「ようこそリネットくん。今日はも、よく来てくれた」 私リネット、15才!! いつもは辺鄙でひなびた温泉地でデキの悪い 姉共のフォローに回ってるけど、本当は魔界の魔法学園の生徒なの! 「話しというのは他でもない」 目の前でなんだかえらそーに話しているのは俗に言う磨導覇王って人なんだ。 うん、覇王というだけあって佐竹ーーってカンジ。そりゃ電撃覇王だーーなんて、 ちょっち古かったか、えへへ☆ 「こら、聞いてるのか、リネット!」 こいつはケチャ。可愛くないクマのぬいさんで、どんな奴か知りたきゃ このページの一番上の左と右を参照して☆ 「聞ケーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ」 ばぎぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!! 「はうっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ!!」 え、えへへ、ケチャの攻撃を受けて、私思わず大声を上げちゃった☆ だってケチャったら、全力で立ちむかってくるんだもん☆ クマのクセに☆☆ もぅ、だ・い・た・ん☆ ・・・・・と思ったらなんだかマジでむかついてきた。 このやろー、よくもやりやがったなーーーっ☆ リネットスッラァァァァァァァッッッッシュ!!!! 「ギシャァァァァァァっっっっっ!!」 3万ボルトの私の電気放出をモロに受けて、ケチャは奇妙な雄叫びを残し灰となった。 「ほう・・・」 魔導覇王はニヤリと笑う。 「少しは出来るようだな、それでこそ次期女王候補」 えへ☆ リネット、女王候補だったんだぁ(丹下 桜調) 「だがしかし!!! 幾らリネットと言えど、これはかわせまいっっ!! 地覆ーーーーーーーーッ!!」 ごごごごご゛ごごご゛ごーー☆ 地響きが部屋の中に響きわたり、魔導覇王は異形の怪人へと変身した。 「オレはっっ!! リネットの天敵にして、人類の味方!! リネットキラーーーーっっっ!!」 チャンスはそうない☆ 奴のパイルさえ折れば!! 私の額に汗がにじむ。 「シネーーーーーーっっっ!!!!」 中略。 「行ってきまーーーす☆」 「車に気をつけるのよーーーーーー」(千鶴) 「はーーーーい」 私、柏木初音☆ こりから人間界での私の生活が本格的にスタートします☆☆ 時々魔法を使っちゃうかもしれないけれど、よろしくね☆☆ あ、それから。 私が魔法を使えるっていうのは、みんなには、な・い・しょ!! ね☆ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 現実逃避の産物です・・・ はい。