Finの物語‥‥出会い〜痕 投稿者:フィン
私はFin、アフロでぃーて12歳‥つまりはけっこう美人な中学生です。
栗色のロングヘアー、スレンダーな体つき、そして‥‥百合な性格‥‥

私が初めてあの人に会ったのは、傘を忘れたあの日でした‥‥
「ねぇ、あなたどうしたの?」雨宿りをしていた時に声をかけられたんです。
あの人‥千鶴お姉様に‥‥
その後、傘を貸してもらい、半ば強引に住所を聞いて、次の日、その家に着きました。
そこで出会った、梓さん、楓お姉様、初音お姉様、従兄弟の耕一さん、みんないい人でした。
それから、私はその柏木家に度々出入りする事になったのです‥‥
そう、すべては偶然でした‥‥

度々お邪魔していると、いろいろな事がわかります。
初音お姉様は、それを聞いて嬉しそうにします。
耕一さんは、初音お姉様の事を「守ってあげる」と言っていました。
楓お姉様は、そんな耕一さんを悲しそうな目で見る事もあります。
梓さんは、その不愉快な思いを度々表に出します。
千鶴お姉様さえ、時々寂しそうな目で耕一さんの事を見ます。
そう、このお姉様たち(一部除外)は耕一さんの事が好きなのです!
私は、その事に気づき、ちょっぴり(思わず核の発射スイッチを思いっきり押したくなるくらい)嫉妬しました。

初音お姉様、私だけにそのやさしさをかけて下さい‥‥
楓お姉様、私だけには微笑みかけてください‥‥
千鶴お姉様、私にだけはその本心を打ち明けてください‥‥

それもかなわぬ夢‥‥
そう‥今は‥‥‥‥‥
そしてこれからも‥‥


初めての書き込み‥‥石を投げないでね?