裏・鬼伝説 その二 花火 投稿者: くま
夜の街を歩く。
突然、頭上で爆発音が響いた。
「なんだ・・・?」
見上げれば、光の華。
ああ、花火なんて、ずいぶん長い間見ていない。
河川敷に行ってみようかとも思ったが、人が多そうなので止めた。
人混みは嫌いだ。
自分の中の鬼が、ほくそ笑むのがわかるから。
誰が貴様の思い通りに・・・。

近くの中学校の屋上に忍び込む。
『力』を使えば、造作もないことだ。
『力』を嫌悪しながら、『力』に頼る。
こんな矛盾を、俺はまた繰り返している。
夏休みの夜に、こんな所にいる人間はいない。
俺は、ゆっくりと花火を眺めることにした。

・・・・・・。
どうにも落ち着かない。
その理由が、やっとわかった。

似ているんだ。
花火が。

似ているんだ。
命の炎に。

花火も人間も、そのままでは何の面白みもないただの塊だ。
だが、散る直前は違う。
美しい炎を見せて燃える。
その光が、俺を狂わせる。
やめてくれ・・・。
炎が消えた後に残るのは、虚しさだけだというのに。
罪だけだというのに。

ここにいちゃいけない。
変わることを望むなら。
ここにいちゃいけない。
その罪を悔やむなら。

歩き出そう・・・。
歩けなくなる前に。

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くま「ども。柳川です」
川崎「ネタがなかったからってこれは・・・」
くま「ちと暗いか」
川崎「『血のように〜』の流れを組んでるとは思えないくらい暗い
   ぞ」
くま「これだからシリアスは・・・」
キルシュ「そういう言い方はちょっと・・・」
くま「すまん。出来が悪すぎるな、これは」
川崎「ところでなにやら告知があるそうじゃないか」
くま「うむ」

執筆依頼!!

「未完」の続きをあんなギャグで終わらせていいのか?
と言うわけで、勝手に執筆依頼をしたいと思います。
(責任感じてるのよ〜)

まず、vladさん!!
「耕一の過去」やら何やらを書いたあなたの腕で、「未完」を感動
の物語に仕上げてみませんか?

次に、仮面慎太郎さん!!
上のコメントと完全に矛盾してますが、あなたの無茶なギャグを見
てみたい!!(俺が言うなって?)

さらに、アクシズさん!!
耕一の父親が実は、流派エクストリーム不敗の達人で、柏木四姉妹
に教えたのも彼というのはどうでしょう。そんでその技を継ぐため
に耕一が修行する・・・と。
「耕一さん、そんなことでは超級覇王電影弾は使いこなせませんよ
!!」
「ご、拷問だっ!!」

なんか、ギャグ系の方のほうが多いような(汗)。
と言うか、シリアスを主にやってる人たちじゃないし・・・。
ちなみに、この依頼は拒否可能です。
俺の書いたのは無視して、「未完」の続きから書いて下さいね。
さらに、ねずみさんの「勝手なこと言うな!!」という苦情も受け
付けてますので、よろしく〜。

あ、原稿料は、出ません。

くま「感想(一部)。レスを急いで書くのは止めました。なんかち
   ょっとぞんざいになるし」

アクシズさん。
<外伝 島○のシワザ>
 島本マンガは、「炎の転校生」(ワイド版)2〜6巻を図書館で
 借りて読んだだけなんだよなぁ。
 「国電パ〜〜〜〜ンチッ!!」
 あ、そうだ。「真・鬼伝説」の次の敵キャラは「ブラック川崎」
 にしようっと。首ハチマキ締めて。
 第三章の最後も、
 
 キルシュの「またね」の意味は今の川崎にはわからない。
 もちろん読者にもわからない。
 下手したら作者にさえわからない。

 にすればよかったか?
 (「ブラック滝沢」のあたりでこういうネタがあったんだ)
 ・・・滝沢で合ってるか?名前。
 ヒロイン(名前忘れた)が貧乳と言うのも当時珍しかったのでは
 ・・・?
<逆襲のシホ>
 『〜』の略だ。がお気に入り。
 野○那智・・・。
 岸和田博士ですね。
 誰がこんなボケについてこられるのかのぅ、安川君?
 コミックボ○ボンですか・・・。
 買ったことないっす。
<柏木家の怪談>
 『バイゾー光線』・・・。
 To Heartはこれで解決するかもしれんけど、ほわるばは
 ダメだな。誰が美咲さんと結ばれるかで六人の冬弥が大喧嘩。
 「お前がいけ!」
 「俺、殴られたくないよ」
 「話し合いでなんとかならんのか、『奴』は」
 (美咲ED参照)
 よく考えたら、痕もダメかも。
 「誰が千鶴さんの料理を食べるか、くじ引きだっ!!」

喫茶べのむさん。
<ドアの鍵は、ちゃんとロックしましょう「柏木家編」>
 はじめまして〜〜、ですね。
 キノコをこよなく愛する俺としては、かなりツボです。
 アンテナヘアーにあこがれる千鶴さんがかわいい。
 >来年、やっと合法的に酒が飲める年なのに。
 ほう、同い年ですな。いや、そんだけ。

ROSSOさん。
<鬼騎士(エルクゥナイト)ジローエモン 第八話>
 >さて、誰がどの台詞を言ってるかわかるだろうか。
 わかりますよ。
 いやしかし、いつも面白いですなぁ。
 ふと思ったんですけど、ジローエモンは三体合・・・モゴモゴ。
 なんでもない。いや、ほんと。

紫炎さん。
<命(みこと)>
 はじめまして。
 全体としての感想は終わってからとして、第四章。
 >「あああっ私の部屋がぁぁぁぁぁぁっ!?」
 そんな場合じゃないだろ、綾香。

くま「それでは、また」

タイトル:裏・鬼伝説 その二 花火
コメント:炎が心を惑わせる。
ジャンル:シリアス/痕/柳川