SS戦隊”サクシャマン” 投稿者:健やか
前会までのあらすぢ。
 毎度。健やかです。このお話もいよいよ終幕です。っていっても、あと一回・・・
二回ぐらいありそうですけど(笑)。
 ま、最終回前編って事で。では、冴え渡らない健やかワールドへどうぞ!!

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いよいよ迫った総会屋とサクシャマン達の決戦。今まで作者の我が儘且つ勝手な設定
に踊らされていた作者の方々が解放される日は近い。

 健やかくん「ひどいなぁ。完全に悪者ですね、僕」
鈴木 静さん「ま、そうだろうな」
 dyeさん「しかし、私は途中まで設定は事実だと思ってましたが・・・」
Foolさん「それがたちの悪いところだ。偽りの設定であそこまで引っ張るか?」
マイクDさん「UMAさんなんて、子持ちだし」
 健やかくん「いや、作者さんって、何か似たり寄ったりな方も多く感じて、どうせ
       なら現実味帯びた方が面白いか・・・と」
西山英志さん「俺なんて岩下さんとデキちまったし・・・」
鈴木 静さん「無責任な奴め」
 健やかくん「あう」
 アルルさん「さーてみんな。これからいよいよ総会屋と狩り合うわけだけど、知っ
       ての通り、この作者は格闘ものが苦手だ」
  一同皆様「・・・」
 アルルさん「と言うことは、だ。恐らくバトルはギャグだ。きっと変な戦いになる
       と思うが、多少変に扱われても、『なぁ、健やかくん。後でちょっと
       顔かしてくれっていうか、ちょっと来いおらぁ!!!』なーんてこと
       もあるかもしれんが、挫けずに頑張ろう!!」
 健やかくん「(冷や汗)」
Runeさん「うおおおおぅぅ。アルル隊長がまともだ!!!???」
Foolさん「明日は、雨だな」
 アルルさん「にょにょう!?」
西山英志さん「では、いくか・・・」
鈴木 静さん「ああ・・・」

          < S S に 生 き ・ ・ ・ の 巻 >

此処は、某所総会屋事務所兼、対サクシャマン迎撃本部『SERV(セルフ)』。
別に、何らかのサービスを執り行っているところではない。

ちづら〜さん「いよいよ、か」
久々野彰さん「・・・」
ジャザムさん「ク・・ク・・・ク・・・・」

総会屋は、既に迎撃準備を終えていた。今では全国的に広まった総会屋の活動も、こ
この総会屋ほど広範囲の参加者をまとめているところもないだろう。事実、前回の総
会では、関東地方から中国地方まで、かなりの参加者がいたのだから。

 ヒトシさん「あのう、お茶、入りましたけど・・・」
ちづら〜さん「おお、有り難う。ズズズッズウウゥゥゥーーーー。はぁ。旨いな」
久々野彰さん「コクコクコク・・・ンプッハァーーー。あ、ヒトシくん、おかわり」
 ヒトシさん「あ、はい」
ジャザムさん「ゴキュゥゥッッンン。・・・ふ、一口だな」
久々野彰さん「何故一口でいく・・・」

どうも、今朝からジン・ジャザムさんの様子がおかしい、と久々野さんは思う。

久々野彰さん「なぁ、ジンくん。今日は一段とハイじゃないか」
ジャザムさん「・・・。勿論です。いよいよ、いぃっよぉっいぃっよぉっ戦える訳で
       すから。これで興奮せにゃ、俺じゃないっすよ」
久々野彰さん「まぁ、そうだが・・・」
ジャザムさん「ククク・・・。これでやっとロシ○から購入した核メガランチャーを
       装備、実用できるって事だ・・・」
久々野彰さん「(やばいぞ、それ)」

いくらやばくても、それを止めないのが久々野さんである。

ちづら〜さん「ところで、以前ジンくんを襲ったセリスさんや、それを率いているで
       あろう、裏の組織からの接触はないの?」
ジャザムさん「はい、ありません。一体何だったのか・・・」
久々野彰さん「もしかすると、我々とサクシャマンがウダウダやっている隙に何か仕
       掛けてくるのでは?」
 ヒトシさん「はい、おかわりのお茶です」
久々野彰さん「おう。で、どうします? 何かモーションがあってから動きます?」
ちづら〜さん「そうだな。そうしようか。それ以外にいい手もないし」
 ヒトシさん「あ、お茶菓子ありますけど、出しましょうか?」
ジャザムさん「・・・」
久々野彰さん「・・・」
ちづら〜さん「・・・」

みんなが話をやめて、ヒトシさんを見る。

 ヒトシさん「あ、え、お、あの、何か・・?」
ちづら〜さん「・・・意外と、君みたいな人が、一番美味しいかもなぁ」
 ヒトシさん「・・・? 何がです?」

ま、そういうことです。

 ヒトシさん「それはそうと、さっきから玄関先に変な人達がいるんですけど」
久々野彰さん「・・・放っておけ。どうせ新聞の勧誘か何かだろ」
ジャザムさん「・・・あれ、アルルさんじゃないか」
ちづら〜さん「ぶほああああああーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」

ちづら〜さんが、豪快にお茶を噴いた。

久々野彰さん「なんてこったい! いきなりかよ!?」
ジャザムさん「社長とヒトシは後ろの会議室へ!! 行きますか、久々野さん!!」
久々野彰さん「・・・ああ」
ジャザムさん「・・・初めは僕が」

久々野さんは、ジン・ジャザムさんの殺気を感じ取った。

久々野さん(いつもの、ジンくんじゃない。・・・本気だな)

そして、ジン・ジャザムさんは、扉を開けた。

           ―――――事務所玄関前・・・

西山英志さん「む、出てきたぞ」
マイクDさん「初めは、ジン君か・・・」
Foolさん「ふふふ・・・ひゃひゃひゃ・・・」
鈴木R静さん「ど、どうしたんだ、Foolさんは・・・」
 dyeさん「昔の血が・・騒ぐんでしょう」
 健やかくん「こちらとしては、初めは、誰が出ます?」
マイクDさん「俺が・・・」
Foolさん「私が・・・」
 アルルさん「にょ、二人でやるにょ。ジンくんは強いにょ」
Runeさん「うううおおおおおおうううう!! っいっけえぇ!!!」

そして、マイクDさんとFoolさんが頷く。

マイクDさん「サクシャマン・パワーーー!!・・・」
Foolさん「メェーーーイク、○ップ!!!!!(流石に自粛)」

ちゃららららーーーーん、とお馴染みの効果音が流れ、二人の衣服がシースルー状態
になる。

西山英志さん「・・・あんまり、見たくない光景だな」
 dyeさん「・・・しかし、我々が変身するのは、初めてですよ」
鈴木R静さん「・・・健やかくんも、何かボケないとヤバイと思ったんだろ」
 健やかくん「・・・(図星)」

そうこうしている間に、変身が完了。

マイクDさん「サクシャブルーーー!!」
Foolさん「サクシャピィィィーーーンク!!」
お二人さんで「「ただいま惨状(爆)!!!!!」」

後ろで画面効果が起こり、二人がびしっとポーズを決めた。

 アルルさん「・・・誤字じゃないんだね」
 健やかくん「・・・はい」
 dyeさん「・・・分かる気がするな、すっごく」

そんなことをしているうちに、ジンさんがしびれを切らす。

ジャザムさん「・・・もういいか?」
マイクDさん「おお、待たせたな!」
Foolさん「ブツブツぶつぶつブツブツ・・・」
ジャザムさん「・・・ん? Fool!!! きっさま、何をぉぉ!!」

そう言った瞬間、Foolさんの技がスタートする!!

Foolさん「くらえぇぇぇいぃ!! 『薔薇、百合、何でもこんかぁぁい!!!!
       手始めはこれだ、来栖川家の果てぇぇぇ!!!!』」

どぎょおおああああああああん!! 何処からやってきたか、黒いリムジンがジンさ
んに襲いかかっていく!!

ジャザムさん「は、リムジン程度・・・」

そう言って、ジンさんは片腕を掲げる。

ジャザムさん「『うなれ、叫べ、俺の黒金の城よぉぉ!! ロケットォォォォォォォ
         パァァァァンチッ!!!』」

ドゴオーーーーーン!! ジンさんの腕がとぶ。
これは、単なるロケットではなく、ワイヤーが付いたインコム形式(ZZガンダムの、
ハンマ・ハンマ等参照されたし)の、ショートレンジの攻撃だ。

どごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!
リムジンとロケットパンチが衝突し、リムジンが砕け散る。

ジャザムさん「はあっはぁぁぁーーーーーー!!!!」
Foolさん「ちいいっ!!」
マイクDさん「アブねぇっ!! 『鍋、鍋、千鶴鍋、こっちのなーべはうーまいぞっ
       ジンくんちょっと、いらっしゃぁぁぁぁぁぁあいいいい!!』」
ジャザムさん「何!?」

ごごぉぉーーーーん。
千鶴鍋がロケットパンチを防御する。
結果、防御は出来たが、千鶴鍋は粉々になった。

ジャザムさん「お、おのれーーー!!! よくも、よくも千鶴さんの鍋をぉぉ!!」

ジンさんが、切れた。

 アルルさん「や、危ないにょ、避難するにょ!!!!」
鈴木R静さん「しかし、ブルーやピンクは・・・!!」
西山英志さん「・・・惜しい奴を亡くした・・・・」
Runeさん「うおおおう!! 男だぜ、あんた達ぃぃぃ!!」
 dyeさん「まだ死んでませんって・・・」

そう言いながら、二人を残してみんな避難する。

マイクDさん「・・・仕方がないな」
Foolさん「・・・ああ、酷いよ、みんな・・・」

そんなことをしている内にも、ジンさんは、超必殺技を詠唱し始める!!

ジャザムさん「『俺の血よ、肉よ、魂よ!! 燃えろ燃えろ、尊き炎よ!!・・』」
マイクDさん「よし!! 『ほわるば、ほわるば、何と言っても長瀬さん・・・』」
Foolさん「『壊れ、壊され、恋い、焦がれ・・・飛ばし飛ばしてきたけれど』」
ジャザムさん「『未完の大作先行き不安、連載SS皆さん待たせてゴメンね・・』」
マイクDさん「『レモン汁ならまだいける、みぞれもまだまだ大丈夫!!・・・』」
Foolさん「『貴方の心は大丈夫?・・・ケリを付けるぜS○Y!!!!・・』」
ジャザムさん「『超・スゥーパァーリィーフ大戦ぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!』」
マイクDさん「『イチゴは・・・!!の、雪の降る朝ぁぁぁ!!!!!!』」
Foolさん「『貴方のココロ壊しますぅぅぅぅぅ!!』」

ちゅごうわあぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・ん!!!
それぞれの持つ、超絶な技が互いに干渉し、凄まじい衝撃波が生まれた。

 アルルさん「にょーーーーー!!」
鈴木R静さん「くうううっ!!」
 dyeさん「く、ふ、二人は!?」

ごおおおおーーーーーーーっっ!!!!
衝撃が消え、辺りに静寂が蘇る。

 健やかくん「あっちゃーーー」
Runeさん「・・・こりゃ、駄目だ」

ジンさん、マイクDさん、Foolさんの三人とも、ノビきっていた。
まさに、きゅう〜〜〜って感じである。

西山英志さん「まぁ、しょうがないな」
 アルルさん「先、行くにょ!!」
 dyeさん「・・・はぁ」

一人dyeさんがため息をつき、事の大きさを表す。
と、その時・・・。

鈴木R静さん「な、何だぁ!!!」

みんなが、ハッとした途端、アルル隊長と西山さんの様子が変わる。

 アルルさん「にょ〜〜〜〜、アリエoOにょ〜〜〜〜・・・」
西山英志さん「か、か、かえ、かえかえ、楓楓楓、楓、うわぁぁぁ・・・ぁぁ・・」
 dyeさん「せ、精神汚染か!!」
??????「ご名答」

そう応えたのは、勿論・・・。

鈴木R静さん「久々野・・・彰!!!」
久々野彰さん「ふ、脆いものだ・・・」
 健やかくん「な、なんてこった。あのアルルさんが・・・」
Runeさん「うおおぉぉ!! 隊長、白昼夢好きだったんですかぁぁ!!」

誤解を招くぞ、その言い方(笑)。

久々野彰さん「どれ、もう一人・・・『自虐!!』」
 健やかくん「うおお!!・・・・・」

久々野さんの技が、健やかにヒット!!

 dyeさん「だ、大丈夫か!?」
Runeさん「おおおおおおお、寝るなぁぁぁ!!」

Runeさんが、健やかの顔をバシバシ叩く。
シーーーーーン。

 健やかくん「ご、誤解だぁぁぁ!!!」
鈴木R静さん「うお!?」
久々野彰さん「決まったな・・・」

健やかは暴れ始める。

 健やかくん「だ、だから誤解だって。そのナチュラ○とか言うのは友達が持ってき
       たソフトで、面白いからって勝手にインストールされて、ご、誤解、
       だから、いや、デフォルトで千歳って名前で、君と偶然一緒で友達が
       勝手にやり込んでたまたま愛奴になっちゃって、たまたま、うん、偶
       然君が来たときにCD入ってていや、ホント誤解!!!」
鈴木R静さん「・・・何やってんだ、こいつは・・・」
 dyeさん「・・・はは、は・・・」
久々野彰さん「ふぅぅぅん・・・(嫌味)」

それは兎も角、戦闘す。

 dyeさん「隙あり!!『芹香お嬢様、翻訳いたしますぅぅ!!』」
久々野彰さん「くおおお!?」

久々野さんの頭の中に直接、万を超える先輩の「・・・」が浮かび上がる!!

久々野彰さん「うおお!? 翻訳せずにはおれん! 私的にぃぃ!!」
Runeさん「よっしゃぁぁぁい!『俺の右手が、以下略!!』」

どっっごぉぉぉぉ!!!!
久々野さんに、Runeさんの必殺技が168ヒットし、K・Oを取った!!

久々野彰さん「く、く、久々野は、久々野はぁぁ!!・・・ガク」
鈴木R静さん「・・・」
 dyeさん「・・・やりましたね」
Runeさん「強敵だった・・・」
鈴木R静さん「というより、あんまり戦ってないじゃん。作者の意図が・・・」
 dyeさん「あはははっ!! ま、まあいいじゃないですか、先行きましょ!!」
Runeさん「よっしゃーーー!!!」

遂に三人になってしまったサクシャマン達。
次に待つのは、あの人だ・・・。
終わりは・・・近い!!

          ―――某所某室の一角にて・・・

??????「・・・そうか、始まったか・・・」
 セリスさん「はい・・・」

セリスさんの報告を受ける、・・・。

へーのきさん「どう、致します? そろそろ、動かれますか?」
??????「うむ・・・。そうだな・・・」
 セリスさん「では・・・」
??????「ああ・・・始まりだ」

??????「宴の・・・な」


                         < 次 回 未 定 >
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筆者あとがき
 もういい加減忘れそうです、設定(笑)。でも、作者がこれって事は、読者はもう、
終わってるな(笑)。きっと、記憶の彼方に消えていることでしょう。

 さてさて、ちょっとお詫びを。作中で、他人様の名前を勝手に呼び捨てにしてしま
い、非常に申し訳ないです。でも、他に書きようがなかったんで許して・・・。