「というわけで会議をはじめる！！！」 「どうしたの浩之・・・真面目な顔して？」 「雅史、俺は今熱血しているんだ！燃えているんだよ！！！！」 「ひ・・浩之！？」 「志保今回の議題を！」 「はいよっヒロ！！！！」 ガバアアア！！！！ 志保はホワイトボードにかけてあった布を取り払った・・・そこにはっ！！！ 『プリンシェイク』 一行そう書かれていた・・・ 「プリンシェイク？」 あかりは怪訝そうな顔でそれを見た 「そうだ・・・プリンシェイク（にやり）」 「それが今回の議題！？］ ゴクッ・・・ その場にいる全員が戦慄した！ 「あ・・ああ・・・・」 「何・・なんなのこの違和感はっ！！」 「ふ・・藤田さんっ、なんですかそれはっっっ！！！」 半狂乱になった葵ちゃんが浩之に詰め寄った！ 「ふふ・・・志保、例のものを」 「わかったわ、さあ見なさい！！これよっっ！！！！」 ズダンッ！！！！！！！！ そこに置かれたものは黄色い缶だった・・・そしてそれには まぎれもなく『プリンシェイク』と書かれていた！ 「缶・・・ということは・・・」 「ジュース・・？」 「まさかプリンなのよ雅史ちゃん、そんなまさか・・・」 あかりは困惑の色を隠せなかった！ 「くくく・・・そのまさかなんだよあかり・・・これはプリンのジュースなんだ！！」 ダダーーーン！！！！ 「い・・いやあああああああ！」 まっさきに席を立ったのは琴音だった！ 「プリンが・・プリンがジュースだなんていやっいやよ！駄目よおおおお！！」 「落ち着くのよっ琴音ちゃん！時代は止まらないのっ、認めなさい！」 「いや・・いやよおおおおおお！！！！！！」 バンッ！！！ 琴音はそう叫んだ後、この会議室を飛び出していった！！ 「琴音ちゃん・・・・」 「ヒロ・・・仕方ないよ・・私だってこの事実を聞いた日は眠れなかったもの・・」 「くっ・・これを認められなければ人の革新など到底望めぬというのに・・・」 浩之は歯がゆかった・・ただこの事実を乗り切らねば人はニュー●イプへはなれない・・ それだけは分かった！！ 「仕方ない・・・残りのメンバーだけで進めよう・・計画が３０％ほど遅れるが・・」 だがすでに会議室の奥ではショックのあまり理緒ちゃんと委員長がイッてた 「へ・・へ・・消費税が３％から５％に変わっちゃったよお・・・」 「ちゃうで・・・私は牛やない・・だから精肉場は・・そこだけは勘弁・・」 二人はかつての記憶をフラッシュバックさせていた・・・と、そのとき！！ 「・・・・（そーーー）」 ガシッ！ 「・・・！？」 浩之は迫り来る芹香の手を止めた 「駄目だよ先輩・・先輩がそんなことをしちゃいけない・・」 「・・・・（シュン）」 芹香の片手に握られていたのは缶つぶし機だった・・・ 「それでどう使うんですか藤田先輩？」 おそるおそる葵ちゃんが聞いてきた 「そうだな・・・簡潔に言おう・・みんなよく聞いてくれ」 ドクンッ！ みんなの鼓動が高まった・・・そして一瞬が永遠になる 「これは・・・振って飲むんだ！！！！」 「ええええええええええええええええええええええええ！！！！！！！！！！！」 絶叫・・鳴咽・・・そこにはありとあらゆる恐怖が混在した・・・ 「振る・・振るですって！？」 「いや・・だがたしかにあの小さい口から出すにはそれしかないっ！！」 「でも振ってグチュグチュになったプリンをあなたは飲めるんですかっ佐藤先輩！？」 「君にだってあるだろう松原さんっ、子供のころプリンを振って飲んだことが？」 「ないわよ、私はヨーグルトとゼリーしか試したことはないっ！・・うう・・・もう いやよ・・・こんな現実耐えられないっ！！！」 葵ちゃんはもう限界だった・・彼女にはつらすぎる現実に耐えるほど強い心を持って いなかった！ 「しっかりするんだ葵ちゃんっ！！！」 「・・・藤田・・さ・・ん」 涙する葵ちゃんに浩之はやさしく微笑んだ 「さあ・・いっしょに振ってみよう・・ほらみんなも！！」 「浩之・・」 「うん・・やろう浩之ちゃん！！」 「・・・（こくり）」 みんなはプリンシェイクを手にとりそして一斉に振った・・・ 「飲もう・・みんな！！！」 そしてゆっくりとそれを口に運んだ・・ 「「「「「ゴクッ」」」」」 ！？ その味は・・・・ 「ただのプリンだ・・・・」 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ なんつーアホな内容だ・・・レミィ忘れてたし・・・ えっと絵をUPしました 俺のHPからはいけないんでここから来てね！！！ と・・プリンシェイクは実際にある飲み物です！！ 秋葉原とかの自動販売機でも売ってました！！http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/5164/aoi.html