放課後、廊下で雅史を見つけた。 「おい雅史。」 「あっ、浩之。」 「帰ろうぜ。」 「うん、いいよ。」 学校を出るとき、俺は雅史に聞いてみた。 「なあ雅史、あかりは?一緒じゃねーのか?」 「ああ、あかりちゃんはバイトらしいよ。」 「バイトォ!?」 あかりのやつ、バイトなんて始めたのか。 初耳だ。 「どこで働いてるんだ?」 「う〜ん・・・、場所ぐらいなら聞いたけど・・。」 「行ってみようぜ、今から。」 どこで働いているのか非常に気になる。 俺は、雅史とそのバイト先に行ってみることにした。 「このあたりだと思うんだけど・・。」 かなり町外れまで来た。 もう、人が住んでるかどうかも疑わしいほど奥地だ。 「本当にあるのかよ・・・。」 「たぶん・・、あっ!あれじゃない?」 雅史の指す方には、古い洋館があった。 不気味だ。 「なんだよここ・・・。」 玄関に来てみる。 「看板に何か書いてるよ。」 雅史が、看板の文字を読み上げた。 「雀鬼の館・・・。」 ・・・。 よくわからないが、入ってはいけない気がした。 「お・・・、おい、雅史・・・。帰・・・」 雅史は扉を開けていた。 「ごめんくださーい。」 「アホかおのれ〜〜〜〜!!!!」 「ん?どしたの、浩之?」 「どしたじゃねーよ!こんなとこ入る気かよ!?」 ぬっ。 中から突然、鎧を着た女が出てきた。 「!!!!!!!!!!」 俺はびびって腰を抜かす。 しかし、雅史は笑って。 「2人です。」 俺を連れて中に入った。 中に入るとあかりがいた。 「あ、浩之ちゃんに雅史ちゃん。」 「やあ、あかりちゃん。」 「2人とも、打ちなよ、ここ開いてるから。」 あかりは慣れた手つきで麻雀台を出し、麻雀パイを並べる。 俺はまだ事情がよくわからん。 「なあ、あかり・・。」 「なあに?浩之ちゃん。」 「・・・・ここは・・・なんだ?」 「雀鬼の館だよ。」 「そ・・・、そうか・・・。」 全然わからん。 しかし雅史は、 「3人打ち?それとも4人打ち?」 「う〜ん、今ルミラさん急がしそうだから3人で。」 雅史・・・、こーゆーとこ・・・よく来るのか・・・? 「はやく座りなよ、浩之ちゃん。」 あかりに麻雀台の前に座らされる。 「サイコロ振るね。・・・1、2、3・・・えーと、浩之ちゃん親だよ。」 俺はサイコロをわたされる。 「あ・・・、ああ・・・。」 どーやら麻雀をやらねばならないらしい。 ・・・まあいいか、やろう・・。 俺はサイコロを振った。 麻雀が始まって数分後、いきなりあかりがリーチをかけた。 「なんだよ、早いな。」 俺はなんとなく、「発」を切る。 「ロン!!」 あかりが叫んだ。 「へへへ〜、やったよ〜。」 あかりが自分のパイを見せる。 文字がたくさんあって、その他は1と9で統一されている。 ゲゲッ、こいつは国士無双だ。 あかり・・・、強い・・・。 「畜生、負けたぜ。」 俺は麻雀をバラす。 そこであかりが言った。 「浩之ちゃん。」 「なんだ?あかり。」 「脱いで。」 「・・・・・・・・は・・・・?」 「脱がなきゃ、浩之。」 雅史も言った。 「・・・・なっ・・・・なにを・・・・。」 二人同時に「脱いで。」 「・・・・・・・・・・・・。」 数試合後。 俺は全裸にされた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− あ〜久しぶり。 今までネタがなくて、ぜんぜんカキコしてなかった。 つーか、リーフファイトおもろいわ。 ハマリまくり。