闇に吠えるモノ 投稿者: くま
今宵の月は美しい・・・。
俺は夜の闇を疾駆しながら、そんなことを考えていた。
夜毎狩りを続けるうちに、俺の中に一つの欲望が生まれた。
「もっと強い獲物を狩りたい」
その望みは今夜、叶おうとしている。
強い生き物の気配・・・。
いた。
さらに近づくと、相手の姿がはっきりと見えた。
・・・なに!?
「クマ・・・!?」
それはまさしく、クマだった。
しかも、恐ろしく目つきの悪い。
[なんじゃ、コラ]
質の悪いチンピラのような台詞を書いた札を、俺に突き付ける。
フッ、身の程知らずめ。
そう思ったとき。
ゴスッ。
みぞおちに衝撃が走り、俺は倒れ込む。
なんて奴だ・・・。
不意討ちとは卑怯也。
しかし、なにしてんだ、アイツは?
[ハチミツ取ってんだから邪魔するな]
そうか、すまん。
俺・・・、狩猟者辞めようかな・・・。
月は答えちゃくれない。

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くま「ども。シリアス書こうとしたらこんなんなってました」
川崎「どこをどうやったらこうなるんだ?」
くま「さあ。小人さんのせいだよ」
川崎「こらこら。しかし、上の作品と同じ作者とは思えん。ちなみに、千鶴さ
んルートが元になってるようだ(柳川が水門へ向かってるところ)」
くま「vladさんへ。やはり、チンピラのチャカといえばトカレフでしょう。
でも最近はあんまり使わないかな?」
川崎「話を逸らすなって」
くま「それでは、また」