浩之と理緒の午後 投稿者:ナゾラー 投稿日:5月14日(日)23時33分
よく晴れた放課後。
校庭の片隅に、浩之と理緒がいる。

ここは、いつも人の気の少ないところで、浩之と理緒の二人きりだ。

「・・・・・。」
「・・・・・。」
二人とも無言である。
理緒は照れて下を向いている。
「・・・・なあ・・・。」
浩之が言う。
なおも理緒は下を向いたまま。
「・・・・・。」
浩之は、突然、理緒の髪を優しく触りだした。
さらに照れて、横を向く理緒。
「理緒ちゃんの髪・・・・。」
理緒は浩之のほうを向いた。
浩之は、少し間をあけて言った。
「妖怪が近くに居るの?」
「・・・・・。」


気温は26度。
もう本格的に夏が近づいている。

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自分のSS第一号は、ハズレの気高し。
つーか、ネタ遅れのような気がビンビンなのよね。
不安や〜・・・。