今、私は柏木家の邸宅に来ています。 今は2人きり‥‥この時間を大切にしたい‥‥ (もういい加減面倒なので、Finと千鶴が2人きりとします) もうすぐお昼です。 千鶴お姉様が、お昼ご飯を作るからと言って、台所に行ったのは少し前の事です。 千鶴お姉様の手料理‥‥‥大変楽しみです。 ああ、千鶴お姉様の手料理を食べられる日が来るなんて‥‥ もう、死んでもいいかもしれません。(死ぬよ‥マジで‥) ああ!早く来ないかしら‥‥ そのような事を考えていると、 「おまたせ」 という言葉とともに、千鶴お姉様が戻ってこられました。 並べられた料理、一見おいしそうです。 おいしいんでしょう、千鶴お姉様は料理も得意なようです。 「おいしそうですね、いただきます」 一口頂きました。 ・ ・ ・ 意識が朦朧としています‥‥ でも、側に千鶴お姉様がいてくれている事だけはなぜだかわかりました。 丸一日、私が目をはっきりと覚ますまで‥‥ これが私の千鶴お姉様との一夏の思い出です。 臨床体験をしたのもこれが初めてでした。 ロリコン変態(フィン)は昨日から見ていません。