雪が降る。
しんしんと降る。
「浩之ちゃん、まるで天使の羽みたいだよ」
ああ、メルヘンだな、あかり。
「浩之、こんなのここじゃないと見られないね」
ああ、少なくとも本土じゃ無理だな、雅史。
「ヒロ、…ヘリ、見える?」
いや、なーんも見えねーよ、志保。
しんしんしんしんしんしんしんしんしんしん
雪はただただ降り積もる
「浩之ちゃん、お腹空いたね」
ああ、もう昼だもんな…雪降ってるから真っ暗だけど
「浩之、もう皆帰っちゃったかな」
ああ、もう三日目だもんな…捜索隊でてんのか?
「ヒロ、この肉どう料理する?」
いや、ってゆーか…もうそれ生噛りしかできんだろ…
だんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだん
熊の肉を肉切り包丁でぶった切る
「浩之ちゃん、大自然って偉大ね」
ああ、その前じゃ人間の命なんてちっぽけなもんだ
「浩之、修学旅行って楽しいね」
ああ、命を懸けた面白さって奴だな
「ヒロ、北海道ってでっかいわね」
いや、ここは…
マジで北海道なのかぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
「今朝未明、北海道の奥地で高校生四名が熊を狩って飢えをしのいでいるところ
を発見され、捜索隊に保護されました」
「藤田先輩いつ帰ってくるんだろう…」
「雅史先輩いつ帰ってくるんだろう…」
葵と美加香は仲良く神社の境内で今日も体操座りをし続けるのであった…
おちなし
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みかか:あれ?優しさは?
ひなた:Rになりそこねたぁ!
みかか:ひなたさん、見事に漏電しましたね〜
ひなた:いや、ちゃんと書いてる。書いてるけど、今日は出来そうもなかったから
代りに小ネタを出しただけ。
みかか:明日は復活しますか?
ひなた:もちろん!
みかか:で、レスですが…
ひなた:この記憶力の悪い僕がこの一週間誰が何を書いたかなんて覚えてるわけな
い!
みかか:いばるなよ、そこで…
ひなた:「明日こそ復活だ!」風見 ひなたと!
みかか:「それでは皆様また明日〜!」赤十字 美加香でしたぁ!