふ〜ん。あ、そうなんだ…って、おい」 綾香はそこでニヤリと笑うと 「ふふふ、そう、あの『神への誓い』は永遠に有効なの。 よろしくね。あ・な・た(ハートマーク)」 「‥‥‥‥」 不束者ですがよろしくお願いします。 俺は自分の妻となった二人の姿が天界の使者ではなく、 小悪魔に思えた。 「‥重婚は許されてないぞ。どうする気だ?」 「あら、そんなもの、どうとでもなるわよ」 「‥‥‥‥」 そんなこと、問題では有りません。それより、今夜の事のほうが問題です。 「へ? 今夜って? 先輩」 「‥‥‥‥」 私と綾香、どちらが『新婚初夜』を迎えるか……大変重要です。 「……そうね、それは重要だわ」 芹香と綾香。まるで鏡を見ているかの様な二人。 そんな二人の中間に火花がみえる。 「‥‥‥」 浩之さん、もちろん私ですよね? 「浩之、もちろん私よね?」 眼の覚める様な美女二人に言い寄られ、普通なら有頂天になりそうだが‥‥ どうしろと言うんだ〜〜。 俺は天使ではなく悪魔に魅入られたことを確信した。 どちらを選んでも地獄へと直行。いや、永遠の世界か? 「浩之」 「‥‥」 ひろゆきさん 助けてくれ〜〜 −−−−−−−−−− (志保)あれ、なにこれ? おまけ? (未樹)そ、芹香と綾香の重婚式を思いついちゃってね。 (志保)私、前振り? (未樹)いや、そこまでは言わない。君がいなかったら書けなかったし。 でも、志保物がなぜ少ないか、よ〜く解った。 (志保)ほう。言ってみなさい。 (未樹)志保って、動かしずらいキャラ なんだ。それがよ〜く解った。 (志保)が〜ん (未樹)では、みなさんご機嫌よう。 (志保)ちょっとまった! 次の私の出番は? (未樹)次回予告参照のこと。ではさらば!!(ダッシュで去る) (志保)ふ〜ん、どれどれ? 『次回予告』 (注 おまけ は無かった時間軸です) あれから3年の月日が流れた。 俺は来栖川エレクトロニクスに入社、長瀬主任の下、HMの開発を行って 忙しい毎日。今日も午前さまでやっと帰宅してきた。 ……忙しさのせいでやっと立ち直りかけたってとこ。 あれ、家の前に人影が‥‥泥棒か? 一歩一歩気づかれない様に近づいていくと少しづつ相手が解ってきた。 ……大きなトランクを持った女だ……泥棒ではないな…… 街頭の明かりでは遠眼には誰だかわからなっかった。 「あの、どうしましたか?」 向こうはすぐ解ったようだが。 「ねえヒロ、しばらく泊めて」 その女の顔を見てもすぐには解らなかった…… それほどいい女に変わっていた。 ……3年ぶりの……志保……長岡志保…… たった一晩だけの俺の花嫁…… 『二人の想い』 coming soon …… ……ウソです。やりません…… (志保)うそってどういうことよ!! 逃げやがったな〜 まさた館長様、これを正式版として登録してください。 タイトル:旅情−おまけ− コメント:浩之の結婚を知った来栖川姉妹 ジャンル:シリアス/TH/来栖川姉妹 感想 アンド レス LF98(24) 貸借天さま >さて、はるかの能力は。 >なんかよくわからんな……。 >元ネタわかる人いるかな……? ずばり、『外気功』では? たしか、『ターちゃん』でやってたような…… 「姉妹たちの相克」論考 R/Dさま >あーあ、せっかくいい余韻を残していた「旅情」が(笑)。 やっぱり。そうですかね? >裏切りの報酬に「iマルチ」を差し上げます(笑)。 裏切り者の名を受けて(デビル○ンの歌で) 全てを捨てて……… どうせなら、「iセリオ」がいいな(笑) ……しかし、『おまけ』は裏切りだったのだろうか? セリオの代筆(Windows版(謎)) takatakaさま おみごとなセリオ >『エクストリームをやりなさい、キミィ!』 爆笑しました。 >ををう、こういうオチがあるとは……。 オチ? どこにあるの?(笑) 久々野 彰さま >牧師と神父の解釈、多分逆です。カトリックが神父です。 御指摘の通りです。(涙涙) 修正させていただきました。 ありがとうございます。 >成程、謎は全て解けた! 謎? 謎ってなんだ?(笑) UMAさま どうもはじめまして(笑) 感想ありがとうございました。 健やかさま 感想ありがとうございました。 アルルさま 別荘に来た芹&綾 かわいい。 こういう話、またその内、書いてくださいませ。 鬼狼伝 vladさま 女性編でこれだけ長くなってしまうと男性編は……100回ぐらい必要かも… 頑張ってください! めざせ! 『こ○亀』!! 感想、ありがとうございました。