子守り 投稿者:笹波 燐
 ある日の事。
 綾香様が、赤ちゃんをお連れになられました。
 何でも、昔からの友人の子を1日だけ預かってほしいと頼まれたのだそうです。
 「でさ、せリオ。悪いんだけど、ちょっち、この子のことを見ててもらえないかな?
 今、手がはなせないのよ。
 じゃ、そういうわけでごめんね〜」
 そう言うと、綾香様は行っておしまいになられました。
 
 サテライトサービスによると・・・・・・
 ミルクは・・・、おしめは・・・

 泣き止まない時は?
 面白い顔をすれば良いとデータの中にあります。
 ではさっそく・・・

 ・・・・・・・・・・・・

 
 「いや〜せリオごめんね・・・って、ああ!?赤ちゃんがひきつけ起こしてる!? どうしたの!?」


 後日。
 綾香様に例のお顔を見せたところ、その後、半日間放心していました。

                                 
                       <終>

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 「ある日の事」シリーズ第3弾です(今命名)。
 「Interlude of Multi's story」の第3話を書き直し中に思い付いて書いた即興の話です(思い付いてから
書き終わるまで、その間約5分)。なので、かなりいい加減、あんど、誰かとネタかぶってる可能性大です。
もしおられましたら、ごめんなさい。