ホワイトアルバム短編番外編 ゲームショップ冬弥 投稿者: しもPN
ホワイトアルバム短編番外編 ゲームショップ冬弥

 ちょっと壊れた冬弥です…5メートルくらい下がって見てね。
 ちなみに18歳以上推奨ギャグもん…。(いいのか俺)
 ホワイトアルバムのイメージが崩れるかも知れないのでなるべく読まない
でね。

本編
 18歳…とうとうこの時がやってきた…何度夢見ただろうか…この甘美な
言葉。
 行かなくては…俺が行かなくて誰が行く…行け…パソコンゲーム専門店
祖父マOプへ。
 俺は走る…どんどん走る…まるで聖地へ向かう巡礼者マホメットのように
…。
 右手は萌え立ち…まるでGガOダムのシャイニングゴッド…をする前の
ようにうなっている。
「萌えろ闘魂この体果てるまで」
 鼓動は高鳴り…まるで体は自分の体じゃないようにうなっていた。
 知らず知らずのうちに冬弥の歩みの速度は速くなる…。
 そう知らず知らずのうちに…。 
 そしてどんどん走ると祖父マOプが見えてきた。
 ああ祖父マOプ…俺はいつも一般作のコーナーにしか行けない今までの
自分を思い返していた。
 なんどその禁断の聖地に入ろうとしたことか…。
 だが…できなかった…心は許しても店員が許さなかった。その時ほど
大人になりたいと思ったことはない。
 だが今日は…いくぜえ…。
 俺は店の中に入る。それとなく一般作を見る体勢を取る俺…。うーん、
これでは…パブロフの犬。
 負けるな俺…この雰囲気に飲まれてどうする…俺は今までこの時のために
生きてきたんじゃないか。
 思い返し、XX禁のコーナーへ…そこにはいままで俺が感じたこともない
甘美な禁断の果実があった。
 ああこれが禁断の木のみ…。
 しかもその中の一つに目を引かれる…お兄ちゃん…ぼっくという言葉に…。
 いきなり心が萌え立つ…。
 これだあ…俺はナチOラルを手にとった。
 ラヴラヴ萌え萌え…。
 そしてレジに急ぐ…わき目も触れずに…。
「あのこれお願いします」まるで一般作でも出すようにそしらぬ振りで
ナチOラルを出す俺…心の高鳴りとは裏腹に…。
 だが店員の応対は違った。
「えっ冬弥…くん」
 そうそこに居たのはこともあろうか…当惑した表情の由綺だった。
「なんでここに…」恐る恐る怖いものでも見るような怯えた目で震えながら
聞く俺。
「うん…友達が病気だったから…代わりに…行ってくれないかと頼まれて…」
 その光景はいつもの由綺のようだったが明らかに哀れみを含んでいた…
そして。
「ごめんね…冬弥くん」
 なぜ謝る…由綺…なぜ謝るんだあ…。
 それから心に決めたように…。
「でもね…こんなものは買わないで…」と言う。
 店員のはずなのにレジを打とうとしない由綺…うーんしばらく間が空く…
いづらい…。
 そしてまるでさっきまでのざわめきが嘘のようにピッタリと…周りが静ま
り返る。
「由綺ごめ…」
 謝りの言葉を言って帰ろうとする俺…だがいきなりその後ろから店員が
現れる。
「そっか由綺ちゃん始めてだもんね…俺がやるよ」
 その店員の男はレジを即座に打ち出す…そして。
「ナチュラルお買い上げありがとうございます…5800円になります」と
そういう言葉を放つ。
 言わんといてくれー…それだけは言わんといてくれー。
 俺は絶体絶命の谷に放り込まれたようだった。
 どうするんだ…これを買うと由綺に…だが買わないわけには…。
 それからしばらくレジの前で立ち尽くす間抜けな冬弥の姿があった。
(おしまひ)

 壊れてます…気持ち良いくらい…いいんじゃあ…オリジナルで中国もんの
極めて普通の風水とか扱う話しつくるから…こうなるんじゃあ…。(爆)
 まあ見てくれた方ありがとうございます。
 ほとんど訂正してません…間違ってたらごめんね。
 でも本当にこれでいいのか>俺^^;