歌劇「シンデレラ」『痕偏』第3幕 投稿者:まさた
 歌劇:シンデレラ『痕偏』    脚本/監督:まさた

『第3幕:舞踏会』

――――――――――――――――――――――――――――――
            :
語部/初音  :「…お城の中は、とてもにぎやかでした。聞いたこ
            :ともない美しい音楽、食べたこともない美味しい料
            :理。そして、人々はみんな綺麗なドレスや衣装を身
            :に着け、楽しく踊っていました」
            :
            :
            :<シンデレラ登場。ふらふらと舞台中央に来る>
            :
            :
シンデ/耕一:(……何故…)
シンデ/耕一:(…俺だけがこんな目に……??)
シンデ/耕一:(…………)
語部/初音  :(…お兄ちゃん…頑張って……)
シンデ/耕一:(…あ、ああ……今はお芝居に集中しないと……)
            :
            :
シンデ/耕一:「……コホン…」
シンデ/耕一:「ああ、私はついに、夢にまで見たお城の舞踏会に、
            :やってきたのね。…みんな楽しそうに踊っているわ。
            :私もはやく素敵な王子さまと一緒に、踊ってみた
            :い! 踊ってみたいわ!!」
            :
継母/千鶴  :「……おほほほほ。あなたが王子と踊るなんて笑止
            :ですわねぇ?」
            :
            :
            :<継母、義姉たちと登場。シンデレラに近づく>
            :
            :
継母/千鶴  :「残念ですけれども。王子と踊るのは、私の可愛い
            :娘たちと決まってますのよ、ほほほ」
義姉1/梓  :「…ようっ、耕一! ……って、ちょっとやつれたん
            :じゃないか?」
義姉2/楓  :「……本当です。少し顔色がお悪いようですが……」
シンデ/耕一:「あはは、はははは、ちょっといろいろあってね…」
義姉2/楓  :「…大丈夫…ですか?」
シンデ/耕一:「ああ、大丈夫だよ、ありがとう楓ちゃん…」
継母/千鶴  :「梓、楓!! おしゃべりはそこまでにしておきなさ
            :い! それに、ちょっとそこのあなた。気軽に私の
            :娘たちに話し掛けないでくれませんこと? 大事な
            :王女さまになる身なんですから、ねぇ?」
シンデ/耕一:「ははは(のってるなぁ)。申し訳ありません」
継母/千鶴  :「まあ、よろしいですわ。それより、あなたも綺麗
            :なドレスを着てらっしゃるわねぇ。…純白で…美し
            :くて……フフ、せっかくの素敵なドレスが、赤い血
            :の色で染まってしまうのは、私も忍びないですわ」
シンデ/耕一:「………はぁ?」
継母/千鶴  :「…ホント、殺してしまうのがもったいないくらい
            :……ねぇ、耕一さん……?」
シンデ/耕一:「ビクゥッ!! ハ、ハイ、もったいないですっ!!」
継母/千鶴  :「ねぇ、私の娘たちは王子と踊りたいの…わかる?」
シンデ/耕一:「わ、わ、わかります!! 」
継母/千鶴  :「ウフフ……あなたって良い子ね……。お姉さんね、
            :あなたみたいな子、好きよ……」
シンデ/耕一:「アハ、アハハハ……きょ、恐縮です…」
継母/千鶴  :「……でもね、物分かりの悪い子って嫌いなの……
            :殺してしまいたいくらいに……」
シンデ/耕一:「わ、わかってますぅ!!」
継母/千鶴  :「あら…そう? 本当にあなたって良い子ね、フフフ」
            :
            :
語部/初音  :「……そうです。今日はただの舞踏会ではないので
            :す。王子さまの花嫁さまを決める、大切な日だった
            :のです」
            :
シンデ/耕一:「…ぜぇ、ぜぇ…。千鶴さんって恐すぎるぅ! これ
            :じゃあ王子とは踊れないよぉぉぉっ!!」
声          :「…クスクスクス。大丈夫よ、柏木君。今のは単な
            :る千鶴さんの演出だからっ」
            :
            :
            :<王様登場。シンデレラに近づく>
            :
            :
王様/由美子:「心配しなくても大丈夫よ。ちゃんと王子さまが、
            :あなたをダンスパートナーに指名することになっ
            :ているんだから」
シンデ/耕一:「…小出さん!? ……あっはっは、そうか。そうだ
            :よね、これはお芝居だからね」
王様/由美子:「ウフフ、そうよ。千鶴さんの演技も迫真に迫って
            :いたけど、柏木くんの顔も『まさに恐怖に張り付い
            :ていたぁー』って感じだったわよぅ?」
シンデ/耕一:「ははは、いや、実はその通りだったんだけどもね。
            :でも、良かったよ、小出さんが王子様で。一時は、
            :ちゃんとお芝居になるのかどうか、心配していたん
            :だよ」
王様/由美子:「え? 柏木くん。私は王子様じゃないわ、王様よ、
            :ほらね?」
シンデ/耕一:「ええ!? あ、本当だ。でも、そうすると、王子様
            :って一体……?」
声          :「相変わらずのマヌケ面だな、柏木耕一! 王子はこ
            :の私だ!!」
            :
            :
            :<王子登場。シンデレラに近づく>
            :
            :
シンデ/耕一:「…お、お前、柳川!!」
王子/柳川  :「ほう、私の名前を覚えていられるくらいの脳は、
            :持ちあわせていたらしいな……?」
シンデ/耕一:「なにぃ!!」
王子/柳川  :「…フッ。しかし、見下げた奴だな、きさまは……」
シンデ/耕一:「なんだと!」
王子/柳川  :「恥さらしな奴だ、と言ったのだ。……何だ? その
            :情けない格好は?」
シンデ/耕一:「う、うるさい、格好のことは言うな!!」
王子/柳川  :「……どうやら私はきさまのことを、少し買い被り
            :しすぎていたらしい……。異性装で性的刺激など感
            :じるとは、同じ性的倒錯を持つエルクゥの血族とし
            :て、なんとも信じられん話だ。…きさまは、もっと
            :こう、好みを変える必要がある」
シンデ/耕一:「お、お前に俺のことを、どうこう言われる筋合い
            :はない。それに、これはお芝居でやっているんだか
            :ら……」
王子/柳川  :「…そう、例えば、相手を縛るとかだな。…うむ、
            :あれはいい、いいぞ! 狩猟者としての血がうずく
            :ことこの上ない。そうだ、きさまにも、あの快楽を
            :味あわせてやるとしよう……クククッ」
シンデ/耕一:「…ちょ、ちよっと待て、柳川。いったい何の話だ
            :……?」
王子/柳川  :「…? いまさら何を言っている。だから、同じ趣味
            :を持つ者としてだな……」
シンデ/耕一:「俺は、お前と同じ趣味なんか、持ってな・い!!」
王子/柳川  :「そうだったな。きさまは女装が趣味だったな……」
シンデ/耕一:「これは、趣味じゃあ、な・い!!」
王子/柳川  :「なに? では、それが普段の格好なのか…?」
シンデ/耕一:「な・ん・で、そうなるんだ!!」
            :
王様/由美子:「ええぇぇっ! ねえねえ、柏木くん。今の話、本当?」
シンデ/耕一:「ゆ、由美子さん…。いまの会話の内容…ちゃんと
            :聞いていて、くれていたんですか……?」
義姉1/梓  :「…でも、耕一ってば、その服装がミョーに似合っ
            :ているからな……」
シンデ/耕一:「アズサ!! お前は、余計なことを言うな!!」
義姉1/梓  :「だ…だってよう……」
義姉2/楓  :「………耕一さん…………不潔です……」
シンデ/耕一:「か、楓ちゃんまで……誤解だようぅぅ…」
義姉2/楓  :「…………でもぅ…」
義姉1/梓  :「…………やっぱり…」
王様/由美子:「…………そうよねぇ…」
継母/千鶴  :「……やはり、殺しておくべきだったのかしら……」
シンデ/耕一:「…………」 
            :
            :
            :<シンデレラ、舞台中央で後ろ指を差される>
            :
            :
王子/柳川  :「………フッ。見苦しいな、柏木耕一。素直に認め
            :たらどうなんだ?」
シンデ/耕一:「や、や、柳川! お前なあ!!」
王子/柳川  :「それよりだ。この後、きさまは俺と踊ることにな
            :っているのだが……」
シンデ/耕一:「お前と踊るだと? いまさら、そんなことやってら
            :れっかよ!!」
王子/柳川  :「………では、どうするというのだ?」
シンデ/耕一:「決まっているだろう! こんなお芝居なんか、止め
            :てやるッ!!」
王子/柳川  :「…ほぉ?」
            :
            :
            :<シンデレラ、退場しようとする>
            :
            :
語部/初音  :「おっ、お兄ちゃん、待って!!」
シンデ/耕一:「…初音ちゃん」
語部/初音  :「……お兄ちゃん…お芝居やめちゃうって、本当?」
シンデ/耕一:「……ゴメン、初音ちゃん……」
語部/初音  :「……ううん、わかっているよ、お兄ちゃん。……
            :だけど、やっぱり、ちょっと悲しいな…。お兄ちゃ
            :んと一緒にいられると思って、頑張って練習もして
            :きたから……」
シンデ/耕一:「……は、初音ちゃん…」
語部/初音  :「……お兄ちゃん…今度来た時は、また一緒に遊ぼ
            :うね? 向こうに帰っても、ビョーキしないよう気
            :をつけてね? あと、それから……」
            :
シンデ/耕一:(…こ、これは…)
シンデ/耕一:(…帰れない! ここで帰ったら…俺は悪魔だ!!)
            :
シンデ/耕一:「………初音ちゃん。なに言ってるんだよ、今のは
            :冗談だよ。ちょっと初音ちゃんをからかってみただ
            :けさ」
語部/初音  :「……えっ? お、お兄ちゃん……」
シンデ/耕一:「初音ちゃんが楽しみにしていたお芝居なのに、俺
            :が止めるはずないじゃないか」
語部/初音  :「…お兄ちゃん…それじゃあ……」
            :
王子/柳川  :「……クックック、決まったな。では、遠慮せずに、
            :楽しむがいい………死の乱舞を…な!!」
シンデ/耕一:「………あは…あははは…」
            :
            :
            :<シンデレラ、舞台中央で王子と踊り始める>
            :
            :

  リーフファイト98!!

******************************
                  不意をつかれた!!
******************************
            :
            :<1ターン。王子の先制攻撃>
            :
王子/柳川  :「しんでれらぁぁ、私と踊るのだぁぁ!!」
            :ブゥン!!と爪がシンデレラに襲いかかる!
            :
シンデ/耕一:「う、うわわぁぁ。あ、危ないッ!」
            :ヒョイ!と王子の攻撃をかわした。
            :
            :
            :<2ターン。再び王子の先制攻撃>
            :
王子/柳川  :「…フッ、ちょこざいな。これならどうだ!!」
            :ゴォウ!と唸りを上げて爪が振り下ろされる!
            :
シンデ/耕一:「ひいぃぃぃ! お、お助けぇぇ!」
            :ササッと王子の爪攻撃を避けた。
            :
            :
            :<3ターン。王子、喜びに酔いしれている>
            :
王子/柳川  :「クッハッハハハ。いいぞぉ、いいぞッ!!」
            :ブオォォ!と鬼の爪が空を切り裂く!
            :
シンデ/耕一:「あわあわあわ………アウッ!!」
            :シンデレラは王子の攻撃を避けきれなかった!
            :
            :ガコッ!! 痛恨の一撃!!
            :9999ポイントのダメージを食らった。
            :
            :シンデレラは倒れてしまった。
            :
******************************
                  戦闘に負けた!!
******************************

            :
            :
語部/初音  :「お兄ちゃん!!」
義姉2/楓  :「耕一さんっ!」
シンデ/耕一:「……あ、あまり…」
義姉1/梓  :「こ、耕一!!」
王様/由美子:「柏木くん!!」
継母/千鶴  :「……耕一さん……あなたの踊り、見事でしたっ!」
義姉1/梓  :「千鶴姉、こんなところでボケないでくれよ!!」
シンデ/耕一:「……揺らさ…な……」
王様/由美子:「そうです、死者はもっと優しく弔ってあげないと」
義姉1/梓  :「そうだぜ、千鶴姉!」
義姉2/楓  :「耕一さんは、まだ死んでいません!!」
義姉1/梓  :「あ……わりい…」
シンデ/耕一:「…いで………あぅ」
語部/初音  :「うぅ…おにいちゃん…」
義姉2/楓  :「…耕一さん……」
シンデ/耕一:「…………」
            :
            :
語部/柳川  :「……クックク。こうしてシンデレラは舞踏会で息
            :を引き取ったのだ。……そう、愛する者達に見守ら
            :れながらな………アッハッハハハハ」
            :
語部/初音  :「お、お兄ちゃんは、まだ生きているんだもん! そ
            :れに勝手に『語部』を名乗らないでよ!!」
王子/柳川  :「おっと、それはそれは失礼。…しかし。ふむ、ま
            :だ息があったか……ならばトドメを刺して…」
語部/初音  :「…!! だ、ダメ! そんなことさせないから!!」
王子/柳川  :「ハハハ、お前に何ができると言うのだ!? そこを
            :どけ。奴にエルクゥの何たるかを教えてくれる」
語部/初音  :「キャッ!」
            :
            :
            :………ゃん、じゃん、じゃん、じゃん
            :
王子/柳川  :「……? なんだ、この音は……?」
            :
            :じゃん、じゃん、じゃん、じゃん、じゃん、じゃん、
            :じゃん、じゃん、じゃん、じゃん、じゃん、じゃん、
            :
王子/柳川  :「…これは、半鐘…か? 火事か??」
語部/初音  :「……え? は、半鐘のおと…?」
            :
            :じゃん、じゃん、じゃん、じゃん、じゃん、じゃん、
            :じゃん、じゃん、じゃん、じゃん、じゃん、じゃん、
            :
語部/初音  :「…ッ!! そうだ、鐘の音だよ。12時の鐘の音!」
王子/柳川  :「これが、鐘の音だと? ふざけるな、馬鹿は休み休
            :み言え…」
            :
            :
            :<12時を知らせる鐘の音が鳴った>
            :
            :
王子/柳川  :「……ッ!! ば、バカな!! こんなふざけた鐘の
            :音があっていいはずなかろう…!」
            :
語部/初音  :「……ついに、12時を知らせる鐘の音がしてしま
            :いました。さあ大変です。急がないと、魔法が解け
            :て自分がシンデレラだということが、みんなにバレ
            :てしまいます」
            :
王子/柳川  :「お前ッ! 勝手に物語を進めるな!!」
            :
            :
            :<馬車登場。シンデレラに近づく>
            :
            :
馬車/響子  :「…はいはいはい。ちょいとゴメンなさいネ」
義姉2/楓  :「あ、響子さん」
馬車/響子  :「はぁい、みんな元気してた? 耕一君がまた倒れた
            :って言うから迎えに来たんだけど……あらあらあら。
            :ふーん、完全に白目むいちゃているわね」
義姉2/楓  :「は、はい。なんとかならないでしょうか?」
馬車/響子  :「残念だけど、私では無理ね。私には医学の知識な
            :んてないから。そのかわり、死んだら、盛大に一面
            :トップで記事にしてあげるから、ネ」
義姉2/楓  :「…そ、そんなの、結構です!!」
馬車/響子  :「あら、そう? 残念ね。まあ、いいわ。それじゃあ、
            :耕一君を連れて行くからね。……ったく、あんまり、
            :乙女に重労働させないで欲しいわ」
            :
            : ガシッ!
            : ずりずりずりずり……ガコッ!
            : …ずりずりずりずり……バコッ!!
            : ……ずりずりずり…………
            :
王子/柳川  :「…あ、ちょっと待て。おい、コラ!!」
            :
            :
            :<馬車、シンデレラを引きずりながら退場>
            :
            :
王子/柳川  :「おい、何だコレは? こんなのってアリか? ふざ
            :けた文章書くのにも程がある! こら、まさた! こ
            :の無能作家!! きさま、こんなオチをつけていい
            :と思っているのか!?」
            :
            :

  リーフファイト98!!

******************************
                  王子は作者の怒りに触れた!!
******************************
            :
            :<1ターン。作者の先制攻撃>
            :
作者/まさた:「…………」
            :カタカタカタ。キーボードを走らせ、「9999ポ
            :イントのダメージを食らった」と打ち込んだ。
            :
王子/柳川  :「な、なにぃ! そんな、馬鹿な……」
            :王子はワケのわからない攻撃を受けた。
            :
            :バキッ!!
            :9999ポイントのダメージを食らった。
            :
            :王子は倒れてしまった。
            :
******************************
                  戦闘に負けた!!
******************************

            :
王子/柳川  :「……き、きさまら……覚えていろ……ガク…」
            :
            :
            :<王子、瀕死の重傷で退場>
            :
            :
義姉1/梓  :「…………」
義姉2/楓  :「…………」
語部/初音  :「…………」
継母/千鶴  :「……王子さま…倒れてしまったわね……」
義姉1/梓  :「…………」
王様/由美子:「…………」
義姉2/楓  :「……これで、いいのかな……?」
語部/初音  :「…………」
義姉1/梓  :「…………」
王様/由美子:「……いいと…思います…けど……」
義姉2/楓  :「…………」
継母/千鶴  :「…………」
            :
            :
語部/初音  :「……あ、あのぅ。こうして、シンデレラは舞踏会
            :で踊れたんだと思います。そして、シンデレラは、
            :帰り際にガラスの靴を落としてしまいました。さて、
            :これから二人の結末はどうなるのでしょうか?」
語部/初音  :「…次回、最終幕『ガラスの靴』をどうぞご期待下
            :さい。これで、第3幕『舞踏会』を閉幕させて頂き
            :ます。それでは皆様、本日はお忙しいところ、どう
            :もありがとうございました」
語部/初音  :「…………」
語部/初音  :「………本当に…いいのかなぁ……?」
            :
            :
            :
シンデ/耕一:「……つ、続くの…? ……死に…たい……」
            :
            :
            :<フェードアウト>
            :
――――――――――――――――――――――――――――――
<キャスト>
シンデレラ―――柏木耕一
王子――――――柳川
王様――――――小出由美子
継母――――――柏木千鶴
義姉1―――――柏木梓
義姉2―――――柏木楓
馬車――――――相田響子
語部――――――柏木初音


脚本/監督―――まさた
提供――――――leaf(大うそ)

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こんにちは、まさたです。
相変わらず簡単な、感想です。


【Foolさん】
 こちらからも、今後もよろしくお願いします。
 さて、このシンデレラは絵本バージョンがベースです。と言っても
 小説の方は読んだことないので、詳しく知らないのです(大汗)
 今度、一度読んでみます、ハイ。
 それと、次回作に赤ずきんちゃんですか……。確か、赤ずきんちゃ
 んって言うと、マシンガンぶっ放して、手榴弾転がす、アレですよね?
 (↑ 違うって!!) うーん、ちょっと考えてみます(笑)

【Hi−waitさん】『笑』
 私は『雫』をプレイしたことがないので、十二分に楽しんだ自信は
 ありません。ですが、場の雰囲気は楽しめました(笑) 春の縁側
 で聞くローテンポの木魚のような感じです(意味不明)。

【ハイドラントさん】『十六の夢、一つの現実』
 ダークネスで陰鬱さがモチーフの作品ですね。もし、耕一くんが
 自己破棄できれば、彼にとっても幸せですが。誇大妄想と狂気
 に身をゆだねることになるのでしょうか? 真実が必ずしも現実
 的な正義ではないだけに、救いがないのが悲しいです。

【健やかさん】『SS戦隊”サクシャマン”』
 この道、回り道……なんてね(笑) ……つまり、これがいわゆる
 毒電波というヤツですね? 頭の中にビビッとくる……え、違う?
 日常のありふれた風景なので(ホントか?)、ポカポカの陽だまり
 で寝ているような気持ちになりたい、と思いたくなる作品でした。

【風見ひなたさん】『Lメモ外伝』
 外道メテオに非道バリヤ。こんな技はキチンと折り畳んで、ちゃ
 んと金庫にしまい込み、日本海溝に突き落としてほしいです(笑)
 でも、熱血しました。学園ものの王道は、熱血! 恋愛! 対決!!
 これらにつきます(笑)
 あと、『B・B』は、私の読み違いだったなら、申し訳ないです。
 ただ、自分の子供に好きな男の名前を付けていたものですから、
 狂気の沙汰の中でも人間としてのいとなみを求めているのかな?
 と感じたものですから。

【意志は黒さん】『雫 アナザー』
 白の世界を感じました。純白ではありません。ただの白い空間
 です。ですが、フラッシュのような光が不規則に輝くので、その
 たびに私は目をつぶります。そこは、虚無の世界。しかし、すぐ
 私には白の世界が飛び込んできます。

【久々野 彰さん】『Lメモ超外伝SP5&6』
 壁をよじ登るゴキブリが一匹、ハエ叩きによって撲滅されました。
 なぜか私事のような気がしてなりません。恐らく、そのゴキブリは、
 自分を叩きのめしたその男の眠るベットに、刺客を送り付けるで
 しょう(笑)
 燃えるシュチュエーションでした。次回作を楽しみにしています。

【kuramaさん】『俺のディナーを返せぇ!!』
 これって、もしかして、みんなで食べたんじゃないですか? まあ、
 マルチが食べていないのは、当たり前ですが(笑) しかし、推理
 って苦手なんですよね(汗) でも、こういった趣向がたまにあると、
 面白いですね。