メタルギア・アヤカ予告編

ご注意
この話は『ＴｏＨｅａｒｔ』と『メタルギアソリッド』を合わせた
アクション（？）です。
なお、メタルギアソリッドのストーリーなので
ＴｏＨｅａｒｔのキャラが殺しあったりしてしまいます。

設定が作者の好みなどによって結構変えられたりしています。
キャラの性格等が変わっている事もありますので、
そこんとこはご了承ください。

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序章

２０００年　　１２月３１日　　午後４時・・・
忘年パーティーで盛り上がる来栖川家、しかし、その中に長女、来栖川芹香の姿は
なかった。
「姉さんどうしたのかしら？」
次女来栖川綾香は考えていた。
「またおじいさまに後で怒られなければいいけど、」
綾香にとってみればくだらないパーティーだったが、くだらないとはいえ政界の大物たち
が集まる場である。来栖川財閥の会長の祖父が怒るのは当たり前のことだった。
それから１時間後、綾香は一人でパーティーを抜け出した。
恋人、藤田浩之に会いに行ったのである。
「パーティーが終わったら一緒に２１世紀を迎えよう、って言い出したのはあいつ
からだしね。まあパーティーはまだ終わってないけど。」
それでもよかった。綾香には堅苦しいパーティーよりも浩之と一緒にいるほうが、
何十倍も幸せだった。「一緒に大晦日の夜をすごそう」と浩之に言われたとき、
綾香はとても嬉しかった。
「浩之、今何してるかな？今日は徹夜覚悟ね。今夜も、あいつと、激しく・・・・ウププ・・」
などと恥ずかしいことを言いながら浩之の家に向かっていた。
そして商店街を通る途中、その事件は起こった・・・
いきなり腕をつかまれたかと思うといきなり車の中に引きずり込まれたのだ。
そして車は発車した。しかし、綾香は抵抗しなかった。
車の中の人物を知っていたからである。
「何の用？ベン・ヤックマン大佐。」
「ひさしぶりだな、綾香君。」
そこにはかつての上官、ベン・ヤックマン大佐がいた。



登場人物

来栖川綾香
本編の主人公。
特殊戦闘集団Ｌｅａｆの一員だった過去を持つ高２の女子高生。
日本最大の大財閥である来栖川財閥の令嬢でもある。
しかし、人当たりもよく、快活な性格な所もあってか、　　
おしとやかという言葉にまるで当てはまらないお嬢様である。
それは幼少のときアメリカに住んでいた事が関係しているおり、
アメリカの自由な空気が彼女をこんなお嬢様にしたのだろう。
総合格闘技エクストリームの女子日本チャンプでもある彼女は、
その並外れた戦闘力をかわれ、Ｌｅａｆにスカウトされた。
コードネームは「グリーンリーフ」であった。

藤田浩之
綾香の恋人。綾香とは違う高校の高２の高校生。
何故彼が来栖川財閥のお嬢様である綾香と付き合っているのか？
というほどの一般人である。そのため来栖川の人々にはあまりよく
思われていないらしい。
しかし、綾香もそして浩之自身も全然気にしていないので、
ほぼ黙認のようになっている。
普段は不真面目だが、やるときはやるといったタイプである。
無愛想だが、根は優しく、なかなかかっこいいところもあるので
そのせいもあってか、かなり女の子にもてる。
なお、今回の事件ではテロリスト達に捕らわれている。

来栖川芹香
今回の事件の首謀者。
小笠原諸島の硫黄島にあるＨＭ研究所を占拠、
政府に要求を突きつけた。
綾香の実の姉でもあり、容姿端麗、、頭脳明晰という
絵にかいたようなお嬢様である。
しかし、幼少のときからの厳しい祖父のもとで無菌状態に育てられた
のが災いしてか妹である綾香と正反対に感情表現が乏しい。
現Ｌｅａｆの実戦部隊リーダーを務める。
電波という不思議な力を使う現Ｌｅａｆ最強の人物である。
自分を初めてお嬢様としてではなく、女の子として扱ってくれた
浩之に好意をいだいている。
コードネームは「レッドリーフ」

神岸あかり
今回の事件に参加したＬｅａｆのメンバー。
浩之とは幼少のときからの幼馴染である。
普段は優しく、ドジなかわいい娘だが、
浩之の事がかかわると狂気の一面が出る。
彼女は浩之を愛しており、浩之も自分を愛していると思い込んでいる
それ故に浩之に好意をいだく者をいつか消そうと思っているらしい。
数々の戦歴と功績を持ち、その実力は計り知れない。
現Ｌｅａｆの実戦部隊副リーダーである。
コードネームは「ベアクロウ」

保科智子
今回の事件に参加したＬｅａｆのメンバー。
以前、関西に住んでいたらしく、関西弁を話す。
浩之のクラスの学級委員長を務めている。
Ｌｅａｆで１番の頭脳を持ち、Ｌｅａｆの参謀長を務める。
頭脳だけでなく、戦闘能力もずば抜けている。
ある事をきっかけに浩之に好意をいだいている。
コードネームは「セイバー」

佐藤雅史
今回の事件に参加したＬａｅｆのメンバーの中で唯一の男メンバー。
浩之とは幼少のときからの親友。普段はとても爽やかな感じだが、
実は相手をいたぶる事で快感を見出すというかなりイッちゃった男。
サッカーの日本代表という一面もあり、
ボールを自由自在に操る事が出来る。
拷問のスペシャリストとしてＬｅａｆには身をおいている。
前々から気に入っていたいた綾香を手に入れるため
この事件に参加している。
コードネームは「ストライカー」

松原葵
今回の事件に参加したＬｅａｆのメンバー。
とても素直で正直者の少女。
浩之とは同じクラブの後輩だったが、
自分を支えてくれる浩之にほのかな恋心をいだいていた。
エクストリームにも出場しており、実力は綾香に
次いで２位であった。綾香を尊敬していたが、
浩之と付き合い始めてからの綾香の堕落ぶりに疑問を持ち、
今回は綾香の真意を確かめるために来ている。
姫川琴音とは同期の親友である。
コードネームは「クラッシャー」

姫川琴音
今回の事件に参加したＬｅａｆのメンバー。
中学生の時に超能力が目覚め、それ以来
人と接する事を拒んでいた。が、
自分の事を気味悪がらず、優しく接してくれていた
浩之と雅史だけには少しずつ心を開いていた。
Ｌｅａｆにその超能力の力を買われ、スカウトされる。
今でも浩之に好意を抱いている。
松原葵とは同期の親友である。
コードネームは「サイコ」

宮内レミィ
今回の事件に参加したＬｅａｆのメンバー。
Ｌｅａｆ最高の狙撃手である彼女の銃の腕前は
日系ハーフであるがために幼い頃をアメリカですごしたからか。
銃だけでなく弓矢の腕も超一流である。
普段は明るく、とても陽気だが、一度獲物を狙い始めると
他には盲目になる。一度狙いを定めた獲物は確実に暗殺しており
Ｌｅａｆ暗殺部隊隊長を務めている。
ハーフである自分に何の隔たりもなく接してくれた浩之に好意を
いだいている。
コードネームは「スナイパー」

坂下好恵
Ｌｅａｆのメンバーだった人物。
綾香とはライバルであり、親友でもある。
格闘能力に長けており、その実力は綾香に勝るとも劣らない。
綾香とは同期のＬｅａｆメンバーであり、共に遂行した任務も数多い。
しかし、ある任務の遂行に失敗し、綾香をかばいその命を落とした。
その事は綾香にとって今でもトラウマになっており、
綾香がＬｅａｆを脱退した理由はそこにあると言われている。
当時のコードネームは「ライトニング」


長瀬源五郎
今回の事件で浩之と共に捕らえられた人物。
やる気がなさそうで、どこにでもいそうな中年顔をしているが、
実は世界で有数の頭脳の持ち主。
ＨＭ研究の権威でもあり、来栖川エレクトロニクスＨＭ開発課の
開発主任を担当している。
また、Ｌｅａｆの新兵器開発チームの主任でもある。
しかし、本人はその事を疑問に思っている。
今回の事件では、新型メイドロボの試験稼動とその収集データを取るために
この島に来ていたのだが、そこをテロリストに捕まった。

マルチ（ＨＭＸ―１２型）
メイドロボ産業の大手である来栖川エレクトロニクスが開発した
世界で初めての感情と学習能力のあるメイドロボ。
長瀬開発主任が指揮をとり、製作をした。
今までの見た目だけの人間らしさとは違い、
真の意味での人間らしさに近づいた。
浩之の高校に後輩として入学(稼動テスト）してきた。
自分をロボットとしてではなく一人の女の子として
接してくれた浩之に好意をいだいている。
学習型のため、最新型にしては頼りなく、失敗ばかりしている。
今回の事件ではサポート役として綾香に協力する。

ベン・ヤックマン大佐
作者のオリジナルキャラ。
今回の作戦の指揮官。
綾香がまだＬｅａｆに身をおいていた時のＬｅａｆの指揮をとっていた。
退役していたが、今回の事件で政府が呼び戻した。
今回の作戦を完遂するには除隊した綾香の力が
必要と考え、綾香を連れ出した。

小林国防省長官（５７）
作者のオリジナルキャラ。
今回の事件で捕らわれの身となった人物の一人。
日本自衛隊の長官でもある。

セリオ（ＨＭＸ−１３型）
今回の試験稼動の対象となっていた最新型メイドロボ。
人工衛星からデータを受け取る事で受け取ったデータの
スペシャリストになる事が出来る。


Ｌｅａｆとは・・・
戦力をもたないと憲法で定めている日本だが、
Ｌｅａｆは政府が作り出した闇の特殊戦闘集団である。
普段はＰＫＯなどの平和維持活動に自衛隊として参加しているが、
本業は重要人物の暗殺や他国の紛争の支援などを行っている。
命令は政府から直々にだされ、任務を遂行する。
それで得た収入を日本は予算などに組み込んでいる。
闇の部隊なのでその存在を知っている者は数少ない。
隊員の上位クラスになると、コードネームをもっており、任務の際にはコードネームで呼び合う。
Ｌｅａｆのメンバーは全ての隊員があらゆるハイテク技能、知識、
兵器を扱う能力、そしてずば抜けた戦闘能力をもっており、
メンバーは全員がＩＱ１８０以上の天才である。
アメリカのＣＩＡなどとは比べ物にならないほどの実力を持つ。
まさに世界最強の戦争のプロなのである。

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次回
一章〜ＢｅｆｏｒｅＴｈｅＷａｒ〜

いきなり車に引きずり込まれた綾香。
そこにはかつての上官、ベン・ヤックマン大佐がいた。
そして彼の口から告げられる言葉。
それは綾香の戦いの始まりだった。



はじめまして。助造と申します。
このりーふ図書館に出会ってから、
ずっと皆さんのＳＳを読ませてもらってます。
そして遂に自分も書いてみたくなり筆を取りました。
初心者ですが、以後お見知りおき願います。
投降小説初投降です。
皆さんの作品に比べればメチャクチャ駄文です。
小説って難しいということを改めて痛感しました。

今回は予告編です。
すこししたら続きを書こうと思っています。


タイトル：メタルギア・アヤカ　予告編
ジャンル：アクション？/ＴＨ/綾香・いろいろ