無題 投稿者: 味読埋没紫陽

 PNのとおり、味読に埋もれている最中に書いた暇つぶしです。(笑) 下らんです。見ないほうがマシ!?(^^;

 は〜い、マルチのネタバレね〜
イデ○ンと、エヴo知っとかないと落とせません。(笑)

 「ご主人様、なんなりとお申しつけください」
 「…」
 まったく、毎日この調子だぜ、
 「ご主人様、なんなりとお申しつけください」
 「マルチ、違うだろ…」
 「ご主人様、なんなりとお申しつけください」
 「マルチッ!!」
 ガコッ…

 「…」
 「…」
 「…」
 「…」

 はう、手首の部分が取れてしまった。

 「ヤバ…」
 つぶやきながらマルチの方を見ると、
どうやらショックで停止しているようだ。
しかしだ、ここで一つ問題がある。
それは、俺の知的好奇心という奴だ。
何かというと、今停止したマルチの手首のあった部分から
だらりと垂れ下がっているそれ…そう、コードだ。
通常の人間なら、なにとも思わない筈。
しかしだ、「スクラップを再生する男」という異名を取る俺様だ。
将来、メイドロボも修理する事になるかも知れないじゃないか。
 その為には…

 「よし」
ここは実験材料になってもらうしか…(笑)

 「俺のソゥルは100万ボルト〜」
俺様はお得意のテーマソングを歌いながら、己に酔いしれている。

 …一時間後

 「ふっ…こんなもんかな」
 俺は自分の作品を見て誇らしげなポーズをとった。
 「イカンイカン、こういう最高傑作を生み出したからには、記念写真を…」

 ピンポーン

 くそ、誰だこんな神聖なる時間帯に…

 「はいはい〜」
 ガチャ
 「あの宅急便ですけど、ハンコください」
 「シャチハタでいいっすか?」
 「桶桶ですよ」
 「はい、ハンコ」
 「じゃ、どもー」

 チッうるさいハエだったぜ。

 で、中身は…『DVD』
そうかそうか、やっと来たかDVDカメラ。
よし、丁度よい、ここで俺様が性能を試してやる。

 ガサガサ…
 「はい!?」

 「…」
 「…」
 「…」

 「まるちぃっ!!」
 はぁっ、はぁ…

 「まる…」
 ぷ。

 「ヤバ」
 とりあえずだ…検証してみねば。

1.電源周りはイヂってない。
2.わからないところは見ただけ。
3.変更したのは、外部デバイスがメイン。
4.頭部もちょっと触ったけど…まぁ、許容範囲だろう…

 ピロピロピロピロ…チーン!!
桶!!

 「よっしゃGo!」

 ヴィーン、カチカチカチカチ…

 「ま…まるち、起きた…か?」
 「う〜ん…あ…、あっあぁ、浩之さん!!」
 「ぷ」
 「ど、どうしたんですか、浩之さん?」
 「ぷはははははは」
 「なに?」
 「マルチッ、お前いつからそんな変な声になったんだ?」
 「へ?…あ…」
 「頼む、その声で『コスモー!』と言ってみて!」
 「はい、コスモー!」
 「ぷ…そっくり」
 「あぁ、でも、よかったまた会えて」
 「でもさ、マルチ…」
 「なんです?」
 「そんなものは俺のマルチではない」
 「え?」
 「大体さぁ…そんな変な声と格好で俺のとなりを歩かれたら…」
 「格好?」
 「あぁ、ほら、カガミ」
 「…」
 「ほら、コスモそっくりだろ?」
 「…」
 「知らない?あの、ぼわぼわ頭のキャラで…」
 「…」
 「やっぱさぁ、ヒロインの声で主役の格好ってのも…」
 「…」
 「おい、マルチ?」
 「…」
 「ま〜るぅ〜ちぃ…?」
 「…」
 パキ…パキピキ…」
 「ま…まるち…」
 「我は良き心もつものを…」
 「ま、まさか貴様…イデ!?」

 数秒後、全人類は滅びたらしい

 ごぬん、超駄文。(^^;