あなたにあえて 〜番外編〜 投稿者:グンヤ
 この話は本編とほとんど関係ありません。後日談の一種と思ってください。
 ものすごく馬鹿馬鹿しい話です。本編ほったらかして何書いてるんだ私……
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 剣道部、夏合宿前夜。相馬と源は準備に忙しい。だが、この合宿で自分たちは引退
だと思うと感慨深いものがある。今回の合宿には、何年振りかで女子が参加する。芹
香である。なぜか綾香も来るらしい。そして名誉顧問としてセバスチャン。年甲斐も
なく張りきってます、と芹香が言っていた。
 さて、相馬は合宿で使う救急用品を準備している。リストを見ながら専用の鞄につ
めていくのだが、妙なものがリストに書いてある。首をかしげた。
「どうかしました?」
「いや・・・」
 相馬が真顔で聞いた。
「この表にある『ナプキン』て、何だ?」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・何だと思います?」
「あれか、食事の時に首に巻いたりする・・・」
「・・・・・・」
「・・・ちがうのか・・・?」
「それとはちがうもので・・・」
 ややあって源は、
「芹香さんに聞いてみなさい。きっと教えてくれますよ」
 とんでもないことをこの男は言った。
「ふうん・・・」
 それでこの話は打ち切りになった。

 次の日、相馬はほんとに芹香に聞いた・・・。大勢の部員の前で・・・。

 それから・・・
 合宿の間、源はずっと相馬に睨まれていたという・・・
 合宿の間、芹香は相馬を見るたび吹き出していたという・・・
 合宿の間、相馬は芹香に顔向けできなかったという・・・

                おわり
 この話、半分実話です。私、高二になるまで知りませんでした。(笑)
 いや、生理用品の存在は知ってたんですが、名前までは知らなかった
 というほうが正解です。(馬鹿)これでも高校時代、保健委員でした。
 で、ある日救急用品の表を見てたときにそれが書いてありまして、大
 真面目な顔で、聞いてしまった訳です。ええ、笑われましたとも。
 
 こんな馬鹿な話書いてしまってほんとごめんなさい。とっとと、本編
 のほう書きますから怒らないでください。

 久々野さま、takatakaさま、柄打さま、あんBさま、ほかにも感想を
 書いてくださった皆様ありがとうございます。名前が漏れてしまった
 方、すみません。