クローバー 投稿者:春夏秋雪
「どうなんだよ!!」
パパが怒鳴る。
「違うって言ってるでしょ!!」
ママが泣きながら叫ぶ!!
やめてよ・・・・お願いだから・・・・
もう・・・・これ以上・・・・
「本当に琴音はオレの子供なのかよっ!?」

ズキッ・・・・

私を苦しめないで・・・・・

『クローバー』

学校帰りの公園。最近は私の指定席になったブランコに腰をかける。
私はいつもここに来る。
学校も家は居づらい。
帰っても、ママは私に話しかけてくれない。
パパは夜遅く帰って朝早く出るから顔を合わせない。
親しいクラスメイトもいない。

公園のブランコで子供たちが遊んでる。
今も私には作れない笑顔を持っている。
とても楽しそう。
母親が子供をつれて帰っていく。
凄く羨ましい。
・・・・・私もあんな頃があったのかな?

「・・・・・?」
ふと気づくと5歳くらいの子供がジーっと私を見ている。
「・・・・・ブランコ・・・・乗りたいの?」
コクンっ
大きな頭を縦に振る。
とても瞳が綺麗な子だった。

私はその子をずっと見ていた。
ただブランコに乗っている子を・・・
しばらくしてから一生懸命足をバタバタし始めた。
ブランコを漕ごうとしているらしいがブランコは動かない。
「・・・・・押してあげようか?」
私が言うと彼はジッとこっちを見つめて
「・・・うん」
と、頷いた。

ギーコ・・・・・
ギーコ・・・・・
ギーコ・・・・・

凄く久しぶりだった。
他人と接するのは・・・・
なんか嬉しいようで恥ずかしい気持ちが心地よかった。
「おれ、ひろゆき」
唐突にその子―――ひろゆき君―――が言った。
「お姉ちゃんは?」
「え?私?私は琴音って言うんだよ」
いきなりの質問に戸惑いながらも、ひろゆき君に答える。
すると、ひろゆき君はピョンとブランコから飛び降りて、
私の方に振り向いてポケットから何かを取り出して
私の方に突き出す。
「?」
「あげる」
そう言うと、ひろゆき君は私の手のひらにそれを乗せて
走って行った。途中で振り返って
「今日はありがとう!!琴音ネーチャン!!」
そう言って公園から消えていった。
私の手にはしわしわになった四つ葉のクローバーがあった。

                           《多分続かない》

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ハイというわけで、書いてみました。上記の通りたぶん続きません。(おい!)
けど、書いてほしいって奇特な方がいるのなら書くと思います。(おいおい)
しかし、駄文ですねぇ・・・・
一応、中学生の琴音ちゃんを書いたんですけど、意味ない文章になってる(泣)
久々野さんみたいにもっとうまく書きたいよぉ・・・・・・
こうなったら、オレも塔で修行しようかな?執事養成学校でもいいか?