ずっとそばにいて 投稿者: くま
時は過ぎてゆく。
望むと望まざるとに関わらず。

・・・俺達は、どれだけの時を過ごしたのだろうか?

あれから、随分時間が経ったような気がする。
あの頃の悲しみも、いつの間にか薄れてしまったような・・・。
あの戦いも、俺の胸に開いた空虚な穴を広げただけだった。

どんなことをしたって、失ったものが戻ってくるはずがないじゃないか。

この世界から、永遠に失われてしまったのだから。

夜毎俺の頬を濡らす涙が、彼女を傷つけているのは知っている。
それでもまだ、失ったものに手を伸ばそうと足掻いている。

・・・それしか出来ないから。



ある日、鬼の残党に斬りつけられた。
その時、倒れ込んだ俺の前に立ちはだかった彼女を見てようやく気づいた。

守られていたのは俺だということに。
姉達を亡くして悲しんでいる彼女を支えているなんて、ただの幻想に過ぎなかったことに。


何をしていたんだ、俺は!!
自分のことしか考えず、逝ってしまった彼女のことも、残された彼女のことも、何一つ解
ろうとしなかった。
そんなのじゃ、空虚なのは当たり前じゃないか。

「二度も失うなんて・・・」

爪を鬼の腹に深々と突き立てる。命の炎が見えたとき、不思議と空虚さは感じなかった。

「・・・冗談じゃない」

決めたから。
何があっても、守ってみせる。
そう、決めたから。

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くま「ども。またなんか暗い話書いてますけど。本当は、殺して解決ってのは好きじゃな
   いんですが」
川崎「近況でもやってみるか?」
くま「そうだな」

ドイツ語の辞書をパラパラと見ていたときのこと。
「・・・なんだこれ?」

Baerenhatz(ベーレンハッツ)・・・熊いじめ(昔の遊び)
注・aeは例によってaのウムラウト(aの上に点が二つついてる奴)です。

・・・・・・。
滅殺あかりさん、出動です。

川崎「うわ」
くま「こんなんしかないぞ」
川崎「おとなしく感想(一部)&レスに行こう」

いちさん。
<出会いはある日突然に>
 悪の三人組という言い方に笑ってしまった。しかし、元凶が明らかに浩之だ・・・。

八塚崇乃さん。
<感想感謝アメあられ。今、HELLSINGがオモシロイ!>
 事故の件ですが、全くの死角から車が来たので気を付けようがありませんでした。
 信号青だったし。
 電流の流れているところには必ず電磁波が発生します。脳の神経細胞も同様です(たぶ
 ん)。強い力を持った電波使いなら、そのような微弱な電波を受信することも不可能で
 はありません(たぶん)。つまり、サイコダイヴをしなくても、その人がそのとき考え
 ていることを読むのは可能です(たぶん)。いいのかな、これで?
 HELLSINGといえば、平野耕太ですね。(だよな?)平野耕太といえば、ファミ
 通PSでやってた・・・タイトル忘れた。まあ、それが面白かったと。最終回で「ギレ
 ンの野望」ネタやるし。

vladさん。
<侵略する死者>
 上にも書いたんですけど、現場を見に行ったらどう考えても確認なんかしない方向から
 トラックが来てたらしく、記憶が消える以前に全く気づいてなかったようです。
 たぶん、音に気づいた瞬間気絶してたんじゃないでしょうか。
 なんか、この話でいろんな人に心配かけちゃったみたいですねえ。
 まあ、一応平気ですんで。そうそう、ドイツでは熊って殺しても死なないようなって言
 う比喩に使われるみたいです。だから大丈夫。(なんでやねん)
 「Stange Day」
 ・・・なんか最近もの悲しい話ばかり書いている・・・。ギャグが書きたい。
 二回連続でシリアス書いただけでこれかい。痕ばっかりになっちゃうしな。
 「夏の扉」
 ヒモ使い・英二が好きと言われたので、書かなきゃと思ってたんですよ。
 二人対戦できるんですよね、イーガー皇帝。
 「瞳、輝くとき」
 目でしょうね、たぶん。
 >「はい、消えたぁ!」
 いいなぁ、それ。
 「箱入りセリオ」
 目標がそうだったんですよ。なげやり・・・そうかも。タイトルやコメントが思いつか
 ないときは、結構いい加減です。

紫炎さん。
<らぶみーどぅーん>
 「瞳、輝くとき」
 ・・・ビームの取り扱いには注意しましょう。
 「箱入りセリオ」
 見つけたら、即刻保護しましょう。絶対です。
<森川由綺・愛の架け橋シリーズ『我悪鬼羅刹なり−その3−月下深淵変−』>
 わかりましたよ、大同人物語。別にいつも読んでるわけじゃないですけど。

久々野 彰さん。
<『次回予告は20秒』>
 なんか、すごい。教頭って・・・。
 「Strange Day」
 いまだに夏休みなので、よかったのだと思います。(うちの大学、始まるのがかなり遅
 いグループに入ってるでしょう、たぶん)今週で終わりですが。
 内容ですが、なにもなければこんな日常だったのではないか、というのを想像してみま
 した。以下、「瑠璃色の雪」(アイル)からの引用。
 「子供の幸せを願わない親はいないわ・・・。例えそれが、自分を犠牲にするとしても」
 うろ覚えなんで、間違ってるかもしれませんが。(雪那さんね)

AEさん。
<感想です。>
 「箱セリ(開発コード)」
 段ボール箱に入ってるのは、やはり猫なんだろうか。にゃあ。

くま「それでは、また」

タイトル:ずっとそばにいて
コメント:失ったものを求める心。それが、前に進むことを阻んでいる。
ジャンル:シリアス/痕/次郎衛門