−遊撃宇宙戦艦セリオン第12.5話『戦場の秋葉原』− 投稿者: 紫炎
ピーポーピーポー・・・
「被害者は53名・・奇跡的に全員軽い怪我ですんでます」
「ふーむ、やはりテロリストか・・許せんな、紳士としては!!!」
仮面慎太郎・・・彼は秋葉原の帝王である、今彼は怒っていた・・・
ラオックスMac館に続き、マクドナルドまでもが崩壊したのである。
自らのテリトリーを荒らされた彼は確かに正義の怒りを燃やしていた!



−遊撃宇宙戦艦セリオン第12.5話『戦場の秋葉原』−


「というわけで、私が指揮官のヘル・くまだ!」
「え・・くまさん・・・なんでそんな格好してるわけ?」
「ちがぁぁああああううっ、私は『ヘル』・・・地獄のヘルだよ、じ・ご・く・!!・・
のヘル・くま様だぁぁあああああああああ!!!!」
ばばーーーん!!
なぜか、軍服を身にまとったくまさんがそこにいた・・顔半分はペイントされて
いる、おそらくアシュラ男爵を意識してのことだろう。
「ヘル・くま・・・・・ぷっ」
「笑うなぁああああ!!!!」
くまは顔を真っ赤にして怒っていた・・・その表情は真剣そのものである。
「いいか、この裏科様直属の部下である私の命令は絶対なのだ、今後は
すべて私にしたがってもらう!!!」
「そんな横暴なっ!?」
「横暴でけっこうだvladさん・・・私は紫炎とは違う、ビシバシいくぞ!!」
「あのーーーー」
「ん?」
「他のお客様にご迷惑がかかるので、店内では騒がないようお願いします」
ここはソフマップ5号館・・・アクシズとESPは他人のふりをして商品を見ていた。
「ひそひそ・・・(うわーーvladさんにくまさん、怒られてますよ)」
「ひそひそ・・・(あんだけ騒げば当然ナリ)」
「ひそひそ・・・(見ーつけた)」
「「へ?」」
「突然の初心者キィィィィイイイイイック!!!」
ドゴォォオオオオオオン!!!
「「うあああああああ!!!!!!!!!!!!」」
突然の来訪者の蹴りによってESPとアクシズは吹っ飛んだ!!
「な・・なんだぁ!?」
「ふははははははははははははははははは、見つけたぞ悪党ども!!」
「だ・・・誰なり!!」
『ひとーーつ、私はいつでも初心者!』
突如、店内が暗くなった。
『ふたーーつ、少年まさしを書いてる人なり』
「ま・・まさか・・・・」
くまの額から冷たい汗が流れ落ちる、
『みっつ、この世に薔薇を求めるナイスガイ!!』
パッ!
謎の人物にスッポトライトが当てられる、
「く・・このvladが一歩も動けないだとぉぉおお!!」
vladはいいようのない恐怖をその男から感じていた、
ドドーーーーン、
「薔薇の貴公子『仮面慎太郎』、ここに降臨!!!!」
「仮面慎太郎・・まさか秋葉原の帝王・・!?」
くまの問いに仮面慎太郎は不敵に笑った。
「ふっ貴様らが私の王国を荒らすテロリストだというのは分かっているのだ!
おとなしくお縄についてもらおう!!」
「く・・くまさん、どうしよう?」
「ちぇ・・・」
「くまさん・・?」
「チェーーーーンジ、ゲッターロボォォオオオオ!!」
「それじゃあ、前回の紫炎といっしょナリよぉぉおおお!!!」
ズガシャァァアアア!!!
「うわぁああああああああああああああ!!」
ソフマップ5号館にゲッターマシン3機が突き刺さった、
「またも店をつぶす気か貴様らぁああ!!!!」
「濃いんだよぉぉおおおおおお!!石川賢んんんん!!!!!」
「極道兵器、早く書けぇぇぇぇええええええ!!!!!」
「ESPさんとvladさん、なんの話ナリよ?」
「え・・・今月のアワーズ・・ヘルシングやってなかったね」
「ウルトラジャンプなんて天上天下や宇宙英・・じゃなくてアウトロースター
もやってなかったナリ・・・」
「見るもん無しか・・・」
「それいっちゃまずいって、くまさん・・・」

チュドーーーーン・・・

瞬間、ソフマップ5号館は爆発した・・

ざさっ、
「あああ、もう始まってるぅうううう!!!!」
「もう由綺が時間かけてるからぁ」
「だって理奈ちゃん・・」
「もういいから行きましょう・・ほら由綺ちゃんも急いで・・」
「あ・・はい美咲先輩!!」
「ん・・・・(4人のやりとりを見てる)」
爆発したソフマップの反対の道路上に5人の女の子たちが
いた、逃げ惑う人々を尻目に彼女たちは妙に冷静だった。
「じゃあ行こうみんな、テロリストたちを捕まえなきゃ!!」
由綺の言葉に全員が頷いた。
今、秋葉原が戦場に変わる・・・

一方その頃、裏科と紫炎は・・・・・・
「おお、ノートパソコンが1万9800円!!」
「まちなさい紫炎博士、どー考えてもそれ買うのはまずいって!?」
「安いんですよ裏科様ぁぁああ!!!!」
どー見てもジャンク品だろうノートパソコンを買おうかどうか
悩んでいた・・・棚にはこう書いてある、
『動作チェック済というのは、動かなくなってもただ肩に手を乗せて「残念
だったね」といってあげるだけのものです。また展示したものに触って、元の
画面に戻らなかった場合にはご自分で直していただくか、買い取って
いただきます』

まことに秋葉原とは恐ろしき処である・・・アーメン


続く・・・

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最後のネタはノンフィクションである(笑)
まあ・・まともに動くシロモノではないと思う・・・
買ってないけどね。

んじゃあ感想っす・・今回は1月27日に開いた即興から5本、

>LF98(15)
> 貸借天 さん
英二さんと好恵の勝負がよいです!
にしてももう15話目まできましたなぁ・・・
今後がどうなるか楽しみです!

>魔法の袋
>くま さん
今日の雅史は薔薇ですか(笑)
最後のあかりと雅史の台詞で笑っちまいましたよ。
やはり雅史は薔薇か・・(くすっ)

>正調・幻相奇譚=序章=
>ARM(1475)さん
 第1話へ つづく・・・くぅ・・なんか出し方が かっこいいっすねぇ、
にしてもなぜかこの話を見ているとディバイデッドの雰囲気を
思い出す・・なぜだろう?

>『耳を澄ませば 〜どうしようもない僕に降りてきた天使・番外編3〜』
>久々野 彰さん
普段自分でやっていることでも誰かにやってもらったりしちゃうと次も
ついつい怠けたくなってなっちゃいますねぇ・・・
メイドロボット一台欲しいな・・(感想になってない)

>太田嬢ご乱心
>WILYOUさん
たしかにご乱心だ((笑)
間違ってもムキになって続ける太田さんが
かわいいです!!


でわでわ、こんなところでさらばーーーーー!! 

http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/5164/