夏の終わりに 投稿者: くま
今日は8月28日。夏休みも今日を入れてあと四日。
耕一お兄ちゃんはいいな。大学生だからまだ三週間もお休みが残ってて。
さあ、宿題も自由研究を残すだけだから、さっさと済ませちゃおう。

・・・・・・。
でも、毎年テーマを決めるのが大変なの。「自由」って言われても困るよね。
「初音、初音、こっち来て」
楓お姉ちゃんに呼ばれた。
なんだろう?

「これ飲んで」
「なに?これ」
「気にしない、気にしない。ささ、ぐっといって、ぐっと」
なんか勢いに任せて飲んでしまった。
「これを飲むとね、目からビームが出せるようになるの」
「嬉しくないよ・・・」
「そんなこと言ってちゃダメ。いい?これは初音にしかできないんだから」
「う・・・うん」
「じゃ、実践に出るわよ」
・・・実戦の間違いだったらどうしよう。なんだか不安になってきた。

てくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてく。
「さあ、ついたわ」
ここは・・・。

『飛び出せ!!ビーム大会』

「これ、なんの大会なの?」
「ビームよ」
そのまんまだね。
『さあ、今年もやって参りました、ビームの祭典!!みんな、キリマンジャロに、行きた
いかぁ〜〜〜〜っ!!』
「「「「おお〜〜〜〜〜〜っ!!」」」」
よくわかんない。
『さて、今年の出場者は、月島瑠璃子さん、セリオさん、河島はるかさん、柏木初音さん
の四名で〜〜〜す!』
「強敵が揃ってるわ。初音、気を引き締めて行きなさい」
「う、うん」

しばらくお待ち下さい。(注・ファンの方への精神的影響を考慮し、競技中の描写はいた
しません)

「はあ、凄い戦いだったわね」
「口ではなんとでも言えるね、お姉ちゃん」
『さて、優勝者の柏木初音さんは、キリマンジャロへ強制送還されます!』
「え?」
がしっ。
私の体は屈強な男達に抱えられ、トラックに乗せられた。

それから一週間後。
キリマンジャロで『飛び込め!!ビーム世界大会』が行われたのはまた別のお話。

「あれ、初音ちゃんは?楓ちゃん、知らない?」
ふるふる。
「そう、どこ行っちゃったのかな〜」

                    続きません。

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くま「訳わからんナリ。最初は自由研究のつもりだったナリ」
川崎「あんたまだその口調で・・・」
くま「ビームの神様が悪いナリ」
川崎「人(?)のせいにすなっ!」
バキッ。
くま「あたたたた。なにするんだよ」
川崎「やっと元に戻ったか。人の真似するギャグは二回やったらいかんだろ」
くま「真似?誰の?」
キルシュ「記憶が飛んでるようなので、感想(一部)&レスに行きます」

貸借天さん。
<LF98(2)>
 原作とキャラが違うのは仕方のないことでしょう。
 そんなこと言ってたら、「罠を仕掛けるのが好きな緒方英二」とか「UFOを呼ぶのが
 趣味の電波使い達」を書いてる俺は一体・・・。と言うか、電波使いがみんな瑠璃子さ
 ん化してるような気がする。って、自分の作品の話ばかりしてどうする。

MIOさん。
<真夏の世の夢>
 一人だけ、何?寝癖?

仮面慎太郎さん。
<或る愛の形・終章>
 新メニュー・柳川&貴之丼。ぐはっ(吐血)。すまん、こういうネタに慣れてないもん
 で。
 しまった、テレビ東京の力を過信していたか・・・。「アウトロースター」は、マイセ
 ンの皿がなんたらのところです。メルフィナを強制停止するときのコマンドですね。た
 だし、台詞はうろ覚えで書いてるのでちょっと違うかも知れません。
 ここのUMAさんは確か神戸の方だと思います。俺も一瞬疑ったけど。俺、実は以前に
 「女神」と「むげにん(無限の住人)」一回ずつ採用されたことあります。本名で。
 「むげにん」は取り敢えず読むべきです。実はあのマンガ、欄外が桁違いに面白いんで
 すよ。火瓦ビームがいい例です。今月はなかったですけど(俺のネタが無駄に・・・)。
 そういえば、天守閣に埋蔵金ておかしいよね。埋められるわけないもん。いいんだ、雑
 巾だから(笑)。
 >ココロノキズアト賞「千鶴さんに生えていた茸」
 ・・・これ、どんな効果があるのかね?お〜い、矢島、ちょっと来い。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 めからびーむがでました。おわり。(棒読み)

くま「それでは、また」

タイトル:夏の終わりに
コメント:終わりゆく夏に、初音は忘れえぬ思い出を胸に刻み込む。
ジャンル:コメディ/痕/初音