いけいけ!GO!GO!葵ちゃん! 投稿者: カズ【マチュア様】
 あんまり深く考えずに・・・・。ただの思いつきですから・・・・。

〜前回のあらすじ〜
 つまみ食いをした雅史にお仕置きしようと企むセリオ。
厨房評議会によって決定したお仕置きは「1ヶ月朝、昼、晩の
食事は苦瓜の100%ジュースと餃子の皮のみ!」 しかし雅史は
つまみ食いがばれたことに気づいていない。雅史危うし!
「ちがぁぁぁぁぁぁぁーーーう!!」
あっ!前回の妖精!
「前回とストーリーが全然違いますぅ!」
けっ!オイラは江戸っ子なんでい!前の話なんて飽きちまったぜ!べらぼうめ!
「・・・・・あなたの出身地は広島じゃなかったですかぁ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

第弐話「破壊力バ・ツ・グ・ン。」
「あなた達の悪行もここまでよ!」
 人差し指をビシッ!と立てて、少女は怪盗達に担架を切った。が・・・、
「・・・・・・・・ぶっ!ぶわはっはっはっはっーーーー!!」
雅史を始めとし、怪盗達は腹を抱えて笑いだした。
「な、なによなによ!何がおかしいのよぉ!」
「やかましい!脅かしやがって!お子ちゃまは帰ってプレステ
 でもしてりゃーいいんだよ!」
「ひ、ひどいですぅ〜、葵はお子ちゃまじゃないもぉん。
 ね?マルチィ?」

補足:マルチ・世界でも珍しい黒翼妖精一族。葵のお守り役&友達。

「そうですよぉ〜、葵ちゃんは立派な大人ですよぉ!そ、そりゃぁ
 まだ胸とかは発展途上国ですけどぉ〜・・・。」
「なっ?!わ、わたしの方がマルチより胸あるもぉ〜ん!」
「っ!むぅ〜〜!わたしの方がありますぅ〜!葵ちゃんなんて、まだ
 ”だっちゅーの”ポーズもできないじゃないですかぁ〜!」
二人のバックに紫炎が燃え上がった。
「あ、あのぉ〜、そろそろ先、行きたいんだけど・・・・。」
話に横槍を入れたのは雅史だった。
「あっ、ごめんなさいですぅ・・。」
葵が言葉を言い終わると、途端に雅史の形相が険しくなり、
「今日は、盗み損なってイライラしてんだ!泣いたって
 容赦しねーからな!」
と、雅史は怒鳴り散らし、戦闘態勢をとった。が、セリオはニヤついている。
「フフッ・・・・。(勝った。わたしの方が大きいわ。)」
「おい・・・、おい!セリオ!なにニヤついてんだ!?」
「えっ、ええ・・、べ、べつに・・・。は、はやく殺ってしまいなさいよ!」
イーーーッ!!と言う掛け声と共に手下共が襲いかかってきた!(何故イーー?)
「きゃぁぁぁ〜、どうしようマルチィ〜!?」
「ど、どうしようって、闘うんですよぉ〜!!」
2人の背後から手下の一人がマルチに飛びかかった!
「きゃぁぁぁぁ〜〜ん!」
「危ないマルチィ!こうなったら!葵ちゃん必殺ぅ〜・・・、手刀っ!!」
スパーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!
・・・・・・・・葵の前方50キロのモノ全てが真っ二つになった・・・。
葵ちゃんの放った手刀(衝撃波?)は襲いかかってきた手下の鼻頭を
掠っていった。
「ヒッひえええええぇぇぇぇーーー!!!」
ビビッた手下は、いちもくさんに逃げ出した。
「こ、こんなの相手にしてられねぇ!!」
その姿を見て他の手下共も逃げ出した。
「あっ、こら!逃げるなぁぁーー!!」
・・・・・・・結局、雅史とセリオ、2人きりになってしまった。
一方、葵達はというと・・・・、
「わたしにも当たっちゃうじゃない!!」
「助けてあげたのにその言いぐさなによぉ〜!」
また、口論していた。
「さっ、私たちも逃げましょう・・・。」
いつの間にかセリオの頭上には飛行船がはしごを
垂らして待っていた。
「あっ!葵ちゃん!脇役が逃げちゃう!」
「追いかけるわよぉ!マルチィ!」
ゴッ!
「あっ・・・。」
「あっ・・・。」
ドサッ!
走り出した途端、葵ちゃんは躓いて転んでしまった。
膝小僧からは微量の鮮血が流れている。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・い、いっっっっっったぁぁぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃ〜〜〜〜!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、
・・・・・・・・・・・・・ミシ、ミシ!パリン!!パリッ!パリン!
葵の叫びと共に周囲の家々の窓ガラスが次々に破壊されていった。
(飛行船内)
ぶわっ!!
「ぬおっ!」
葵の叫び声で飛行船が大きく揺れだした。
「なんちゅーアホ声だ・・・・。」
「さっさと帰るわよ・・・・。」
(スピーカー)「クソガキィー!!次はないと思えぇぇぇーーー!!」
「・・・・・、今度会うときは”だちゅーの”が出来るようになってるかしら。(私の方が大きい)。」

「あ〜あ・・・、逃げちゃったぁ・・・。」
「ふぇ〜ん。マルチィ〜、お薬ぬってぇ〜・・・。」
「はいはい・・。世話が焼けますねぇ・・・。」
こうして葵ちゃんは雅史達を取り逃がしてしまいました。

〜次回予告〜
 雅史たちを取り逃がしてしまった葵ちゃん。次回はセリオの
お話です。何故セリオは「まさしぃーズ」に入っているのか。
何故雅史の手助けをするのか・・・・・。人は何故、そこまで
残酷になれるのか・・・・。次回「人を見失うとき・・・・。」

つ、つまんねぇ・・・。このシリーズやめようかなぁ・・・・。
もうネタないし・・・。