とうとうこの日がやって参りました。 そう、なんだか知らない間にシリーズ全部合わせて二十話(覚え書きとこれは除く)に 達していたこの作品に幕を引く日が。 というわけでこの作品の最終章、「Gift」に関するネタばらしをしましょうか。 まず、元ネタとなった漫画から。 >某松本嵩春(で、いいよね?)の『2HEARTS』のパクリですね?(八塚崇乃さ ん) 当たり。【TwoHeartS】を見たとき、「これ、ネタかぶってるか?」と思って 読んだら、どうやら違うっぽかったんでほっとしました。 ちなみに、グライスがツゥアールタイプで、ギフトがアマンドラタイプです。 って、読んでない人にはわからんわな。 あと、全体として「ARMS」も入ってます。川崎の右腕とか。 ジャバウォックが鬼っぽいって理由だけでチョコチョコとパクってたなあ。 次に、劇中で使ったドイツ語について。 シュヴァルツ プルヴァ(Schwarzpulver) ・・・黒色火薬。悪役として考えていたので、危なそうな名前を付けてみました。 でも、全然関係なくなりましたね。 あと、シュヴァルツ=ブルーダーが「黒いお兄さん」なんだよって言う意味 も込めて。 グライス(Gleiss) ・・・輝き。他に、偽善という意味もある。 偽善の方の意味は最初無視してたけど、結果的に「よかれと思ってしたこと でも、それが意味をなさなければ偽善ととられかねない」って感じで関わっ てきました。 ちなみにssは本来エスツェット(ベータみたいな形をしたヤツ)です。 ギフト(Gift) ・・・毒、憎しみ、悪意。 ドイツ語には英語の「贈り物」って意味は全くありません。純粋にこういう 悪い意味ばかりです。最初は悪役の持ち物としか考えてなかった。 タイトルとかは基本的に英語の方の意味で、裏の意味としてこっちがあるっ て感じでしょうか。 ツァーン(Zahn) ・・・牙。劇中でもしつこいくらい言ってましたが。 はっきり言ってそのまんまです。 メルクーア(Merkur) ・・・水銀。『2HEARTS』のメルクリウスをドイツ語にしただけです。安易。 そういえば。 ガイエルって、原語に忠実に発音すると「ガイア」の方が近いみたいです。 エルの発音ならerじゃなくてelだよなぁ。 Apfel(アプフェル・リンゴの意)みたいに。 ここいらでレスに行きますか。 久々野 彰さん。 >最初の頃とは別の話みたいですね(笑)。 それは・・・もしかして、急にシリアスやったからですか? 他に理由ないし・・・。でも、第三章はこんな感じだったような。(あれもシリアスか) vladさん。 >うーむ、わからんのでツッコミようが無いです……。 そう言われると、返しようがないですけど・・・。 元ネタ知らなくてもそれなりに読めたのだろうか。ちと心配。 何か感想が出揃うのを待ってたらこんな時期になっちゃった・・・。ゴメン。 タイトル:真・鬼伝説 後書き コメント:ネタばらし。 ジャンル:後書き/ALL