歌劇「赤ずきん」『痕編』第二幕 投稿者:まさた
歌劇:赤ずきん『痕偏』    脚本/監督:まさた

『第2幕:オオカミ』

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
            :
語部/楓    :「… むかしむかし、あるところに赤ずきんと呼ばれる女の子がいました。
            : 赤ずきんはとても可愛らしく素直な良い子でした。ある日、赤ずきんは
            : 隣村の病気のおばあちゃんのことろへお見舞いに行くことになりました。
            : しかし、その途中で赤ずきんは悪いオオカミと出会いました。オオカミ
            : は赤ずきんのことを食べてやろうと企みました。そんなこととは知らな
            : い赤ずきんは、不注意にも自分の行き先を教えてしまったのでした 」
語部/楓    :「… さてさて、これからいったいどうなるのでしょうか ? それでは、
            : ゆっくりと劇をお楽しみ下さいませ … 」
            :
            :
            :
            :< 祖母登場。舞台中央のベットに入る >
            :
            :
祖母/梓    :「… おお、私は赤ずきんのおばあさん。いま病気を患っていて、体が思う
            : ように動かすことができないんだ。ゴホゴホ、どうしたらいいんだぁ 」
            :
            : コンコン (扉が叩かれる音)
            :
祖母/梓    :「… ん ? 誰か来たのかな ? 誰だい、誰が来たんだい ?」
            :
            :
            :< 狼登場。舞台端の扉の外に立つ >
            :
            :
狼/千鶴    :「 おばあさん、おばあさん。私です、赤ずきんですよ 」
祖母/梓    :「 うん? 赤ずきんか ? いっやー、よく来てくれたねぇ 」
狼/千鶴    :「 はい、おばあさんが心配で来たんです。早くここを開けて下さいな 」
祖母/梓    :「 そうだね。でも、赤ずきん、その声はどうしたんだい ? まるで、イボ
            : ガエルを絞めたような声を出して 」
狼/千鶴    :「 イボ … !(……ちょっと梓、そんなの台本にないでしょう ?)」
祖母/梓    :「( いいじゃん、千鶴姉ぇ。役者たるものアドリブも必要だぜ )… どう
            : したんだ、赤ずきん。何とか言ったらどうなんだ 」
狼/千鶴    :「(… くっ)… そ、そんなことないわよ。この可愛らしい声は、赤ずきん
            : の声でしょう ? ほら ? ララララ〜〜 」
祖母/梓    :「(… ぷっくっく)… そ、そうだなぁ〜。確かに赤ずきんの声だ 」
狼/千鶴    :「 ねぇ、そうでしょう ? だから、ここを開けて下さいな、おばあさん 」
祖母/梓    :「 うん、じゃあ、いつものモノマネをやってくれよ 」
狼/千鶴    :「 モノ…( ちょっ、ちょっとアズサ。こんなことまでさせないでよ !)」
祖母/梓    :「 私は赤ずきんのあのブタのモノマネが好きなんだよなぁ〜 」
狼/千鶴    :「( ちょっと、アズサってばっ!!)」
祖母/梓    :「 赤ずきんなら出来るよなぁ〜。それとも赤ずきんじゃないのかなぁ〜 」
狼/千鶴    :「………」
祖母/梓    :「… んん〜。どうしたのかなぁ〜〜 」
狼/千鶴    :「……… ぶ、ブウ …」
祖母/梓    :「 どわははははははははははははははっっっーーーーーー!!!」
狼/千鶴    :「………」
祖母/梓    :「 うひゃっ うひゃっ うひゃひゃひゃ〜〜。ひぃ、く、苦しいぃぃ〜 」
狼/千鶴    :「…… あ、梓。ほら、開けてちょうだい 」
祖母/梓    :「 あ、ああ。うわっははは、いひひひ〜 」
            :
            : カチャリ (扉の鍵が開く音)
            :
            : バキッ ドガッ ガコッ ボカッ ドゴッ ベキッ ゴカッ !!!
            :
            :
狼/千鶴    :「…… ふぅ♪ さて、赤ずきんがそろそろ来る頃ね。フフフ、楽しみねぇ 」
            :
            :
語部/楓    :「… まんまとおばあさんに、オオカミは成りすますことができました。
            : さて、いったい赤ずきんの運命は、どうなってしまうのでしょうか ?」
語部/楓    :「… おや、そうこうしているうちに、赤ずきんが来てしまったようです 」
語部/楓    :「 それでは、続きを見てみることにしてみましょう ……」
            :
            :
            :
赤頭巾/初音:「… あれ? 梓お姉ちゃん。邪魔だから、あっちに行っててよ。 ゲシ!」
祖母/梓    :「 あぅぅ …」
            :
            :< 祖母退場 >
            :< 赤ずきん登場。舞台中央を来る >
            :
            :
赤頭巾/初音:「 こんにちは〜、おばーさん。可愛い赤ずきんが来たよぉ 」
狼/千鶴    :「 ああ、赤ずきん。よく来たわね。待ちくたびれていたわよ 」
赤頭巾/初音:「 ごめんなさい、えへ。途中、綺麗なお花畑があったから、寄り道しちゃ
            : ったのぉ 」
狼/千鶴    :「 まあ、そうなの。でも、本当に良く来てくれたわねぇ。私は嬉しいわよ 」
赤頭巾/初音:「 てへへ。待っててね、おばあちゃん。いまお菓子を出すからね 」
狼/千鶴    :「 ふふふ、それはいいのよ、赤ずきん。それよりも、こちらへおいで、
            : 赤ずきん 」
赤頭巾/初音:「 え? どうしてぇ? 先にお菓子を袋から出すよぉ 」
狼/千鶴    :「 いいから、いらっしゃい。私は赤ずきんとお話をしたいの 」
赤頭巾/初音:「 え、お話 ? あ、いつものおばあちゃんのお話タイムね。わかったわ、
            : おばあちゃん。… それで今日はどんなお話をしてくれるのぉ ? 」
狼/千鶴    :「 うふふ、それはねぇ。とっても楽しいお話よ、フフフ 」
赤頭巾/初音:「 それじゃあ、赤ずきん、ヤタもん。教えてくれないと行かないもん  」
狼/千鶴    :「 なっ ! …まあいいわ。そうねぇ、『せばすちゃんとことり』を読んで
            : あげるからおいで、ねぇ 」
赤頭巾/初音:「 それこの間、読んでくれたよぉ。違うのがいい 」
狼/千鶴    :「 それじゃあ、『あの素晴らしい愛をもう一度』を読んであげるから、
            : こちらにおいで、さあ 」
赤頭巾/初音:「 それも何度も読んでもらっているよぉ。もっと違うのがいい 」
狼/千鶴    :「(… ピク)…そ、そう。それじゃあ、何がいいのかしらねぇ?」
赤頭巾/初音:「 おばあちゃん。それだったら赤ずきん、『千鶴さんにおまかせ☆』が
            : いいなあ。ねぇ、いいでしょう ? 」
狼/千鶴    :「 え? ……って。ダ、ダメよ、あれは読んでも面白くないわ 」
赤頭巾/初音:「 えぇ〜〜〜、なんでぇ。おばあちゃんだって、笑い転げていたじゃない
            : のぉ。どうしてダメなのぉ ? 」
狼/千鶴    :「 あ、梓がねぇえ。そ、そおぅ。……と、とにかくダメよ !」
赤頭巾/初音:「 それじゃあ、赤ずきん、おばあちゃんのところに行かないっ 」
狼/千鶴    :「 ね、ねぇ。それじゃあ、シ、シンデレラを読んであげるから、こちらに
            : おいで、赤ずきん 」
赤頭巾/初音:「 ヤダもん、ヤダもん。『千鶴さんにおまかせ☆』じゃなきゃ、赤ずきん
            : ずぇぇ〜〜〜ったい、行かないもん !!」
狼/千鶴    :「(… ぐっ……ぐぐっ)…… わ、わかったわ。… だ、だから、いらっ
            : しゃいな、あ、赤ずきんちゃん …… 」
赤頭巾/初音:「 わぁ〜〜〜い、やったぁ。おばあちゃん、だぁ〜い好き !!」
            :
            :
語部/楓    :「… こうして赤ずきんは、ついにオオカミの口車にのってしまいました。
            : オオカミは心の中で”しめしめ、うまくいったぞ!”と喜んでいます。
            : そんなことを何も知らない純粋な赤ずきんは、どうなってしまうので
            : しょうか …… 」
            :
            :
            :< 赤頭巾、オオカミの寝ているベットに腰を下ろす >
            :
            :
赤頭巾/初音:「 おばあちゃん、おばあちゃん。早く読んでよぉ、早くぅ 」
狼/千鶴    :「… う…うぅ。じゃ、じゃあ、読むわねぇ ………『 むかし、あるところ
            : にそれは美しい女性がいたそうです。… 彼女の微笑みは天使の微笑み。
            : 彼女の声は鈴の音のような美声で …… 』」
赤頭巾/初音:「 おばあちゃん、おばあちゃん。何のお話を読んでいるのぉ ?」
狼/千鶴    :「 だっ … だから、『千鶴さんにおまかせ☆』を …… 」
赤頭巾/初音:「 全然、違うよぉ。そんなこと、これっぽっちも書いていないじゃない !」
狼/千鶴    :「 こ、これっぽっち …… そ、そうかしら …… ?」
赤頭巾/初音:「 そうだよぉ! だって、そんなこと絶対にあるはずないもん !!」
狼/千鶴    :「(… ぐぐっ ……)… で、でもね、赤ずきんはこのお話の、どんなとこ
            : ろが好きなのかなぁ ? ちっとも面白くないと思うのだけれども …?」
赤頭巾/初音:「 えーとね。やっぱり、ドジでボケててオッチョコチョイでねぇ 」
狼/千鶴    :「 そ、そうかしらねぇ。私は千鶴さんってそんな人じゃないと思うけどぉ 」
赤頭巾/初音:「 やだなぁ。おばあちゃん、もうボケ老人になっちゃったのぉ。ほらぁ、
            : ここに書いてあるじゃない、ここに ! ここに、ね !?」
狼/千鶴    :「(… ピクク …)…う、ううん、そうねぇ。書いてある気もするわねぇ 」
赤頭巾/初音:「 それにぃ、まともな料理がぜんぜん出来ないんっだってぇ、クスクス ☆
            : 笑っちゃうよねぇ〜〜 」
狼/千鶴    :「(… ピクピクッ …)… そ、そう ?」
赤頭巾/初音:「 ほらぁ、ここでも貧しい胸のことで、妹さんにお茶碗とかボウルに喩え
            : られているよぉ、クスクスクス 」
狼/千鶴    :「 あ、あんただって胸なんか無いじゃないの !」
赤頭巾/初音:「 だってぇ、赤ずきんはまだ子供だもんっ 」
狼/千鶴    :「(… ぐ … うぐぅ …)」
赤頭巾/初音:「… ねえねえ、おばあちゃん。この千鶴さんって『年増』だって言われて
            : いるけどぉ、年増ってどういう意味なのかなぁ〜?」
狼/千鶴    :「(… ピクピク ……)… そ、それはねぇ、綺麗って意味なのよ〜〜 」
赤頭巾/初音:「 うっそだぁ〜。赤ずきん知ってるもん、年増って『行き後れ』って意味
            : でしょう〜??」
狼/千鶴    :「 ちがうわよ !! 娘盛りの年頃が過ぎただけよっ !! 」
赤頭巾/初音:「 なぁーんだ。おばあちゃん知っているんじゃない。やっぱり、伊達に
            : 年を取っていないのね ☆」
狼/千鶴    :「(… ピク … ピクピク …)」
赤頭巾/初音:「… ねえねえ、おばあちゃん。それじゃあ、この『寸胴』ってのはぁ ?」
狼/千鶴    :「 ずん …… そ、それはねぇ 」
赤頭巾/初音:「 ウソ言っちゃヤダよぉ 」
狼/千鶴    :「(… ぐぐぐ )… それは。ど、胴と腰が、お、同じ太さって、意味よ 」
赤頭巾/初音:「 そうなんだぁ。ねえねえ、それじゃあこの『偽善者』てのはぁ ?」
狼/千鶴    :「………」
赤頭巾/初音:「 ねぇねぇ、教えてよぉ。この、千鶴さんの偽善者ってぇ 」
狼/千鶴    :「………… ブチッ …!!」
赤頭巾/初音:「…… あ …」
狼/千鶴    :「… ウフ … ウフフフ。ちょっとお痛が過ぎたようね、初音ちゃん …」
赤頭巾/初音:「… あは、あははは(…ちょっと、やり過ぎたかなぁ〜)… ははは …」
狼/千鶴    :「…… フフフ。少し痛いお仕置きが必要のようね …」
赤頭巾/初音:「… あははは。… クスクス ☆ で〜〜もねぇ、こうするとどうかなぁ ?」
            :
赤頭巾/初音:「 キャャャャャャァァッッッッッ !!!!」
猟師1/耕一:「 むっ!? 女の子の悲鳴だ !」
            :
            :
            :< 猟師1登場。舞台中央に来る >
            :
            :
猟師1/耕一:「 どうしたんだ、赤ずきんちゃん !!」
狼/千鶴    :「 うるさいわね !!」
            :
            : バキッ !!
            :
猟師1/耕一:「 あぐぅ !!」
            :
            : ひゅるるるるるるるっっっっっ ……………… ―――――――――――
            :
            :
            :< 猟師1、ぶっ飛びながら退場 >
            :
            :
猟師2/柳川:「 なにやっているのだ、情けないヤツめ 」
            :
            :
            :< 猟師2登場。舞台中央に来る >
            :
            :
猟師2/柳川:「 おいコラきさ ……」
狼/千鶴    :「 引っ込んでなさい !!」
            :
            : ドゴッ !!
            :
猟師2/柳川:「 うがっ !!」
            :
            : ひゅるるるるるるるっっっっっ ……………… ―――――――――――
            :
            :
            :< 猟師2、ぶっ飛びながら退場 >
            :
            :
赤頭巾/初音:「………」
赤頭巾/初音:「………」
赤頭巾/初音:「…… ね、ねえ、千鶴お姉ちゃん。これってば、お芝居だよねっ、ねっ 」
狼/千鶴    :「… そうね 」
赤頭巾/初音:「 初音ってお芝居うまいでしょう ? みんなに誉められるんだぁ 」
狼/千鶴    :「… そうね」
赤頭巾/初音:「… は、初音はねぇ、赤ずきんのお話って、とーても好きなの。だって、
            : 赤ずきんちゃんって可愛いからねっ 」
狼/千鶴    :「… そうね」
赤頭巾/初音:「 でもね、いちばん好きなのは、オオカミに食べられちゃった赤ずきんが、
            : 猟師さんに助けられるでしょ ? あそこって、感動して涙がでちゃうん
            : だよね。ねっ、千鶴お姉ちゃんもそう思うでしょう ?」
狼/千鶴    :「………」
赤頭巾/初音:「…… お姉 … ちゃん ?」
狼/千鶴    :「…… ウフフ、初音。あなたは知らないのね、物語の赤ずきんを …」
赤頭巾/初音:「… え? お姉ちゃん …??」
狼/千鶴    :「… フフフ。赤ずきんちゃんはね、オオカミに食べられてしまって、それ
            : で、おしまいなの。猟師も誰も助けになんか、来ないのよ …… フフフ」
            :
            :
            :
語部/楓    :「… こうして、赤ずきんはオオカミに食べられてしまうのでした。さよう
            : なら、赤ずきんちゃん。あなたのくれた教訓は、私たちの心にいつまで
            : も残り続けるでしょう 」
語部/楓    :「… これで、歌劇「赤ずきん」第2幕を終了致します。本日は皆さま大変
            : お忙しいところをご来場頂きまして、誠に有り難う御座いました。お忘
            : れ物の無いよう、足元にお気を付けながらお帰り下さいませ。本日は
            : どうもありがとうございました …」
            :
            :
赤頭巾/初音:「… か、楓お姉ちゃ〜〜ん。た、助けてぇ〜〜(涙)」
語部/楓    :「… こっちに来ないでよ。巻き添えくうでしょ! バキッ !!」
赤頭巾/初音:「 あぅ〜〜 ………」
            :
            :
            :
            :< フェードアウト >
            :
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
<キャスト>
赤頭巾―――――柏木初音
狼―――――――柏木千鶴
祖母――――――柏木梓
母親−―――――日吉かおり
狩人1―――――柏木耕一
狩人2―――――柳川警部補
語部――――――柏木楓


脚本/監督―――まさた
提供――――――leaf

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ま「 どうも、まさたです。赤ずきんの第2幕をお届けします 」
か「 Foolさま、いかがだったでしょうか ?」
ま「 今回はちょっと監督不行があったと思う」
か「 そうねぇ、これで、柏木四姉妹ファンを敵に回したわね 」
ま「 ぐぐ … や、やっぱりそうかなぁ(汗)」
か「 そうね。きっと明日は三流ゴシップ紙を騒がしていることでしょうねぇ 」
ま「 ま、まさか … いやあ、そこまでは …… 」
か「 ふっ、アマイわねぇ。柏木四姉妹ファンはリーフ○園と称した野党を組み、日々
     日頃からお互いの技を競ってんの。彼らの力は国連なんか足元にも及ばないのよ 」
ま「 そ、そうなのか …… 」
か「 そう、一説ではかの某国大統領を暗殺したもの、実は彼らの仕業だったと …… 」
ま「 あ、あのJ・○・Kをか!!」
か「(…コクン)」
ま「…… どうしよう(涙)」
か「… まあ、骨は拾ってあげるわよ 」
ま「… うう、いやだぁ〜〜〜 死にたくなぃぃ〜〜〜っっ !!( ゴロ ゴロ ゴロ …) 」
か「 ええい、うっとうしい ! バキッ !! 」
ま「 あうぅぅ(涙)」
か「… とまあ、馬鹿は放っておいて、感想のコーナーですね 」

【UMA(うま)さま】『ゲーマー、耕一のある日常(波動編)』
 元ネタに関してあまり詳しくないものですから、十分に楽しめた自信はないですが、
 波動レベルが高いという表現がみょーに笑えました(笑) なんとなく、この感性は
 好きです。そいえば、スーチーパイって麻雀ゲームじゃなかったでしょうか ?

【久々野彰さま】『私、馬鹿だから…』
 久々野さまの事を知らずに、こう言うのは間違っていますが、作品に込められている
 気持ちを自分なりにとらえたうえで言います。私も同じに思っています。
 それと、この即興コーナーのあるべき姿は賛同します。やっぱり、もっと明るく楽しく、
 そんな風に行くべきです。楽しくやっていきましょう(笑)
『Lメモ超外伝SP10』
 どちらが学園の平和の使者になるのか、細やかな楽しみにさせてもらいます(笑)
 とはいえ、いまのままでも十分に平和かも知れませんが…(汗)
 それと、タイトルはあれで良かったですか ? もし、不都合があったら、言って
 下さいな。直しますので(笑)
 …… 元気を出して下さいな。

【智波さま】『優しさの結末 二日目 午後』
 新たな鬼の誕生 …… いえ、自分たちが知らなかっただけの存在でしょうか。この
 悲愴の色に染まっている彼は、いったいなんの為に己を ? そして、彼の裏の彼である
 鬼の覚醒は、呪縛からの開放なのか、それとも自己の死なのか ? うむむ、気になり
 ます。次回を楽しみにしてます。

【きたみちもどるさま】『三校史演義−第1章−』
 一国の首相たる存在でそんな発言する方もする方だけど、それを真に受けて学校を
 荒らしまくる方もまくる方ですね(笑) でも意外と、それでのし上がったヤツの方が、
 今のアンパン首相の橋龍よりもマトモかも(汗) でも、確かこの学校だけじゃないん
 ですよね、こんなこと考えているのは(笑) 続き、楽しみにしています。

【春夏秋雪さま】
 初めまして、こんにちは。まさたと申します。つたない小話書きですが、ここには
 ちょくちょく顔を出していますので、お見知り置きを(笑)
『美』
 雰囲気抜群ですね。狂気に魅入られた者の美意識。尋常ならざるモノに酔いしれる
 エクスタシー。読んでいて、柳川の喜びの笑いが聞こえてきそうです。
『クローバー』
 待ち・希望ですね。しわしわになっても持っているそのクローバーは、ひろゆき君に
 とって宝物。それを貰った琴音ちゃんは、何を思ったのかな ? そのクローバーが、
 琴音ちゃんにとって幸せの証になれば良いなと思います。

【OLHさま】『夢シリーズ』
 心が優しさで一杯になりました。「よかったな」この一言が、読み終えてみて出てきた
 言葉です。しばらくゆっくりと、余韻を味っています。
 まず、「外側」で志保の悔しさ・悲しさ・優しさが、伝わってきました。正直、もっと
 もっと言いたいことがあるだろうに、たとえどんなに時間を掛けてでも伝えたいことが
 あるだろうに、と思いました。そんなとき、マルチの目覚め、志保の遺書。はっきり
 言いまして、感動しまくりましたよ、これは(笑) そして、マルチの見た夢。
 くうぅぅ、泣かせてくれます。上手く言葉で表現出来きれないのが、私の未熟な限り
 なのですが、本当に良かったです。ひと休憩されたら、またいいお話書いて下さいね。
 楽しみにしていますので(笑) ではでは。

【ゆきさま】『メタオの逆襲』
 ルカくん、そういう誤解はほどほどにして下さい(笑) … しかし、凄い展開になって
 来ましたね …。再び、ですね? 熱血バトルもの、楽しみにしています。けど、何を
 やらせても、初音ちゃんは強いなぁ…(笑)


か「 と、こんなところです。本当にみなさん、いい作品をありがとうございます 」
ま「 本当です。いつも楽しみにさせてもらっています 」
か「 あら、元に戻ったのねぇ 」
ま「 おう、やっぱり作品を読むと元気が回復するみたい。僕の元気の元なのさ 」
か「 あーそう。まあ、いいけどねぇ 」
ま「 あはははは 」
か「 まあ、何はともかく、みなさんまたお会いしましょう 」
ま「 またね 」