−究極超人マルチ・第2話夏休みであーーーる− 投稿者: 紫炎
「というわけで夏休みであーーる」
「前回は夏休み一歩前だったんだね」
「説明役…佐藤雅史決定!!」
「う…」
はるか、ひどい…でも正論か…
「だから山中に撮影旅行にきているのである、理奈、雅史、はるか、マルチ、いるな」
「ん…マルチいない」
………
……
…
・
「はあ、はあ…待って下さぁぁぁい」
「おそいわよー−マルチちゃ…」
キーコー、キーコー…
「………」
キーコー…
「ふう、追いつきました…あれどうしたんですか理奈さん?」
「三輪車…?」
「ゴーテン号です!…大幅な改造をしていて遅れてしまいました!!」
「大幅なって……」
それはどう贔屓目に見ても…ただの三輪車であった…幼稚園児が乗っているような…
改造のしようがないほどシンプルな形の…
「ちょっと…その三輪…」
「いやーーーマルチちゃん、それが噂のゴーテン号か!うーーーん、そのギアといい、
フレームといいなんて素晴らしいマシンなんだ!!その左右バランスとフォルムなんて
芸術としかいいようもない!!」
「兄さん…マ…マシン?」
分かる人には分かるらしい…
「そんなあ…」
マルチはテレてる…
「すごいな…こいつのセッティング…おもわず背筋に悪寒が走ったよ…このマシンを
全快に暴れさせたら、想像もつかない……恐ろしいよ、こんな思い…初めてだ」
対照的に英二さんの顔からは冷たい汗が流れていた
「はあ…もおいいから行こう、雅史くん、はるか…ってあれはるかは?」
「なんか知らない人とあっちいっちゃったよ」
雅史の指さした方向は道の外れた山奥だった…
「なんで止めなかったのよっ!遭難したらどうするのおおお!!!!」
「大丈夫だよ…はるかだもん!」
………まあそりゃそうだけど…
「それにしても…」
「あっこれ!この人だっ!!!!」
道の外れにあった看板…そこには人の写真とその下にこう書いてあった
『●×年▲月○日より行方不明…発見した人は連絡されたし』
………………
…………
……
…
「………え…えええええええええええ!!!!」
ヒョコッ
「おお、こんな処に写真が…あの人、有名人?」
「はっはるかぁ…無事だったの?」
「ん…まあ、ある意味では…」
ある意味ってあんた…
「それより、これもらった…」
「これ…?」
はるかは自分のバッグのなかから白くて丸いものを出した…それは……
「ずっ頭蓋骨ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!」
「…かっこいい」
「よくなああああああい!!!!!!」

その後私たちは警察にいった…
そして数時間後、あの人の死体は発見された…『死刑』のポーズをとって……
「は…はるかぁ……」
「黒人さんは人が死んだとき、祭りを開き霊を慰めるという…」
「こんなんで慰められるかぁあ!!」

そのころ英二さんとマルチは…
「夕食…これがお山の夕食さんですかぁ」
「むわぁかせてっ!!!」
「ぐをおおおおおん!!!」
クマと戦っていた…



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ども紫炎です!!
ふふ、究極超人マルチの名に恥じぬかぎり、マルチ目立ってません(笑)
いやーーそーいう原作だからいいんです!!
それにしてくまさん、F91のガンタンクですか・・
予定としては今度登場する裏科理緒の下僕ではどうでせうか?
いや執事かな…八塚さん、アクシズさん、俺を吸収してr5番目の勢力となる予定です!
裏科理緒女王の元戦ってみて下さい!!

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