『甘い薬』 投稿者:
今日も瑠璃子さんと肌を合わせる。

達する時、お互いの身体にちりちりとした快楽が疾る。
全身が震え、意識が壊れる。
残る感覚は、握り合った手のひら、と、重ねあった唇。
余韻に浸ることはしない、ただその快楽を貪り続ける。
尽きるまで。


行為が終わった後、疲れて僕は寝てしまっていた。

頭を撫でられてる感触。
・・・目を覚ます。
となりには、彼女がいる。
起こしてしまったからか、申し訳なさそうに僕の顔を覗く。
薄い空色の瞳。
注射の針が見えた。
僕は微笑み、彼女を腕で引き寄せた。
彼女は、僕の腕の内に。

温かくて、甘い匂い。


今日も瑠璃子さんと肌を合わせる。

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どうも、緑です。
また短いのを書いてしまいました。
結構、直球だなと思ってます、自分では。
久々野さんが月曜は見ると書き込んでたので、書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?

言わなくてもされるでしょうが、復帰をお待ちしています。

それでは。