「おかると研究会はどこにありますか?」 見れば背の高い黒服の初老の男。 「あの、どちらさまでしょうか?」 念のため相馬は聞いた。何というか、怪しいのである。その場違いな服装が。まる でどこぞの貴族の執事というか・・・ 「失礼しました。私、来栖川家の執事をしております『セバスチャン』と申します」 男はやや誇らしげに名乗ったが、相馬と源はよろめいていた。 ・・・セ・・・セバスチャン!?・・・・・・ あまり関わってはいけないような気がしたが、相馬は聞いた。 「・・・で、来栖川の執事さんが何のようで?」 「いえ、ここに通っておられる芹香お嬢様をお迎えに参ったのですが・・・」 どうやら来栖川嬢が時間になっても来ないらしい。心配なのだろう。 相馬と源が顔を見合す。 「どこにあるんだ?その『オカルト研究会』」 「文系クラブ棟ですね」 結構わかりづらい場所である。不案内な人には説明しづらい。結局、二人はこのセ バスチャンとやらを案内することにした。 「申し訳ございませぬ」 「かまいませんよ、別に」 続きます またも時間が来てしまいました。短くてすみません。 久々野さま あなたのおっしゃるとおりです。オリジナルのキャラだすんだったら出会いの シーンも創作するんだったと後悔してます。ゲームの浩之と同じではねえ…。 次からはゲーム本編とは違う話にしてこうと思います。おもしろくないですけ ど・・・。あとこの話の時期は本編と同じ三月です。相馬と芹香さんはまだ二 年生です。説明不足でした。当然浩之たちは一年です。