コーヒーブレイクはいかがですか 投稿者:無口の人


 寂しいとき、落ち込んだとき…貴方ならどんな人と一緒にいたいですか?
 一緒に泣いてくれる人ですか?黙って見守ってくれる人ですか?それとも
冷たく突き放してくれる人ですか?

 私だったらレミィと居たいです。子供をあやすように、話を聞いてくれて、
ことわざで勇気づけ、お約束のボケで笑わせてくれる…。
 というわけで、一レミィファンとして、レミィがアメリカに帰る為に朝帰りしてから、
学校へ再び通うことになるまでの話を、独断と偏見をもって勝手に想像しました。
改めて見ると、とってもハズカシイ文章ですけど、
まぁそこは若気の至りということで許してやって下さいませ。

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「タダイマ…」
「………」
「タダイマ…誰かいないの?Dad…Mum…Cindy?」
「Lemmy…」
「Cindy!」
「おかえりなさい、Lemmy。でも、もう遅いの…DadとMumは行ってしまったわ。
朝帰りするような子は、もう自分の娘ではないって…」
「ごめんなさい…Dad…でもアタシ、後悔してないヨ。
だって、ヒロユキの温もりを感じられたもの。体の温もりも、アタタカイ心モ…」
「話して、Lemmy。彼のどんなところが好き?」

「アタシの好きなヒロユキ…はじめはseriousな男の子だと思ってた。
でもあの日、迷子の男の子をおぶってるヒロユキを見て、この人は子供達に夢を…心の温もりを
与えられる人だって思ったヨ。ダカラ…もっとヒロユキを知りたい…
ヒロユキにもアタシの元気を分けてあげたい…そう思ったケド…」
「そう思ったけど?」
「そう思って、ヒロユキに元気をあげてたつもりだったのに、
ほんとは元気をもらってたのはアタシの方だったの。
そう気付いたとき…アタシ…どうしてもヒロユキの…運命の人のキモチを確かめたかった、ダカラ…」
「Lemmy、そうじゃないの…あなたとヒロユキは、お互いの心の温もりを分かちあったの。
それが、恋なの。お互いを大切に思う気持ちが、二人の絆を確かなものにしたのよ」
「Cindy、アタシもうヒロユキと離れたくナイヨ。『去る者日々に疎し』なんてヤダヨ
…グスッ…ヒロユキ…ウグッ…ウグッ…」

「泣かないでおくれよ、Wendy」
「Dad!?」
「Dad?違うよ。Peter Panさ!さあ、Wendy、泣いてないで僕と一緒に笑おうよ。
『笑う門には福来る』って言うだろ」
「Dad!ヒドイヨ、嘘ついたりして…」
「Lemmy…ここはNever Land、心に願うことは何でも叶うさ。
さあ、Lemmy…君の願いは何だい?」
「…アタシはヒロユキとずっといっしょに居たいデス…ずっと…ずっと」
「OK、その願い、叶えよう。『朋友は六親に叶う』ダ」
「ホウユウハ、リクシンニカナウ…よい友達はFamilyと同じくらいに、大切
…Oh!Thanks Dad!!」
「よかったわね、Lemmy」
「Thanks Cindy」

(ヒロユキ…また明日、学校でね I Love you,Hiroyuki.)
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