Finの物語14‥‥激闘!(極悪非道)浩之さんとの闘い 投稿者:フィン
この闘いは、最初から私(Fin)が不利でした‥‥
物理的な攻撃力ならば、肉弾戦、銃撃戦どちらも私の方がうえです。
しかし、今度の闘いは、そんな単純な物ではありません。
セバスチャンのように、力で排除する訳にはいかないのです。
そして、情報戦では互いに致命的な事柄を押えている為に、致命的な情報は使えませんでした。
私の情報は、もちろん彼の女性関係、証拠も押えておきました。
彼の情報は、うかつにも宣戦布告時に見せた私の本性です。
これは、(極悪非道)浩之さんを排除した後に、お姉様達とむふふな関係になる為には、知られてはならない事だったのです。
私が不利な点とは、私の知り合いはすべて彼の知り合いであった事です。
しかも、お姉様達は、(極悪非道)浩之さんの事を少なからず好いている‥‥
この事は、今の時点ではどうしようもなかったのです。

普段の嫌味の応酬。
これさえも私にとって不利でした‥‥
彼の口の悪さは、周知の事実でしたが、私はお姉様方の前で、あまり辛辣な事はいえません。

私は、ストレスがどんどん溜まっていきました。
私は、ストレスをもっぱらロリコン変態(フィン)を半殺しにする事で解消していました。
しかし、そんな普段からしている事をしても、たいした解消にはなりません。

ある日、とうとう私は我慢できなくなって、(極悪非道)浩之さんを裏山に呼び出しました。
もちろん、いざという時に埋めれる様に、裏山にしたのです。
私は丸一日待ちました‥‥
彼は来ません。
フラフラになりながら家に戻り、ロリコン変態(フィン)を軽く痛めつけ、隣を訪問しました。

もちろん、私は彼に文句をいいました。
しかし、彼はこう言うのです。
「しかたねえだろ、あかりのやつが寝込んじまったんだから」
私はその言葉を聞き、非常に衝撃を受けました。

し、しらなかった‥‥

まぁ、当然の事ですが私には大変ショックだったのです‥‥‥
その日以来、私は(極悪非道)浩之さんに攻撃を加えるの止めました。
少しばかり、彼も事も認めるつもりでした。
幸い、彼の方も何も仕掛けてきませんでした。

その日以来、前の通り日々が過ぎて行きます‥‥
そう、ロリコン変態(フィン)に対する暴行の度合いが増した以外は‥‥