堕説・痕 第1話 投稿者:司堂 馨


俺の名前は柏木耕一。詳しくは痕〜きずあと〜参照のこと。

それより、俺は相変わらず暇を持て余していると、突然部屋のドアが荒々しく開かれた。

バタンッ

「耕一さんっ!!」

「な!? ち、千鶴さん!?」

・

「・・・・と言うわけなんです。 取り合えずこのフロッピーを・・・」

「ちょっと、ちょっと。千鶴さん、いきなり言われても・・・」

事情はこうだった。

鶴来屋前社長の資料の整理をしていたところ、妙なフロッピーを見つけ、調べようとした瞬間、
黒ずくめの男に襲われたと言う。

全力で逃げてきたらしいが・・・。

俺はとりあえず、

「・・・・わかったよ。 わかった。俺がこのフロッピーを持ってればいいんでしょ。大丈夫だよ」

フロッピーを受け取った。

と、いきなり黒尽くめの男達が!

「わ!?」

「耕一さん、窓から逃げて下さい!」

「で、でも、千鶴さんが」

「いいからはやく!!!」

ダッ

俺は飛び降りたが怪我はなく、ちょうど梓が逃げている所に出くわした。

「梓!」

俺は梓を抱えると全力で跳んだ。

「耕一!」

と、いきなり、ちりちりちりちり・・・・・

「ぐあっ!!!!」

俺は脳に電気のようなものを感じてそのまま、路地裏の角に落下した。

ドオン!ドサッ

「いつつつ・・・」

運良く、たいした怪我は負っていない。

エルクゥの恩恵とでも言おうか。

だが、

「フロッピーを渡してもらおう」

まるでボスのような気迫を持った男が立ちはだかる。

「どうする?耕一」

俺は・・・

 1,素直に渡す。
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 2,断る。
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 3,能力を使って戦う。
               →分岐Bへ