親父座談会 投稿者: くま
藤田「ここだここだ」
藤井「あ、どうも初めまして」
藤田「こちらこそ。他の人はまだですか?」
藤井「それが……」
柏木『どうも』
藤田「うわっ!! ゆ、幽霊?」
長瀬「…………」
藤田「は、はあ。初めまして」
柏木『それじゃ始めましょうか』

 『親父座談会』

藤田「柏木さんはいいですなあ。下の名前があって」
柏木『いえ、そんな……。それに私、幽霊ですし』
藤井「何言ってるんですか。私たちなんか息子の名前次第で名字すら変わってしまう『バ
   カボンのパパ』状態なんですから」
藤田「そうそう。それに長瀬さんもうらやましいですよ。顔もわかりますし」
長瀬「…………」
藤井「あれは私じゃない? 何を言ってるんですか。想像が付くだけでもましですよ」
藤田「藤井さんなんか、家の改築にかこつけて息子追い出した悪人みたいに言われちゃっ
   て。かわいそうだと思わないんですか?」
藤井「本当のことですけどね」
柏木『私なんか、息子や姪たちが下手したらみんな死んじゃうんですよ?』
長瀬「…………」
藤田「一族みんなでこき使われてるって……出番があるだけいいですよ」

 以下、愚痴ばかりなので割愛。

耕一「やっぱりこうなったか……」
浩之「しかし、親父の顔見るのも久しぶりですよ」
祐介「僕、父さんより親戚の人に会うことの方がなぜか多いんですけど……」
冬弥「畜生……この間久しぶりに実家に帰ったら俺の部屋が倉庫になってるし……」

 ……がんばれ、お父さん。

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くま「ども。ああ、調子悪い。ほのぼのっぽく閉めてるし。ダリエリが『私が本当のパパ
   よ☆』ってネタもやりたかったが」
川崎「『バカボンのパパ』状態ってのは?」
くま「アイデンティティが息子に左右されるから」
川崎「ああ。しかし祐介の親父、本編で生真面目とか言われてたからってフランク風って
   のもなあ」
くま「それでは、また」