時は過ぎてゆく。 望むと望まざるとに関わらず。 ・・・俺達は、どれだけの時を過ごしたのだろうか? あれから、随分時間が経ったような気がする。 あの頃の悲しみも、いつの間にか薄れてしまったような・・・。 あの戦いも、俺の胸に開いた空虚な穴を広げただけだった。 どんなことをしたって、失ったものが戻ってくるはずがないじゃないか。 この世界から、永遠に失われてしまったのだから。 夜毎俺の頬を濡らす涙が、彼女を傷つけているのは知っている。 それでもまだ、失ったものに手を伸ばそうと足掻いている。 ・・・それしか出来ないから。 ある日、鬼の残党に斬りつけられた。 その時、倒れ込んだ俺の前に立ちはだかった彼女を見てようやく気づいた。 守られていたのは俺だということに。 姉達を亡くして悲しんでいる彼女を支えているなんて、ただの幻想に過ぎなかったことに。 何をしていたんだ、俺は!! 自分のことしか考えず、逝ってしまった彼女のことも、残された彼女のことも、何一つ解 ろうとしなかった。 そんなのじゃ、空虚なのは当たり前じゃないか。 「二度も失うなんて・・・」 爪を鬼の腹に深々と突き立てる。命の炎が見えたとき、不思議と空虚さは感じなかった。 「・・・冗談じゃない」 決めたから。 何があっても、守ってみせる。 そう、決めたから。 **************************************** くま「ども。またなんか暗い話書いてますけど。本当は、殺して解決ってのは好きじゃな いんですが」 川崎「近況でもやってみるか?」 くま「そうだな」 ドイツ語の辞書をパラパラと見ていたときのこと。 「・・・なんだこれ?」 Baerenhatz(ベーレンハッツ)・・・熊いじめ(昔の遊び) 注・aeは例によってaのウムラウト(aの上に点が二つついてる奴)です。 ・・・・・・。 滅殺あかりさん、出動です。 川崎「うわ」 くま「こんなんしかないぞ」 川崎「おとなしく感想(一部)&レスに行こう」 いちさん。 <出会いはある日突然に> 悪の三人組という言い方に笑ってしまった。しかし、元凶が明らかに浩之だ・・・。 八塚崇乃さん。 <感想感謝アメあられ。今、HELLSINGがオモシロイ!> 事故の件ですが、全くの死角から車が来たので気を付けようがありませんでした。 信号青だったし。 電流の流れているところには必ず電磁波が発生します。脳の神経細胞も同様です(たぶ ん)。強い力を持った電波使いなら、そのような微弱な電波を受信することも不可能で はありません(たぶん)。つまり、サイコダイヴをしなくても、その人がそのとき考え ていることを読むのは可能です(たぶん)。いいのかな、これで? HELLSINGといえば、平野耕太ですね。(だよな?)平野耕太といえば、ファミ 通PSでやってた・・・タイトル忘れた。まあ、それが面白かったと。最終回で「ギレ ンの野望」ネタやるし。 vladさん。 <侵略する死者> 上にも書いたんですけど、現場を見に行ったらどう考えても確認なんかしない方向から トラックが来てたらしく、記憶が消える以前に全く気づいてなかったようです。 たぶん、音に気づいた瞬間気絶してたんじゃないでしょうか。 なんか、この話でいろんな人に心配かけちゃったみたいですねえ。 まあ、一応平気ですんで。そうそう、ドイツでは熊って殺しても死なないようなって言 う比喩に使われるみたいです。だから大丈夫。(なんでやねん) 「Stange Day」 ・・・なんか最近もの悲しい話ばかり書いている・・・。ギャグが書きたい。 二回連続でシリアス書いただけでこれかい。痕ばっかりになっちゃうしな。 「夏の扉」 ヒモ使い・英二が好きと言われたので、書かなきゃと思ってたんですよ。 二人対戦できるんですよね、イーガー皇帝。 「瞳、輝くとき」 目でしょうね、たぶん。 >「はい、消えたぁ!」 いいなぁ、それ。 「箱入りセリオ」 目標がそうだったんですよ。なげやり・・・そうかも。タイトルやコメントが思いつか ないときは、結構いい加減です。 紫炎さん。 <らぶみーどぅーん> 「瞳、輝くとき」 ・・・ビームの取り扱いには注意しましょう。 「箱入りセリオ」 見つけたら、即刻保護しましょう。絶対です。 <森川由綺・愛の架け橋シリーズ『我悪鬼羅刹なり−その3−月下深淵変−』> わかりましたよ、大同人物語。別にいつも読んでるわけじゃないですけど。 久々野 彰さん。 <『次回予告は20秒』> なんか、すごい。教頭って・・・。 「Strange Day」 いまだに夏休みなので、よかったのだと思います。(うちの大学、始まるのがかなり遅 いグループに入ってるでしょう、たぶん)今週で終わりですが。 内容ですが、なにもなければこんな日常だったのではないか、というのを想像してみま した。以下、「瑠璃色の雪」(アイル)からの引用。 「子供の幸せを願わない親はいないわ・・・。例えそれが、自分を犠牲にするとしても」 うろ覚えなんで、間違ってるかもしれませんが。(雪那さんね) AEさん。 <感想です。> 「箱セリ(開発コード)」 段ボール箱に入ってるのは、やはり猫なんだろうか。にゃあ。 くま「それでは、また」 タイトル:ずっとそばにいて コメント:失ったものを求める心。それが、前に進むことを阻んでいる。 ジャンル:シリアス/痕/次郎衛門