ボードキャプチャーマルチ第3話 投稿者: 紫炎
ピンポンパンポーーン  ここで臨時ニュースです…

本日、埼玉県越谷市に住むHN『紫炎』さんが委員長の名字『保科』を『保坂』に間違えてる
というきわめて重大なミスを犯し続けていたことが発覚されました…
この行為はTHファンとして決してやってはいけないことだと判断され、紫炎さんは
中央広場にてギロチンの刑に処されることが決定されました…
それではここで紫炎さんの弁明を聞いてみたいと思います
「すみませんんんん!!!このことについてはくまさんやありさんや貸借天さんから
忠告を受けていたのにまったく気付きませんでした、重ね重ねすいません!!!!!
うわーーーーーっ恥ずかしいぃぃぃぃ、全部を書き直したいよぉ…(いやマジで)」
とのことでした…紫炎さんは今後このようなことは起こさないので傷にふれないで欲しいと
言っておりましたが、反省の色は見受けられないと思われます…
「反省してるっ反省してるってばあああ」

以上臨時ニュースでした…ピンポンパンポーーン

『メモリーボード』
その封印が解かれるとき
この世に災いが

−前回までの話−
東鳩市南東鳩三丁目に住む藤田マルチは小学4年生…
父と兄と三人で暮らしていた彼女はひょんなことから魔法少女にさせられ、
保科にメモリーボード探しを任命づけられてしまう…
こうして保科とマルチのメモリーボード探しは始まったのでした

キャプチャー3…『月島さんてどんな人?実は雫持ってないからわかんないんだ編』

ここはleaf学園初等部の校舎、その屋上である…朝日の昇り始めた時間、
今そこには2人の男女がいた…彼らは2人で夜をあかし、二人だけの秘密の思い出を作っていた
「千鶴さん…」
「耕一さん…私…」
プラーン、プラーン
「私の年齢は…?」
「○○歳……」
バシッ
「うぐっ!?」
屋上からぶら下げられた耕一は千鶴によって、彼女を小学4年であると洗脳するために
夜を徹して拷問にかけられていた…
「じ…10歳……」
「正解ね耕一さん、全問正解したら『私の作った朝ご飯』を食べさせてあげますから
あと少し我慢して下さいね」
「んっんっ!?…○○歳っっっっ!!!!!!」
ビシッ
「ウグッ!?」
「耕一さん…どうしてまた忘れてしまうんですか?…はあ、また始めからか……」
原因は自分にあることを千鶴はまったく気付いていなかったようだ…そして彼女は
またムチを取った

その頃……
「こ…ういち……お兄…ちゃん………お花畑が見え……ふふ…ふふふふふ…」
柏木家の一室では初音ちゃんがあの世とこの世の境界線をさまよっていた

「ううっ」
「どうしたんやマルチ?さっさとやったらんかい!!」
「はっはい…」
マルチの目の前には一人の青年がいた、壊れた瞳を持ったその青年…メモリーボードの
死天王の一人…『電波』月島拓也である
「マルチちゃんFinishデス、早くしないと学校遅れてしまいマス!?」
レミィはうれしそうにビデオを回している…学校に行く途中、偶然に見つけた上級ボード、
大物との出会いにレミィは興奮していた
「こっ恐いです…!?」
前回より一ヶ月…マルチはすでにあれから2枚ボードを手に入れていた…
一つは『イヤーズ』…マルチの特徴的なあの耳を伸ばし、伸ばした耳の双方から放出される
マイクロウェーブ波の増幅により強大なエネルギー波を放つことができるボードである…
マルチはそのボードを手に入れた際に誤射してしまい月に穴を開けてしまう…
この事件は『フィフス・ムーン事件』と呼ばれ、彼女が「人間災害(ヒューマノイドタイフーン)」
と呼ばれる所以となった…
もう一つが『薔薇』…保科に使用を禁止されている謎のカード…この世の災いの一つに
指定されているらしいが使っていないのでその能力は不明…
「マルチ、そいつは今までのヤツとは違うっ、持ってるボードを駆使して戦うんや!!!」
「はっはい、行きます!!!!」
「ふふ、何をするつもりだい?」
マルチは『クマ』と『犬』のボードを取り出した…
「メモリーボードよっその力を我に示せっ!!!!」
カッ
シュパアア…
そこにはくまの格好のマルチとあかりがいた
「うんうん、可愛いよマルチちゃん…」
「はっはい…ありがとうございます…それであの……」
マルチは誉められたことに照れながら用件を伝えた
「わかったわ、あのシスコンを倒せばいいのね…やりなさい矢島!!!」
「ワオオオオオオオオン」
あかりの言葉と共に矢島が飛び出し、月島に襲い掛かった
「ふんっ」
バシュッ
「ギャウウウウウウン!!!!!!!!!!」
矢島が吹っ飛んだ…月島のA・Tフィールドである…彼の心の壁はすでに現実にまで
現われていた
「強い…んっなにしてんの?…休んでないでさっさと行きなさい役立たず!!」
「ワウ…ワウン!!」
さすがに無理だと矢島はあかりに言った
「いいから行きなさい(怒)!」
「うう…ワオオオオオオオオン」
矢島は泣いていた…ただ涙が止まらなかった……そして彼は飛び出した…
「今よマルチちゃん」
「はっはいい!!」
「ワウッ?」
最後に矢島の目に写ったもの…それは『イヤーズ』の力でエネルギー波を撃とうとするマルチと
それを指示するあかりであった…合掌
ズッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ
「いっけええええええ!!!1」
その光は月島に向かって放射された…途中にいた矢島をも消し去って…
「無駄だね」
ズキュウウウウウン
だが光は月島に当たる寸前に歪曲し…そしてお空の彼方に消えていった
「えっ…?」
マルチは唖然として月島を見た…『イヤーズ』が効かないことが信じられないようだ
「しもうたわっアイツは電波使い…磁気を操作してエネルギー波の軌道をずらしたんやっ!?」
「すごいデスっ、いい画面が撮れました!!」
レミィはこの状況に興奮していた
「そんな…あとあるボードといったら『薔薇』くらいしか……」
「薔薇……?」
突然、いままで不敵な笑いを浮かべてた月島の顔が変化した
「おいお前、今なんと…?」
「えっこの『薔薇』のボードのことですか?」
「バッ薔薇ああああああああああああ!!!?」
もう真っ青である…彼とて男…邪悪なSS使いによって陵辱されたことは一度や二度ではないはずだ
これを読んでる人のなかでおぼえのある人…いますか?
「うわーーーん、そんな趣味、俺にはなああああああい!!!!」
月島は逃げ出した…モンスターは追ってこない…どうやら逃げ切れたようだ
「…あのー?」
「逃げたよう…やな」
「あの、どうして逃げたのデスか?」
レミィは素朴な疑問を聞いてきた
「『薔薇』のボードは男のキャラの天敵なんや…くわしいことは小学生には言えんな…
いや言いたくもない…にしてもなんつうもんを仮面慎太郎さんは考えたんや…罪な人やな」
「そーですか…残念デス……」
とても残念そうだ…
「マルチ…お前、あいつが出てきても今回の手ぇ使って逃げや…今のお前じゃ勝ち目あらんわ」
「はい…そうします……」
「せめて…瑠璃子が…『月』のボードがあれば……」
保科は小さくつぶやいた…
「『月』…?」
「おうっマルチちゃん大変デス、このままでは遅刻になってしまいマス!?」
「えっもうそんな時間なんですか?…」
「ほらっさっさと行くんやマルチっ、遅刻するんやないでー!!」
「はっはいい」

ズル…ズル…
ここは学校の廊下…そこには千鶴さんがなにかをひっぱって歩いていた…なにかとは無論
「耕一さん、ほら教室つきましたよ」
「………」
「青年大変そうだな」
廊下を歩いていた英二さんが耕一に声をかけた…耕一はもてる力のすべてをふりしぼって
こう答えた
「殴られた方がマシですから…料理よりも……」

その頃、柏木家の家にいる初音ちゃんは、
「…………」
返事がない、ただのしかばねのようだ…

続く……

−今回初めて出てきたボード−

『電波』−月島拓也を宿すカード、死天王の一人であり毒電波によって人を操ったり、
電気そのものを操作したり、A・Tフィールドを発生させたりする…とてつもなく協力で
並みのボードでは歯が立たない…どうも『月』のボードとは兄妹らしい
提供者…くまさん

『イヤーズ』−マルチの特徴的なあの耳を伸ばし、伸ばした耳の双方から放出される
マイクロウェーブ波の増幅により強大なエネルギー波を放つことができるボードである…
マルチはそのボードを手に入れた際に誤射してしまい月に穴を開けてしまう…
この事件は『フィフス・ムーン事件』と呼ばれ、彼女が「人間災害(ヒューマノイドタイフーン)」
と呼ばれる所以となった…とのこと
提供者−仮面慎太郎さん

『薔薇』−保科に唯一使用を禁止されている謎のカード…この世の災いの一つに
指定されているほどのボード…その能力は使った者の半径10M以内の男を
薔薇の道にいざなうことが出来る…マルチはこのボードを薔薇の花をふりまく(ある意味あってる)
乙女チックなものと勘違いしていて、使いたくてうずうずしているらしい
提供者−仮面慎太郎さん

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どーも紫炎です!!いやー3日もネット入ってないだけでSSがたまってる、たまってる…
感想は…書けない…書ききれない…うわーーーーーん
………
あっそうだ、委員長のことは上の通りです…すんませんでした…
あとボードのアイディアありがとうございましたくまさん、仮面慎太郎さん
まだ募集しているのでどなたかボードの提供をお願いします
んでわっ!!!!!