<><><ある平凡な一日の始まり その2><><>
そう言って千鶴さんは部屋を出て行く。
「あっ、あのぉー・・・」
一人部屋に残される俺。
そこでもう一度ハッキリとしない頭で考えてみる。
(うぅーん?昨日俺何したんだろう?あの千鶴さんの反応は・・・
んーん。どうしても思い出せない!!)
少し気にはなるものの考えていても仕方ない。
そう思い布団からでて身仕度をしトイレに行く。
(しっかしまいったよなぁー。俺どんな顔して行けば良いんだろう?)
そんな事を考えながら用を足しトイレを出たその時、
トントントントン・・・
どうやら誰かが二階から降りてくるみたいだ。
トントントントン・・・
「あ!お、おはよう。初音ちゃん。いい朝だね。」
とりあえずどんな顔をしていいのか解らず愛想笑いで挨拶をする。
「あぁ!おはよーおにいちゃん。昨日は・・・
もぉーおにいちゃんたらーエッチィー!!」
そう言うと初音ちゃんは顔を赤らめながら去っていく。
「あっ。ちょ、ちょっと待ってよ。初音ちゃーん。」
その声だけがむなしく廊下に響く。
(やっばいなー。俺いったい何やったんだ?)
記憶には無いがなにかをやったという罪悪感だけがだんだん膨らんでくる。
(あぁ!やっぱり俺は何かとんでもない事をやってしまったんだぁー!!)
俺が罪悪感に囚われ肩を落としトボトボ廊下を歩いていると、
(・・・・・・・・・・ジィーーー・・・・・・・・・・)
「うん?」
(・・・・・・・・・・・・・・・・ジィー・・・・・・・・)
「ふぅん?」
何やら妙な視線を感じる。この視線は・・・
「か、楓ちゃん?お、おはよう。(笑)」
ササササササ・・・・・
(おいおい。そんな逃げなくても・・・{涙})
俺は本気で考え出した。
(こりゃーとんでもない事をやってしまったのでわないのか?
ま、まさか一線を超えて・・・!?)
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どうも、静耶ですぅ。
何か良いものですね。こうやって作品をみんなに見てもらえるのって。
なんだか癖になりそうです。(笑
そうそうSS復活?作戦静耶も参加します。
でわ。