狩る!! 大捜査線 1 投稿者:グロCK
「あ〜、ちょっといいか、柳葉・・・じゃなかった柳川君」
「えっ!?あっ、はい・・・」

 正直言って驚いた・・・ あの男が俺の名前を間違えるとは・・・
 まだコンビを組んで半年もないが、今まで間違えて呼ばれたことはない。
 一体何が・・・ と思いつつ、俺は長瀬に付いて応接室に入った。

「あ〜、なんだ、その、急に上からのお達しでな、二人程うちの課に配属(いれ)ることになったんだが・・・」
「・・・はぁ」
「ま、とりあえず紹介しよう・・・ こちらが―――」
「今度、ここに無理矢理・・・ じゃなかった、特別に配属されました、柏木千鶴で〜す!! てへっ(はあと)」
「同じく、千鶴さんのおもりをするはめ・・・いや、護衛をおおせつかまりました、柏木耕一です・・・ はぁ〜」
「!!!」
 な、何故だ!! 何故こいつらがここにきた!? 忘れるはずもない、実の甥と姪の二人・・・
 そう、この二人も俺と同じ『鬼』なのだ・・・。何の目的があってかは知らんが、あの時の屈辱を、今ここで・・・

「―――と言う訳で、よろしく頼むよ・・・ って、おい、聞いているのか?」
「・・・えっ!? あっ、はい・・・」
「それじゃ、よろしく」
 ―――バタン―――

 扉が閉まった時に、俺はおぼろげに記憶を辿り、長瀬が行っていた事を思い出した・・・
『この二人の面倒をみてくれ・・・』 

 その瞬間、俺は真っ白になっていた・・・

 続く・・・


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どうも、グロCKです。
時間がないんでまた・・・
あっ、それから久々野さん、感想どうも。
ほななぁ〜