ほっぺについた・・・ 投稿者: 白野佑凪


設定:to heart
主人公:浩之
あかりネタっっっ
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「浩之ちゃん。おはよう」
「ん・・・はよ・・・!あかりぃ!?」
ビックリして裏返った声に、あかりが驚く。
「ど、どうしたの浩之ちゃん?」
「い・・・いや、なんでもない。おはよう、あかり」
ベットの中にある、あかりの顔に軽くキスをする。
「あ・・・浩之ちゃん・・・」
いつもなら、玄関でチャイムを鳴らして俺を起こすあかり。
それが今は俺のベットの中にいる・・・
俺達は関係を持った。
妹のような存在だったあかりが愛おしく思えて・・・
朝方まで愛し合った。
「ふああ〜〜ふぅぅぅ・・・眠い・・・」
大あくびをしてベットから出る。
「そうだよね。寝たのって6時くらいだから・・・ふぁぁぁうぅ〜」
あかりも可愛くあくびをして、ベットからでる。
「朝ご飯の用意するね」
「え?食う時間あるの?」
「今って以外と早いんだよ」
時計を見ると、まだ7時。
うそ・・・1時間しか寝てない・・・
頭ボーっとするわけだ。
「お台所借りるね」
「おう、頼むわ」
いろいろな角にぶつかりながら、あかりは台所へ向かって行った。
あかりも頭ボーっとしてるな・・・

「ごちそうさま」
2人とも制服に着替えて朝飯を食べた。
あかりの料理の腕はなかなかのものだ。
あかりと結婚する奴は、毎日こんな食生活をおくれるのだろう。
・・・あれ?その候補者って俺のことじゃ。
馬鹿馬鹿しさと、嬉しさで、笑っていたらあかりに変な顔をされた。
「どうしたの?浩之ちゃん・・・」
また俺が変な事たくらんでるとでも思ったのか?
「いや、あかりと結婚したら毎日こうなんだろうなって」
「えっ・・・結婚って・・・・」
あかりが恥ずかしがると思って本当のことを言った。
本当に照れてやがる。可愛いな・・・
「あ、浩之ちゃん、ほっぺにご飯粒付いてるよ」
「え?どこ?・・・取れた?」
「あ・・・とってあげる」
あかりは照れながらも、俺のほっぺにくっついたご飯粒を取り、自分の口に持っていった。
なんだか・・・すごく、あかりが愛おしい気がした・・・
いや、気がしたんじゃなくて愛おしい。
俺はずっとあかりを守っていくことを密かに心に決めた。

「今日は走らないでいいから、楽に登校できるね」
「ああ、体は楽だけど、頭はボーっとしてるな」
「私はしっかりしてるよ」
何もないところで、つっかかり、コケそうになりながら、あかりは言う。
「全然説得力無い」
「実は私もちょっとボーっとしてるかな・・・」
「おー、そりゃー、6時まで・・・むぐぐ」
「浩之ちゃん!こんな外で言っちゃ駄目!」
口を押さえられ息をするのもままならない。
「んーんーーんーー・・・ぷはぁ、殺す気かぁー!」
「あ・・・ゴメン。浩之ちゃん・・・あ、ほっぺたに桜が付いてるよ」
「え?・・・取れた?」
「とって上げる」
あかりは照れながらも、俺のほっぺにくっついた桜を取り、自分の口に持っていった。
なんだか・・・すごく、あかりが愛おしい気がした・・・
いや、気がしたんじゃなくて愛おしい。
俺はずっとあかりを守っていくことを密かに心に決めた。
「・・・う〜・・・眠い。だけどあかり、今変なことしなかったか?」
「・・・え?何かした?」
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(後書きっしゅ)
前回といい・・・今回といい・・・あかりファンに狙われそうなネタ。
ああ・・・狩られる前にどこかの山奥のお寺に出家しなくては。
なぁーんて、ことは思ってはいませんが。
感想くれる皆様、読んでくれる皆様には、
ほんっっっっっっっっっっと感謝の気持ちでいっぱいです(^^)