in会場 がやがや・・・ Leafファン達がざわめく中、第1日目は幕を開けた。 大会は2日にわたって開催される。 第1日目の開始時刻は14:00。 遠方からの来客もあってか、やや遅めのスタートだった。 チームは紅組、白組の2チームに分かれる。 チームリーダーは紅組、新城沙織。 白組、藤田浩之。 リーダーだからってどうという訳はないが、一応決まった。 開会式前 浩之「あそこが召集場所か?」 あかり「あ、そうみたい」 マルチ「あ、浩之さ〜〜〜〜ん」 浩之「あれ、マルチまでいるみたいだな」 源五郎「なかなか面白い事をするらしいじゃないか」 浩之「長瀬のおっさんまで」 源五郎「このイベントじゃ誰のエンディングを見たのか解らないな」 マルチ「一応、私も呼ばれたんです」 浩之「マ、マルチ。お前運動大丈夫なのか?」 マルチ「正直言うとあまり得意ではありませんが、一生懸命がんばります!」 浩之「・・・ところであかり。チームってどうなってんだ?」 あかり「・・・・そういえば・・・教えてもらってないね」 源五郎「チームかね? ここで決めるんだよ。ここで」 浩之&あかり「「へっ!?」」 メンバー全員、チームについてはなにも知らされていなかった。 もちろん、役員も当然である。 実は、ここでくじ引きにて決めてしまおうといういい加減さであった。 秘密を守るとでも捉えられない事もないが、こんな大会で秘密を守って どうしようというのだろう? これは誰もが抱く疑問であった・・・。 リーダーがそれぞれ順にくじを引いていく。 それにより、完全に二つのチームに分かれるのだ。 ・ ・ ・ 初音「それでは、チームリーダーの方にくじを引いて頂きます」 志保「ヒロ。あんたでしょ?」 浩之「うっせーな。わかってらぁ」 沙織「私が紅組のリーダー、新城沙織。よろしくね」 浩之「はぁ。ども」 がっしり(?)と握手する二人。 初音「じゃんけんで先攻後攻をきめてくださいね」 浩之「じゃーんけん・・・」 沙織「ホイ!」 浩之「げっ!」 沙織「やったー!勝っちゃった!」 初音「それでは、新城さん。くじをどうぞ」 沙織「ふ〜んふ〜ん♪・・・と」 がさがさ 沙織「これだ!!」 初音「紅組・・・来栖川芹香!」 浩之「い!?せんぱ〜い・・・」 楓がボードに名前を書き込んでいく。 初音「次は藤田さん。くじをどうぞ」 浩之「・・・(頼む、頼むぞ〜。誰か強い人を)」 がさがさ・・・ 初音「白組・・・来栖川綾香!」 『おお〜!』 ギャラリーから驚きの声がおこる。 来栖川姉妹が分かれたせいだ。 綾香「浩之、おんなじチームになっちゃったわね」 浩之「おう。いっちょたのむぜ」 ・ ・ ・ そんなこんなで(全部書くととんでもなく時間がかかるので) チームが決定した。 <プロローグその3へ>