今……私が死んだ 正確には繰り返される夢の中で その夢はいつもあの人の腕の中から始まる あの人との思いではたくさんある 月の銀光の中での出会い 炎で彩られた再会 山小屋での契り あの人と暮らした山中での幸せな日々 そのどれもが例外なく大切な思い出 しかし、今、私が見る夢は…… あの人に一番、似合わない表情 楽しい生活の中では絶対にしなかった表情を見せる夢 ……悲哀 私は悲しかった 私がもとであの人は泣いている 私を失うことを苦しんでいる 私は嬉しかった 私のためにあの人が泣いてくれている 私のことで苦しんでくれる だから、私は、いつ叶うかわからない再会の約束をした 私が夢を見る理由 それは……… あとがき 東西:えー、ここで終わらせていいでしょうか? 命 :……いい加減なことしてんじゃないわよ! 東西:一応解説、これは、エディフェルの記憶が生きているであろう楓が胎児の時のつもりで書きました 命 :全然わかんないわよ…… 東西:まぁ、ねぇ…… 命 :……… 東西:ここまでかいといてなんですが…… 命 :なによ 東西:みんなの意見が聞きたくなりました。 みんなは夢を見る理由をなんだと思いましたか? 命 :こんな事して良いの?