『ドアの向こう側の世界』 投稿者: 久々野 彰
「ベタギャグと言うか、よくあるコントと言うか・・・」
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 とうとうTVも、ぱっとしない芸能人達と、やたら長いけど、ぱっとしない時代劇
しか映さなくなってしまった。


 これだから年末のTVって。


 なんて、自分もTV局でバイトしてみると、結構それを責める気持ちにはなれない
。
 まあ、そのあたりの事情は判ってても、番組がつまらないことに変わりはないんだ
けど。


 それにしても、年末くらい部屋で退屈するのは避けたいな。
 俺はちょっと迷って、そしてやっぱりTVを消す。
 途端に部屋がおそろしく静かになり、表の通りの音が聞こえがよしに響いてくる。


 そういえば、由綺も、今日は仕事なんだろうな。


 この心が脆くなりかけている時に、一番思っちゃいけないことを思ってしまう。


 どうしようかな…?


 こういう時は、やっぱり外を出歩くのがいいのかも知れない。
 外は寒いかもだけど、部屋で一人でTVに相手をしてもらってるのはもっと薄寒い
。

 俺は元気にドアを開ける。


「きゃっ…!」


 ごん…。



 ごん…?
 何だ、今の鈍い音は…?



「大丈夫ですか!?」
 な、なんだかドアの向こうで、すごいことになってるみたいだ。



 俺は改めてドアを大きく開ける。




 どす…。




 どす…?
 何だ、何だ…この音は…?


「弥生さん!?。大丈夫!?」
「わ、私は平気です、それよりも由綺さんこそ、平気ですか…」


 なんかさっきよりヤバ目になっているみたいだが・・・。



 俺は覚悟を決めて、ドアを・・・



「私は、ほら!、この通り、大・・・」




 ばしん…。




「きゃっ!?」
「由綺さん!?」




 がらん、がらん、がらん、がしゃん!!




「由綺さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――――――――んっ!!!!!!」




 なんだ、なんだ、なんだ!?




 由綺!?
 由綺がどーしたんだ!?
 由綺が来たのか!?



 俺は三度閉まったドアノブを握り締めて開けると、






 ゴス…。






「由綺さん、今、行きまぁっ!?」
「あ・・・」



 ドアが開いていくのと同時に、誰かの背中が見えてきた。



 その背中は、ドアに押され、よろけるように前進し、手すりの向こう側へと・・・


・
・
・


 今日は誰も来なかった。
 そうしよう。



 俺はTVで『年末お笑い! 水着でポン』を観ながら、そう心に誓った。



                          <おしまい>
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「WAの記事を読む限り、どうも某キャラのこなしていないイベントが私にはあった
くさい・・・CGないと気付かないね、こーゆーの(苦笑)」
「次回は一週間後にクリスマスSSの予定です」(美咲)
「随分と気を持たせるわよね・・・」(綾香)
「これで大したことなかったら、どう責任とるつもりだろーな」(梓)
「保険を用意するかも知れないそうです」(弥生)
「――保険?」(セリオ)
「もしかしたら、もう一本別に、クリスマスと関係なく出すかも知れないです」