秋葉原放浪記 投稿者:まにあっく藤森


 なんだか即興小説になってしまいましたのでこちらに書き込みます(^^;

 ’97年12月29日 AM10:00
 私は今月三度、秋葉原にやってきた。
 目的は一応小会in秋葉原の会場探しのためです。
 12月末とは思えないほど暖かい気温の為か、吐く息は白くなりもならない。
 昨日、体調不良のために出て来られなかったため本日になった訳です。情けないお話で。
 まずは電気街出口より大通りに向かって歩きだす。
 あらかじめ検索した各秋葉原マップをプリントアウトし上着の内ポケットに忍ばせている。
 生まれも育ちも横浜の浜っ子である私は秋葉原に土地鑑がないんです。来た回数は今回でまだ10
回を数えていないはず。
 『こうなればシラミつぶしに足で当たるしかないかな』
 ドラマに出てくる熟練刑事のような台詞を思い浮かべ電気街口の左手「サO−無線」方面から検索
を開始した。
 年末のためかこの時間帯でも人数が多いい。マニアな集団より家族連れが目に付く。
 そんな中、中央通りを通って神田川沿いに電気街中心に移動する。
 全身緑色に包まれた私の服装はあの中では目立っていたかも知れない。
 辺りを見回しながら歩き続けるが、カラオケ屋はおろか電気屋以外何もない・・と思っていたら、
ホカ弁を発見(^^)関係ないけど(^^;。
 乱立する石丸O気を突っ切り豚カツ屋、喫茶店を発見するがこじんまりしていてとても十数人収納
するスペ−スはないようだ。
 中央通りより一本内側に入った昌平橋通りを広末町方面に向かって歩くが電気屋、商店だけが立ち
並んでいる。
 諦めてもう一本内側の通りに移動してみるがオフィスビル街に変わってしまった。なんだかな(^^;
 しばらく電気街を歩き回ったが発見できたのはドト−ルO−ヒ−とそば屋くらい。
「じゃんがらOぁめん」は今日も大人気だ。
 さらに広末町方面に向かって進んでみるが今度景色は住宅街へと姿を変えた。
 中央通りに戻り再び広末町方面へ歩く。駅を越え御徒町方面に歩くこと15分位、前回来たときに
見つけた店までやってきた。
 『良く考えてみればこの距離を集団で歩くのは一寸辛いかも知れない』そんなことを考えながら電
気街へと引き返す私。
 来たときとは反対車線側を歩き秋葉原を目指す。
 マックを左手に確認、通過し三和銀Oあたりに来たとき若い男の乗ったKP−61が信号が青に変
わるのと同時にホイルスピンさせオ−バステアを出してパワ−スライドしながら昌平橋通り方面に走
っていった。
 町中(人通りの多い場所)であんな走りをするなど何も解っていない証拠だ。たぶん本人は格好が
良いと思っているのだろうけど(^^;。
 しかし車種まで確認するのは車いじりを趣味にする者の性かも知れない
 とりあえず駅前まで戻ってきた私は昼御飯を取るためにドト−ルO−ヒに入った。
なぜかドト−ルO−ヒ−は秋葉原圏内に三軒も存在する。なぜに(^^;
 一休みを終え今度は昭和通り方面を検索することにした私。
 中央通りからガ−ド下をくぐり大通りまで出てきた。信号を渡り再び広末町方面へ移動する。
 しかし何処まで行ってもオフィス街、日比谷線仲御徒町駅を過ぎようやく人通りの多いいところに
来たと思えば食品売場らしい。
 O慶屋本館なるその店はえらく繁盛しているようだった。野次馬根性で商品を覗いてみたところ正
月料理の材料が目に付いた。
(かまぼことかね)
 とりあえず引き返しJR秋葉原駅昭和通り口付近に来たときそれはありました。
 カラオケ屋。
 ここまで来れば「全開愚か者モ−ド」入りまくり(^^;今までの苦労は(T^T)
 部屋割りを確認するとさすがに十数人は無理らしい。機種もバラバラのようだったが値段が安い。
 とりあえず中に入って予約が取れるか聞いてみる私。
 「すいません。こちらは予約などを行っているのでしょうか?一月四日なんですが(^^;」
 受付にいたのはどう見ても外国人、フィリピン系のお姉さん。
 片言の日本語で「イチガツヨッカ、タブン予約シナクテモダイジョウブ」
 私は「そうですか、失礼します」と言って去ることしかできなかった。
 とりあえず平気なのだろうか?気になるところだが撤退。電話番号がなかったので、当日いきばた
になってしまいますが。
 その後すぐ近くに「焼き肉、しゃぶしゃぶ90分食べ放題」の店が見つかる。疲れがどっと出るの
を感じた(T^T)
 営業時間PM6:00〜PM11:00と言うことなので電話番号だけ控えて後に確認することに
決定。
 結局5時間歩き回って収穫はそれだけ( ; ; )泣きたいっス。前回はKENさんもいたのであまり時
間は気にならなかったんですけど。

 焼き肉屋の営業時間を確認したところ年明けは、一月五日からとのことでした。「合掌」