マルチの場合 「マルチぃ、ちょっとこれワープロで打ってくれ」 「はいっ わかりましたっ」 「うーん」 ポチ 「えーとぉ」 ポチ ・・・あー、こりゃ俺が打った方が早かったな。 「もういいや、手書きでいいからパパッと書いてくれ」 「はいっ」 「できましたぁ!」 「・・・おいマルチ」 「はい、何ですか?」 「これちょっと読んでみ」 「えーとぉ・・・ すみません、パターン認識できません」 「自分で読めん物を、書くなぁ!」ぺしっ セリオの場合 「セリオ、これワープロでうっといて」 「−−かしこまりました」 カタタ、タタ、タタタタ・・・ 「−−できました」 「・・・よく考えてみればさ、あんたデータをそのまま出力できたんじゃないの?」 「−−はい、ドライバをダウンロードすればどのプリンタも使えますし、私単体でも出力可能ですが・・・ −−あまりおすすめできません」 「なんで?」 「−−私の美意識に反しますので」 「いいわよ、やってみてよ」 「−−では・・・」 ガー ゲレゲレゲレゲレ・・・ 「きゃぁ、その口から出てるのはなによ」 「−−だからおすすめできないといったのですが・・・」