「くっがああああああああ!!!!!」 ズシャァアアアアン!!!! 「くっ、まさかあの女が『変』わっただとぉおおおお!!」 (誤算があったな) 「ダリエリッ、こちらも鬼と化すしか!?」 (駄目だっ、ジロウエモンと戦う力を残しておきたい) 「じゃあどうするってんだ!!」 通常、エルクゥの女性体が変化することはない、これは受精時に変化する ことが胎児へかなりの影響を及ぼすからだが、その代わり通常の形態では 女性の方が男性よりも力が強いのである。 「そのエルクゥの女がなぜ鬼になれるっ?」 (アズエル・・・女を捨てたな・・・) だが例外もある・・外科手術によって女性器官を取り除かれたエルクゥの 女性は、その身体のリミットを外し変化する。 −遊撃宇宙戦艦セリオン・第二十話『魂の帰る場所』− 「艦長っ駄目です!通常兵器はあの戦艦には通用しません!!」 「こちらと同硬度のバリアか・・くそっ、雑魚どもから仕留めろ!クマデバリス隊は 艦の護衛だ、一切の敵を近づけるな!!」 セリオンのブリッジはまさに火の車であった。 「僕も出る・・艦長、余っている機体はないか?」 「ちょっと待ってください、セリオッ!」 『予備パーツ用に積んだクマデバリスが一体あります』 「それでいい・・この緒方英二、君らのために一肌脱ごうかっ!!」 「艦長、敵艦、レーダーから消失!」 「くそっ、また転移か・・・セリオ、『全視界』をモニター・・・オート制御で攻撃をかけろ!!」 『了解!』 柏木千鶴のヨーク『リズエル』は唯一、複数艦の空間転移を可能とするヨークである。 これがこの艦隊を最強と言わしめている特徴でもあった。 ズシャッ!! 「ひゅうっ!」 「ぐがあああああああ!!!!!」 ここは戦艦ジローエモンの内部、今だ梓と柳川の戦いは続いていた。 「ふん、やはりそうか・・・」 (アズエル・・・獣化の反動で理性を失っているな) 柳川の瞳はすでの梓を対等の敵ではなく、狩るべき獲物として見ていた。 「たしかに鬼と化すことによって全体的なパワーは増し、その能力は爆発的に上昇 する」 ガスッ・・・ 柳川はほんの一センチ程度の差で平然と梓の攻撃をよけている・・ 「だが・・理性を失ったことでその動作は単調となり、大きな隙を相手に与えてしまう・・」 ドガッ 柳川のパンチが梓の脇腹に命中した! 「グガッ!?」 「判断を誤ったようだな貴様!その命の炎、狩らせてもらうぞっ!!!!」 ガッガガッ!! すでにペースは柳川のものだった、梓のパンチをすべてカウンターで返しその力を最小限に 押さえ柳川は戦っている。 「グッ、ガァアアアアアアア!!!!!!!!!」 「終わりだ・・・」 一瞬柳川の右腕が倍以上に膨れ上がる、 ズガシャァァアアアッ!!!!! 梓が吹っ飛んだ!それは柳川の本気の一撃!!!! ドサッ・・・・ 「ぐ・・・ああ・・・・・・・」 梓の獣化がとけ、その姿が人に戻っていく。 「・・・・ふん、勝負は相手を見て考えるんだな・・・ダリエリ」 (なんだ?) 「トドメはお前がやれ・・前世での妻なんだろう?・・・決着はお前でつけな・・・」 (・・ああ・・・・・・・ん!?) ゾワッ・・・ 「困るな・・・まだ彼女は必要なんだ・・・・・」 突如、廊下の向こう側から声がした・・・ 「・・・この声は・・・・・・・」 「仲間は死んだぞ・・もうお前一人だ・・・」 (間違いない・・) 「貴様は・・・・」 「さあ終わりだよ柳川裕也!」 プチンッ 「コォォオオオオオイチィィイィイィイィイイイイイイ!!!!!!!!!!」 ガッ・・ 瞬間、柳川が飛んだっ! 「早いな・・・」 ズガシャァアア!! 壁が紙のようにやすやすとグシャグシャになる・・がそこに耕一の姿はない! 「どこだっ!?」 (後ろだ柳川!!!) 「なにっ!」 パァァアアンッ!! 「くっ・・」 「俺のパンチを止めただとっ!?」 耕一は驚きの表情を見せた! 「甘いぞ耕一!!」 「なにぃいいい!!!」 ゴッ!! 柳川と耕一の間合いがZEROになったとき、鈍い音とともに耕一が吹き飛ばされた! 「くっあぁあああ!?」 ズサササッ・・ 「ぐぅ・・・なんだ今のは・・?」 耕一の脇腹には青いアザが出来ている、それはちょうど手のひらぐらいの形をしていた。 「どうした耕一・・・動けないのか?」 (やれ柳川・・効いてるぞっ!) 「なめるなぁあああ!!!!!!」 ブワッ! 耕一の身体から膨大な気が吹き出した・・・それは圧力となって柳川に襲い掛かる! 「ふん・・凄んだところで!」 タンッ! 柳川は耕一に向かって一直線に走っていった!! 「ぐぉぉああああああああ!!!!!」 耕一の身体が膨れ上がる、その姿が鬼へと変わった!! 「無駄だぁあ!!」 ヒュッ・・ だが柳川はその一瞬の隙を突き、耕一の懐に飛び込んだ。鬼と化したことによって 耕一の間合いが広がったことが逆に柳川のチャンスを作ったのだ!! 「ぐがあああ!!」 「ヒュウッ」 柳川の拳が耕一を完全に捕らえた! ガッガガガガガガガガッ!!! 「ッラァァアアア!!」 「ァァアアアアアアアアア!!!!!!」 クラッ・・ 柳川は人体の中心線にある急所をすべてヒットさせた、いかにエルクゥといえど 人間と体構造があまり変わりない耕一では耐え切れるものではない! 「ィィイイイイイイラァァアアアアアアア!!!!」 よろめいた耕一の腹部に柳川が真下から掌底を食らわせた! 「くっあぁああああ!」 わずか2Mにも満たない柳川がその倍以上もある今の耕一を上へ持ち上げること自体 が驚異的であったが、柳川の放ったのはただの掌底ではない、練り上げられた『氣』 による一撃・・中国で知られるところの『発勁』である。 「がっはぁ・・・ぐはっ!!」 耕一はあたりの吐しゃ物を吐きながら転げまわった!すでに巨大な熊以上に 体格へと進化した耕一の姿は逆に哀れである。だが柳川はその攻撃の手をゆるめない! 「終わりだっ!」 ヒュンッ 柳川が飛んだっ! 「!?」 「ぅぅうううううぁぁあああああああああ!!!!!!」 グシャッ!! そして鈍い音とともに柳川の踵が耕一の首に決まる,それは首の骨の折れる音、 気管の潰れる音、脊髄の崩壊する音が入り交じった『嫌』な旋律・・・まさに命を断ち 切った音であった。 「ふう・・・はぁはぁ・・・・・・・」 柳川が下を見下ろすと耕一が血の泡を吹きながら倒れていた、その目はすでに 生きている者の目ではない・・・・ 「勝っちまったか・・・あの女の言ってたことは、けっこー当たってたということか」 そう言った柳川はセリオンに入る前に出会った青い髪の少女を思い出していた。 (人の技・・・か・・・・・・ふ、侮れんな) 「勝ったぞ・・・貴ゆ・・・」 ドスッ・・・ 「・・・なに?」 「喜ぶがいい・・・たしかに貴様らはジロウエモンを超えた」 (な・・・に・・・ぃ!?) 今、柳川の胸には剣が突き刺さっていた・・・その事実を目の当たりにしてゆっくりと 柳川は後ろを向いた。 「だがこのグインを超えることなど・・・出来はしない・・・・・永遠にな」 「貴・・様は・・・・・」 (力が・・・・我が消える・・・・・この剣はまさか!?) 「ダッダリエリ?」 「ふふ・・・ご苦労だったダリエリ、貴様の役はここで終わりだ・・たかだか私の人形ごときが ここまで見せてくれるとはな」 (グイン、貴様ぁぁあああああああああああああ!!!!!!!) バシュゥウウウッ!!! 「ダッダリエリィィイイイ!!!!」 そして今ダリエリの気配が消えた、柳川はただ一人その場にいた・・・ 「さあて、そこの人間君・・・どうする?」 「くっ!!」 柳川が前を向くとそこには、先ほど殺したハズの耕一が立っていた、だが明らかに その気配は別の『モノ』である。 「貴様は・・いったい・・・・?」 「エルクゥの王『グイン』!」 「そうか・・・・貴様が耕一を・・・この戦いを・・・・・・」 カラン・・・ 自らの身体に突き刺さる剣を抜き柳川は立ちあがった。彼の身体からは先ほどの 殺気が放たれ始めた。 「人間が・・この私に刃向かうだと・・・・」 「うぉおおおおああああああ!!!」 ダッ!! 柳川が飛んだ、ダリエリのいない今、制御の効かなくなる前に仕留めなければ ならない! 「無駄だ!」 パンッ!! その音はグインの攻撃のよるものではない・・ただ自然と柳川の右足が爆ぜた! 「なっ!?」 ドサッ・・ 「分からないのか・・ダリエリの加護がなくなった貴様にはもはやその身体が 維持できるハズがないだろう?」 「ぐ・・・うう・・・・・・」 ガッ・・ それでも柳川は立ち上がろうとした・・ 「無駄だよ・・見ろ!!」 「?」 グインは後ろを指差した・・そこにある楓のヨークが腐敗している。 「柏木楓の肉体は滅び、その運命共同体であるヨークも今死にゆこうとしている・・ 貴様とダリエリも同じなのだ・・・もう2度と立ち上がることなどできはしない」 「・・・・」 柳川は楓のヨークを見ていた。 「そうだな・・」 「わかったようだな・・・ん?」 「お前も行くか・・クマデバリス」 ブゥゥウウウン・・・ 腐敗しているヨークからエンジン音が聞こえ始める。 「これは・・?」 「そうだ・・来い、そして・・・・」 バシュッ!!!!! ヨークの中からクマデバリスが飛び出してきた、 「やれクマデバリス!!!!」 クマデバリスの操縦には一部精神感応による自動制御が働いている、わずかな 命令ならばコクピット外からも行える。 「無駄なことをっ!!」 グインは落ちている剣『ネルフ』を拾うと、その剣を天にかざした!! ヴゥゥウウウウウウン!! 剣に閃光が走る、 「くらえぇぇえええええ!!!!!」 そしてその剣をグインは一閃した、その一閃の方向にクマデバリスが ひしゃげる。 カッ!!! ズドォォオオオオンッ!!!!!!! 「・・・ふんっ・・終わったな・・・」 クマデバリスの爆発により、この付近はすさまじい煙に覆われた!! 「人間にしては・・・・!?」 「ぉおおおおおおおおおお!!!!!」 「なんだとっ!?」 グサァアアアアッ!! グインの身体に巨大な破片が突き刺さる、煙の中から飛び出してきた柳川の 一撃である。 「はぁ・・・はぁ・・・・・・貴之ぃ・・・俺は・・・俺は・・・・・・・」 「目障りだぞ貴様ぁぁあああ!!!!!」 ズシャァァアアッ・・ 「・・・・・グアッ・・・」 剣が柳川の肉体を引き裂く・・ (・・・・・・・貴之・・・俺は・・・勝てなかったのか?) 炎上したホールを柳川はまるでスローモーションのように倒れていく・・・ (勝てなかった・・・お前の仇を討てなかった・・・だけど・・・許してくれるだろ貴之?・・・・) ドサッ・・・ (俺は・・戦った・・・最後まで自分の心のままに・・・・・だから、もういい・・・) 「人がよくやったよ・・・」 (後悔はない・・・これで終わりだ・・・・これでようやく・・・) 『私と約束してよ・・』 「あ・・・」 「・・・なんだ、今声が・・・?」 グインは柳川を見た・・ 『絶対帰ってくるって・・』 (来栖川・・・?) 柳川の前には綾香がいた・・そこはセリオン・・・綾香は泣いていた・・・・ (そうだった・・・約束・・あったんだ・・・) キィイイン・・・ 今グインの目の前で柳川の身体が光っていた、それは魂の輝き・・・ 「これはまさかっ!?」 「帰ろう・・セリオンへ・・・・・」 カッ!!! 瞬間、その場を光が支配した!! ズドオォオオオオン!!!! 「艦長、バリア出力11%、もう持ちません!!!」 セリオンブリッジ、柏木千鶴との戦いはすでに終局を迎えていた、たしかに セリオンは頑張った、千鶴の艦隊を1/3も沈めたことは賞賛に値する。 だが・・戦場は結果がすべてである・・・・もはやセリオンに力は残っていなかった。 「あきらめるなっ、第三、第二救護班・・AおよびF区画を閉鎖、怪我人を手当てしろっ !!クマデバリス隊も艦の周辺に配備、敵を近づけるな!!」 矢島ももはや絶望的な顔で命令を下していた、 「艦長、緒方さんの機体がもう持ちません!撤退をお願いします!!」 「吉田さん、予備パーツは?」 「ありません、さきほどの太田パイロットので終わりです!!」 「緒方さんを回収後はオート制御で敵艦に特攻させろ、弾よけにはなる!!」 「はいっ!!」 「セリオ・・・」 『はい綾香様・・・』 「勝てる可能性は残っているの?」 『・・・・・・・・』 「言えないのね・・」 『・・・信じましょう・・奇跡を・・・・』 セリオ専属オペレーターである綾香は戦略を考えるいわば参謀のような位置にある。 ゆえにこの戦況について誰よりも死についての可能性に直視していた、 「・・・はは、こんなときにジョーク・・笑えないよセリオ」 『すいません・・』 「まったく・・・アイツもこんな肝心なときにいなくなって・・・・」 涙があふれる・・・ 『綾香様?』 「なんであんな馬鹿・・・こんなときに思い出すんだ・・・・あんな大馬鹿をさ」 『ふん、これだから女ってやつは・・・・』 「え・・・柳川・・・?」 綾香は辺りを見回した、だが周りには矢島たちしかいない・・・・ 『綾香様?』 「約束・・守ってくれたんだ・・・」 「艦長、もうバリアがっ!!」 「くっ、こうなりゃ最後の手段だ、残った全出力を主砲に当て、敵旗艦を撃つ!!」 空間転移を行う敵に主砲の一撃は効かない、だがセリオンには他に手段がなかった。 「・・・艦長・・・」 「もう・・仕方ないんだ・・・みんな俺と一緒に死んでくれ・・・」 悲痛な矢島の声だった 「・・・・・・・バリア切ります・・」 「・・ああ・・・・」 ドサッ・・ 矢島は艦長席に深く座り込んだ、 「この椅子ともお別れ・・・かな?」 『情けないな艦長・・』 「え・・・?」 矢島になにかの声が届いた・・・ 「今のは・・・・」 そのときであった! 「艦長!!!!!」 「どうしたっ!?」 オペレーターの桂木がそれは驚きの顔で矢島に叫んだ、 「エネルギー出力が上がっていきます!!」 「なんだって?」 「こちらもです、バリア出力75、88、100・・・120%まで行きました」 吉田も驚きの表情でモニターを見ている。 「・・・・これはいったい・・?」 「艦長!」 「綾香さん・・・これは・・・」 「勝てるわよこの勝負!」 「セリオンの出力もほとんど0に近いな」 ここは旗艦『リズエル』のブリッジ・・・ 『千鶴様・・それでは・・・・・・』 副官の足立が通信に入った。 「仕留める・・楓も乗ってないこの船に用なんてないから」 カツッ・・・ 千鶴は一歩前に出てセリオンを見た・・・ 「人間にしては頑張りました・・がこれで終わりです」 その表情には鬼の相がでている。 「全艦一斉砲撃、目標セリオ・・・・・・!?」 その次の瞬間、セリオンは主砲ブランニューハートを 発射していた。 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!! 一瞬にして多くのヨークが消滅していく、それはあまりにも予想外 のことだった!! 「なっなんで・・・あの船にはもうパワーが・・・・」 ピッ 『千鶴様っ、このままでは艦隊がぁあああ!!』 「くぅ・・離脱、離脱しなさい!!ここから逃げるのよっ!!」 「艦長、敵艦が撤退していきます!!」 ここはセリオンのブリッジ、突然の勝利に全員が喜びというよりは 狐につつまれたような感じになっていた。 「・・・・・ふぅ・・・なんとか死なずにすんだな・・・」 「でもなんで急にエネルギーが回復・・ううん、以前よりも上がったんで しょう?」 「さあね・・・・・綾香さん」 「え・・?」 綾香は泣いていた、 「好きだったんだね・・あの人が・・・・」 「う・・うう・・ぁああああああ!!!!!」 綾香は人目を気にすることもなく矢島に抱き着いて泣きつづけた。 矢島にもなんとなく分かってしまったのだ・・・柳川の死を・・・・・・ そして綾香の気持ちを・・・・・・ 「う・・うん・・・・あ、耕一?」 「起きたか梓」 戦艦ジローエモンの入り口・・・そこはクマデバリスの爆発によって、半壊していた。 「・・・耕一・・あっ、あいつは?」 梓はあたりを見回した! 「!?」 「手厚く葬ってあげて欲しい・・・彼は本当に強かった・・・・・」 「・・・う・・・ん・・・・・・」 梓の横には柳川が倒れていた、その肉体はすでに硬く死後 数時間はたっていることがうかがわれた。だがその表情は なぜか満足そうだった・・・・ 「・・・・たしかにあんたは俺を超えたのかもしれない・・・・最後には 人を超え、エルクゥを超越した・・・・・」 人がエルクゥの肉体を持つことはできない・・できうる者は人を超えし 者、そしてそれが出来たのはかつてのジロウエモンだけだった・・・ カツン・・・・ 「あれ・・どうしたんですか藤井冬弥さん?」 ここはある病院の一室・・・そこには二人の青年と看護婦がいた・・・・ 「え・・・うん・・・・・」 「目にごみでも入ったのかなぁ・・ちょっと見せてみて?」 「違う・・違うんだ・・・・」 「え・・・?」 冬弥は泣いていた、 「あのお兄さんが・・僕に・・・・・」 「え・・・彼が?」 看護婦はこの部屋にいるもう一人の青年を見た。 「自分はもう泣けないからって・・代わりに泣いて欲しいって・・・・」 彼の胸のプレートにはこう書いてある。 『阿部貴之』 今、彼は本当に一人ぼっちになってしまった。 続く・・・ ************************** ども紫炎ですぅ!!! セリオン20話をお送りいたしました。 今後は白兵戦が増えていく予定です、vladさんの 影響かしら(笑) >DOMさん こっちではまだだけど完結おめでとうっす! 現在は最初の方を少しずつ読んでるとこですんで 感想は後程メールでお送りいたしますワン! でわでわ…http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/5164/