眠い、ねむい‥‥‥ 投稿者: ミスター・アッキー
−ここは、大学の教室の中。
もちろん、今は授業の真っ最中、先生の熱弁が繰り広げられている‥‥‥はずだ。
だが今、不覚にもオレは、睡魔におそわれているのだ‥‥‥。
「‥‥‥ゆきちゃん!ねえってば」
‥‥‥ん?
左側から、聞き慣れた声が聞こえてくる。
「ねえ‥‥‥ひろゆきちゃん!」
小声ではあるが、それが誰の声かは言わなくとも分かる。
「ねえ、浩之ちゃん!おきてよっ!」
う〜ん。
「わ、わりいな、あかり」
起きるとしよう。
時計をみる。−ん?やべえ!
もう終わりのほうじゃね〜か。
急いで板書を書き取る。が、もう遅い。
「じゃあ、今日は、ここまで」
先生は、無情にも道具をしまい、帰っていく。
学生達も、四方に散っていく。
「もう、浩之ちゃんったら、また寝てるんだもん。しょうがないなぁ」
「わ、わりぃ。昨日もバイトだったもんでな。−それで、一つ頼みがあるんだ」
「なあに?」
「後でな、今日の分のノートを‥‥‥」
「うん。言われなくても分かってるよ。コピーしておくから」
「そうか。すまないな」
付き合いだして早2年。
相変わらず、気の利くヤツだ。
「お昼、食べに行こうか!」
「そうだな。学食、早く行かないと混むからな」
「うん。いこう!」
オレ達は、学食へ向かって駆け出した。
(つづく、とおもいます)
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作者:いかがだったでしょうか?まず初登場の一発目として、自分の実体験に基づいた(?)形でお送りしました。
志保:ちょっとぉ、な〜にが「実体験に基づいた」よ?本当のところ、彼女の一人もいないくせにぃ。
作者:う、うるせーな!お前は黙ってろ!
志保:はーい。お読みの皆さん、どしどし感想送ってくださいね〜(すいません、リンクがまだないので「伝言板」にでもください)。じゃあね、アッキー!うまくやんなさいよ!
作者:はぁ。ようやくうるさいのが居なくなりました。今後は、こうした「バーチャル実体験シリーズ」と、言う感じのものを書きたいと思いますので、以後よろしくお願いします!ではまた。