或る愛の形  愛・覚えていますか・・・ 投稿者:仮面慎太郎
夜の学校。恐怖と言う名の闇が支配する空間。
過去、何人がこの闇の中に吸い込まれて消えていっただろう。
悲しみの黒。闇自身、もう悲しみを吸い込みたくはなかった。
しかし、闇を切り裂く物もある。
そして、それは<愛>と言う名だった。

 
     或る愛の形・・・
            愛・覚えていますか・・・

 「ふぅ・・・もう、9時か・・・」
一人残ってサッカーの自主トレをしていた雅史は、ゴールに突き刺さったボールを拾い上げて、呟いた。ボールを持って
部室に入る。代々使っている(何代前の先輩が持って来たであろう)明らかに粗大ゴミ捨て場から拾ってきた様な、
物々しい椅子に座り、使っていたボールを雑巾で拭く。
外はもう暗く、夜間ライトだけが誰もいないグランドを照らしていた。
やたら長時間光るだけの腕時計が、その輝きを消した。
だが、雅史は気付かない。なぜなら、最初の一瞬に一瞥(いちべつ)をくれてやるだけで、
時計としての価値は終るからだ。時刻を理解した瞬間から、時計はその身を輝かせる意味を失う。
気に留める価値もない、そう雅史は思っていたからだ。    
時間が知りたければ、またスイッチを押せばいい。
そしてまた、一瞬、価値を見出せばいい。
ずっと光り輝けと言われ続ける人間とは違う。
・・・夜も人を吸い込もうとする。人工の光で闇を裂いたとしてもだ・・・
だから人は、くだらない事でも、真剣に考える。 
 「・・・さ、シャワーでも浴びるか」
ユニフォームを脱いで、タオルをロッカーから取り出す。いつもの事だ。
    
       ザーーーーー
             ザーーーーー
     パチッ・・・
 「!? 何だ? 停電?」
急に部室の電気が消える。キュッ、とシャワーのコックを捻り水を止めると、
タオルを手探りで探す。いつもすぐ後ろに掛けてあるのだが、今は取れない。
  ギュウゥゥゥ
 「うわああああぁぁぁぁ!!」
誰かが雅史に抱きついた。
 「俺だよ、雅史」
雅史の濡れた頭を撫でながら、浩之が声を出した。
 「えっ、浩之? どうして・・・」
浩之の方へと振り向く。暗くてよく見えない。
 「ン・・・」
雅史の菊座に浩之の指が触れる。
 「で・・・電気は・・・ハン・・・」
雅史の唇を浩之は、自分のそれで塞(ふさ)ぎ、ゆっくりと舌を入れた。
クチュ、クチュと二人の唾液の混ざり合う音が、シャワーの水滴と共に静かな闇に響く。
 「ハァ・・・ハァ・・・浩之」
もう一度キス。そして、浩之はその唇を雅史の首筋へと動かした。
ヘタァ、と崩れ落ちる雅史。少し前屈みに身体を折り、糸を引いた唇で雅史の乳首を吸う。
 「ハウ!・・・ン・・・ン・・・アァァ・・・クッ、アゥゥゥゥゥゥ・・・ひ・・・ひろ」
もう一方を指で弄(いじ)くり回しながら、上唇と下唇とで圧迫する。
  クニクニコニコリコリコリ・・・
 「雅史、もう勃ったじゃないか。本当に好きだなぁ」
ビクッ、と浩之の言葉に反応して、両手で浩之の男らしいお尻を掴む。
 「やダ・・・やダよ・・・僕、そんなにエッチじゃヒン!」
雅史の勃起して、もうすでにヌルヌルとした物を出しているOOOの先端を、
浩之は親指で摩った。
 「もうこんなになってるぜ、雅史」
親指の爪を雅史の割れ目に沿って、差し込む。
 「アアアアアアア!!!!」
少し捻ると、くぱぁっ、と割れ目が開き、透明な分泌液がつつぅーっと先端から流れ落ちる。
その液を、浩之はおいしそうに、舌先でチロチロ舐めた。
 「だめだよ・・・ア・・・み、見ちゃだめぇ!」 
   クチクチクチュクチュ・・・
わざと音を出して雅史の、はちきれそうなOOOを吸っている浩之。
 「フゥ・・・今度は、俺と一緒に気持ち良くなろうぜ」
軽く(それでも糸をひく程度に)キスをして、雅史を立たせる。
手を壁に付かせ、菊座を舐める。
 「ウヤァ・・・ヤゥ・・・ヤヤアア!」
最早、言葉を発せられなくなった雅史の声を聞いて、浩之のそれは、
また少し大きくなった。そして・・・
 「入れるぞ・・・雅史」
 「ヒ・・・ヒン」
   ギグギュュュュュュゥゥゥ! 
ズブズブと音を立てて、雅史の中に、浩之は入って行った。
グングン動く二人。そして、同時にお互いの快楽をむさぼり尽くした。





 「あーあ、用務員のおじちゃんと話してたら、すっかりこんな・・・ン?」
校舎から出て来た志保は、奇妙な物を見た。地面に這いつくばって双眼鏡を覗いている。
ブツブツ独り言を言いながら。
 「大佐・・・ああ、大丈夫だ。・・・ターゲットは見つけた・・・」
何故か夜間ライトで照らされているグランドのど真ん中にいた。
しかも、でっかい無線機付きだ。独り言かと思ったら誰かと話し中のようだ。
 「映像は記録されているな・・・よし・・・」
その<物>の見ている方は・・・サッカー部の部室だった。だが、志保には、そこで何が起きているのかわからなかった。
 (こうなったら・・・志保ちゃんイヤー)
 「しかし、大佐が手伝ってれて、助かったよ。ザザ、(私もいるわよ)ザザ、大佐、だれかいるのか。
  ザザ(ああ、スネーク紹介しよう。君のサポートに付いてくれる事になった、ザザー・・・だ)」
 (ちっ、志保ちゃんイヤーの調子が・・・ってそれよりも!)
志保はその<物>に近づいて行った。
 「あかり、何やってんの」

                            完

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やあっちまったー。もう、何も言えない・・・
全国の一人ぐらい居るであろう、女性読者(?)の為のss復活ぁつ!(しなくてもいいのに)
・・・ ・・・ ・・・やべーかこれ。

コメント・第二弾。仮面はもう少しやばめのをまだ隠し持っている。/薔薇/TH/雅史

感想
   SRS様・・・有マダ(略すな!)
           中々珍しいお嬢の姿ですね。結構、ヒロのセリフもポイント高し。
          My dearアレながおじさん
           援交かい!(結構こーゆーオチが好き)
   マイクD様・・・カニクイザルども
             北海道出身者とも、行ってはいけない。彼らはプロだ(笑)
   Hiーwait様・・・if 痕
              柳川が一家に居るというのは、設定としてとても良いと思うです。
              それで、長編書いてみません?(ずーずーしい)
   奥田亮平様・・・白い壁の部屋
              うまいね。感想書けないほど。みならいたいっスね。
   MIO様・・・最近、琴音が思う事・・・
           しかし、どーやって山ねずみ ロッキーチャックと伝えたんだ・・・?
          他人とは・・・
           マルチが・・・マルチがあああああぁ!
          矢島・・・ 
           この作品を読んだ時、「或る愛」に登場人物が一人増えそうな気がした。(核爆)  
          矢島とあかり
           矢島あああああ!同情してやるぞおおおお!(最悪)
          楓遊び
           俺も楓遊びがしたいよぅ。(意味深)
          笑い袋
           セリオ可愛すぎ。
          はるかなZOO
           冬弥可愛すぎ。
   久々野彰様・・・旅
              やはり、戻る道を選びますよね、人は。でもそれが、来た道を辿って来たのか、
              前へ進んでそこに辿り着いたかでは、全然違いますが・・・
             なんてったってアイドル
              すげぇ。少なくともあの場には居合わせたくない(笑)
   M1O様(おや?)・・・太田さん・・・
                やっぱ殴るよね。胸の話題になると。(笑)                                            
   音符ool様・・・>暫(しばら)くクロウカードの中に・・・
             なら、カードの封印を僕がといて、OリからホOに属性変換しよっと(オイオイ)
   健やか様・・・バーサク 
            まったく・・・「良い物」を「良い物」として捕らえられない人達は、どうして多いんだ?
            エロゲーだから・・・ギャルゲーだから・・・アニメだから・・・少女漫画だから・・・ドラマに「こいつ」出てるから・・・
            ちょっと君達損してるゾ(新しいキャラ樋口お姉さん)(おいおい・・・)
それでは、このへんで「次回も、また、このHPにスイッチ・オォーン!