藤田「ここだここだ」 藤井「あ、どうも初めまして」 藤田「こちらこそ。他の人はまだですか?」 藤井「それが……」 柏木『どうも』 藤田「うわっ!! ゆ、幽霊?」 長瀬「…………」 藤田「は、はあ。初めまして」 柏木『それじゃ始めましょうか』 『親父座談会』 藤田「柏木さんはいいですなあ。下の名前があって」 柏木『いえ、そんな……。それに私、幽霊ですし』 藤井「何言ってるんですか。私たちなんか息子の名前次第で名字すら変わってしまう『バ カボンのパパ』状態なんですから」 藤田「そうそう。それに長瀬さんもうらやましいですよ。顔もわかりますし」 長瀬「…………」 藤井「あれは私じゃない? 何を言ってるんですか。想像が付くだけでもましですよ」 藤田「藤井さんなんか、家の改築にかこつけて息子追い出した悪人みたいに言われちゃっ て。かわいそうだと思わないんですか?」 藤井「本当のことですけどね」 柏木『私なんか、息子や姪たちが下手したらみんな死んじゃうんですよ?』 長瀬「…………」 藤田「一族みんなでこき使われてるって……出番があるだけいいですよ」 以下、愚痴ばかりなので割愛。 耕一「やっぱりこうなったか……」 浩之「しかし、親父の顔見るのも久しぶりですよ」 祐介「僕、父さんより親戚の人に会うことの方がなぜか多いんですけど……」 冬弥「畜生……この間久しぶりに実家に帰ったら俺の部屋が倉庫になってるし……」 ……がんばれ、お父さん。 **************************************** くま「ども。ああ、調子悪い。ほのぼのっぽく閉めてるし。ダリエリが『私が本当のパパ よ☆』ってネタもやりたかったが」 川崎「『バカボンのパパ』状態ってのは?」 くま「アイデンティティが息子に左右されるから」 川崎「ああ。しかし祐介の親父、本編で生真面目とか言われてたからってフランク風って のもなあ」 くま「それでは、また」