その二
・・・もしもし、あ・た・し、ちょーっと聞きたい事あるんだけど、何してた？
あそっか、ごめんね。邪魔しちゃってさ。
ホント？あっ、それより明日ってば学年全部で何かあったじゃない。
そうそうそれそれ。あれって何時間めだったっけ。
あっそっか。じゃあ数学潰れるわねぇ。ラッキー。
いやねぇ、聞いてたわよちゃんと。ちょっとド忘れしただけよ。
あはははは・・・それはそれよぅ。・・・ただね・・・
うん・・・ただ・・・お前の声が聞きたかったんだよ。あははははは・・・
ふっふっふっ・・・ヒロのまねよ。似てた？
おぉぅう。さすがは通い妻。なんでも知ってるわねぇ。
ふふふ・・・でもさ、はたから見てたらホントに恋人みたいねぇ。
あー、今照れてるでしょ。可愛い奴め。
困ってもだーめ。でさっ、結局どうなってるのよ。
ふふーん。若い二人にありがちよねぇ。
えー、でもヒロも好きだったりして・・・あるのよねー、すれ違いって。
さっさと言っちゃいなよ。好きなんでしょヒロの事。
恥ずかしがってちゃだめよ。さっさとしないと・・・
取られちゃうわよ。ヒロ。
だめだめだめ、もう・・・。じゃーあぁー、私が取っちゃおっかなぁ。ヒロ。
・・・・・・そ、そうだよね。はは、あははは何言ってるんだろ私。
ンッ、何。
そんな事あるわけ無いじゃん。ジョークよ、ジョーク。
そそっ、だいたい私は、あいつの事が嫌いなの。
そうよだいっ嫌い。
・・・そりゃ、一番近くにいる女の子の気持ちもわからないからよ。
うん、そっ。女の子の気持ちに気付かないのはサイテーよ。
いいのよ、言ってやっても。・・・・・・サイテー・・・よ・・・
えっ、あはははは、ごめんね。うん。ちょっと、もう疲れたかな。
うん？大丈夫よ。じゃっ、そろそろ切るね。おやすみー
　　ピッ
ホント・・・サイテーよ・・・女の子の・・・気持ちも・・・わからないんじゃ・・・



　　　　　　・・・・・・コンナニチカクニイルノニ・・・



　　　　　　　　　　・・・サイテー・・・


　　　　　　　　　　　　・・・・・・・・・


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初心者的後書き。段落はその間、相手の話しを聞いていた状態と
思ってください。もちろん、何と言っているかも考えてありますし、
向こうの声が聞きたい、と教えて下されば書きもします。
まぁ、書かない方が良いとは思いますが・・・
ちなみに、誰かが後書きなぞに「書くな」と書いてくれましたら、
いくら書いてくれと頼まれても書きませんが。
早い者勝ちってやつです。でも、しばらくは、この「未完成」の作品の
「完成版」は僕だけが持っている事にします。
はーと書くと、自分が自分じゃないみたいになるので好きです。
このまま感想いきます。
ｒｏｓｓｏ様・・・・・うますぎだ・・・このまま第二部にも入ってほしいな。
　　　　　　　　　　でも連載しているからって、短編書いちゃだめって
　　　　　　　　　　訳じゃ無いですからね。（自分はとぅ・まさし書いてる
　　　　　　　　　　　時、書きたくても書けなくて・・・結果、第三話です）
　　　　　　　　　　がんばってください。
貸借天様・・・・・セリーの登場だけで５分は笑っていました。
　　　　　　　　　　何か引っかかってると思ったらセリーだったのか。
　　　　　　　　　　そうだよ。セリーだよ。
　　　　　　　　　　どうして気付かなかったんだろう・・・　
白野佑凪様・・・自分は「アニメヲタク」というものをしておりますので（言っちまった）
　　　　　　　　　　痛いほど浩之とシンクロしました。（まぁ、自分の周りはいい人達で
　　　　　　　　　　　いっぱいですので楽しくやっていますが・・・）そして・・・
　　　　　　　　　　かの女の最後・・・実は、僕もあの最後を思っていたのです。
　　　　　　　　　　きっと、自分と一緒に逝くんじゃないかと・・・
　　　　　　　　　　・・・これはエゴでしょうか・・・
カズ様・・・・・・・ごめんなさい。じつは僕・・・ＴｏＨｅａｔと痕しか、知らないんです。
　　　　　　　　　　名前を見る限りｌｅａｆの作品かどうかもわからない・・・
　　　　　　　　　　でもっ、次回楽しみにしてます。
それではこの辺で・・・軽い心を少年まさしにほとんど持っていかれた
初心者仮面慎太郎でした。