何より優るもの 作者:風見 ひなた
 前回のあらすじ
○マルチと別れた浩之は抜け殻のような生活を送っていた。
  そんな浩之を心配するあかりだが、想いは浩之には届かない。
  あかりの気持ちを分かっていながらも答えてやれない浩之。
  何時しか眠り込んでしまった浩之のもとに一人の少女が訪れる….

 浩之は夢を見た。
 自分とあかりとマルチとで平穏に暮らしている夢。
 何時でもそこにある風景、手の届くところにある日常、代わり映えのしない日溜ま
りの中の暮らし。
 たわいのないありふれた夢。
 しかし浩之は何故か涙を流していた…。

「浩之さん、悲しい夢でもご覧になられたのですか?」
 そんな優しい声で…浩之は目を覚ました。
 ここしばらく溜まっていた疲れが取れたような気がする。
 まだ定まらない視界に入ってくるのは、見慣れた自分の部屋…ではない。
 一ヶ月「整理」の「せ」の字もなかった部屋は奇麗に片づけられている。
 薄く埃を被っていた家具も表面が輝きを放つほど磨かれていた。
 少し視界が戻る。
 その時になってようやく浩之は部屋の入り口に人影が立ち尽くしていることに気が
付いた。
「…誰?」
 疑問を受け、人影はゆっくりとこちらにやってきた。
 暗い部屋の中だが、その人影がうっすらと笑ったのは分かった。
 人影は深々とお辞儀する。
「はじめまして、浩之さん。私は来栖川HMシリーズ712型マルティーナ。
ティーナとお呼びください」
 完全に視界が戻り、浩之は思わず呟きを洩らした。
「マルチ!?」
 ティーナは浩之の叫びの意味が分かっているのかいないのか、にこやかに微笑ん
だ。
 いや…マルチではない。全然似ていない。
 マルチのような純真無垢な笑顔ではない。緑色の髪は腰まである。耳のセンサーが
ない。何よりあの幼さがない。目の前の少女はより浩之の年齢にふさわしい容姿を
している。
 しかし、その理性の光が灯るカメラ・アイは明らかにティーナがマルチと同じ「心
を持つ」アンドロイドであることを示していた。
「君は、誰だ?どこからはいったんだ?」
 いくら寝起きの頭でもこの家の中に今自分以外の者がいるわけがない、ということ
は理解できる。両親は明日の晩にならないと帰ってこないはずだ。
「その問いにお答えする前にやらねばならないことがあります」とティーナは真っ
直ぐに浩之の顔を見詰めながら言った。
 ぺたぺたとスリッパを鳴らしながら彼女はベッドで呆然とする浩之に近づく。
 そしてその腕をしっかりとつかむと、ゆっくりと言った。
「夕御飯のお買い物に出かけましょう」
「は?」
 ティーナは構わずぐいぐいと浩之を引っ張った。
 呆気に取られる浩之が「ち、ちょっと!?とりあえず制服ぐらいは…」
「もう着替えさせていただきました!」
 驚いて浩之が自分の着ている物を見ると、それは自分が結構気に入っている普段着
だった。
(おいおい、かってに着替えさせたのかよ!?)
 などと聞く間もなく…浩之はティーナは引っ張られていった。

「さあ、今日は腕を奮いますから!」とティーナは明るく言ったが、浩之はむすっと
していた。
 どういうつもりだ、こいつは?
 浩之にはいきなり見知らぬメイドロボに上がり込まれて、買い物に付き合わされ
る理由などさっぱり心当たりがなかった。…当然のことではあるが。
「おまえ、何を考えてるんだ?」と浩之は半目で言った。
「やっぱり気に入られませんでしたか?」とティーナは舌を出した。
「気に入るとかどーとかそーゆー問題じゃねーだろ?」
 浩之は不機嫌だった。
 別にティーナが自分の世話をするのが気に入らない、というわけではない。むし
ろくすぐったかったが楽しくさえあった。
 その楽しさが問題なのだ。浩之は、マルチを思い出させる彼女の存在が神経を逆な
でされるようで、戸惑いと同時に不条理な怒りを感じていた。その怒りは自分に向
けられている。
「おまえ、いったいなんなんだよ?」
 ティーナは少し顔を顰めると、息を付いた。
「それではご説明いたします…人間と、私たちの戦いを」

 来栖川HMシリーズに端を発したアンドロイド産業だが、アンドロイドは今、この
現在ですらその存在を疑問視する者は数多くいるという。本来は家事用アンドロイ
ドとして生産されたが、プログラムさえ書き換えれば彼女たちは優秀な戦士になり
得る。もちろん来栖川を初めとするメーカーは彼女たちを軍事利用することがない
よう、犯罪に使用できないよう協定を結んでいた。だが、優秀なハッカーの手にか
かればプログラムの書き換えなど簡単なことであった。
 日増しに改造アンドロイドによる犯罪が増える中、ついに最悪の事態が起こる。
 某国の大統領が暗殺仕様に改造されたアンドロイドに、演説中に殺害されてしまっ
たのである。
 この事件により一時期アンドロイドはA級取り締まり対象物となり、生産は中止さ
れる。
 だが事態は更に悪化の方向へと進む。
 来栖川のライバル会社が大国と結託、アンドロイド兵士を作成する。
 当然来栖川は「平和維持」を旗印に国連にアンドロイド兵を提供、そして第三次世
界大戦が勃発する。
 荒廃する世界。疲弊した民衆達。そこにもたらされる恐るべきニュース。
 軍事アンドロイドを生産したライバル社の「頭脳」、それは来栖川から脱走した一
体の試作アンドロイド。「心を持つ機体」であった。彼女は激増する人口に対する措置として「まびき」を企んだ「狂える」アンドロイドであった。
 民衆達は恐怖した。自分達は自らの作り出した人形に躍らされて、互いに殺しあっ
てしまったのだから。
 アンドロイドたちは人類の輪から排斥された…。
 彼女たちを愛する来栖川の技師達は考えた。
 何故こんなことに?どうしてアンドロイド達は排斥されねばならなかったのか?
 「心を持つ機体」、最初の「心プログラム」を搭載したアンドロイド、マルチ。
 あの狂える機体も所詮は「心プログラム」のコピーのなれの果てなのだ。
 「心プログラム」さえなければ、マルチさえいなければ我々はアンドロイドを消さ
なくてすんだのに!
 そして彼らは一つのプロジェクトを立てる。
 「藤田浩之暗殺計画」….

「まて、どうしてそこで俺が出てくるんだ?」と浩之は疑問を差し挟んだ。
 上の話は確かに驚くべきものだが、どこにも浩之の出てくる余地はないはずだ。
「それは、あなたがマルチの受取人だからです」と視線をまったく逸らさずティーナは答えた。
 浩之が意味が分からず目をしばたかせていると、ティーナは失言だった、というよ
うに顔を顰めてから続けた。
「マルチ試作機は学習データをコピーされてからその姿を記録から消します。ま
た、現時点で『心プログラム』は長瀬主任の手により廃棄され、復元は不可能に
なっています…プログラムが残っているのは唯一マルチ試作機の中のみ…」
「それじゃあマルチはもう戻ってこないのか!?」
 浩之は目の前が真っ暗になるのを感じた。
 もはやマルチはこの世に存在していない…。
「だから、あなたはマルチの受取人と申し上げたではありませんか」とティーナは
優しげな笑みを浮かべながら言った。
「マルチ試作機はどこをどう回ってきた物やら…三年後あなたの手元にやってくる
のです」
「ホントか!?」と思わず浩之は身を乗り出した。「ホントにマルチは俺のところに
帰ってくるんだな!?」
 ティーナは満面の笑みを浮かべ、肯いた。
「やったああ!」浩之は飛び上がって歓喜の声を上げた。
 それを幸せそうに見つめながら、ティーナはゆっくりと席を立つ。
「ですから、あなたを殺せばマルチ試作機は行方知れずとなり、時代の闇に葬られ
ることになるわけです」
 説明を続けながら椅子にかけてあったエプロンを身に着け、浩之に背を向ける…。
「ちょっと待てよ、ところでおまえ達一体どうやってこの時代にきたんだ?」
 浩之の疑問にティーナは振り返った。
「ああ、それは来栖川に代々伝わる封印の間の魔法陣から時間を超えてきたんで
す」
「封印の間?」
「ええ、その魔法陣が描かれた時間に行くことができる魔法がかけられています。
もっとも魔法は心を持つ者とその所持品にしか効果がないし、半日しか過去にはい
られませんけどね」
 浩之はぽん、と手を打った。
「じゃあ今日の午後…」
「三時にこの付近に参りましたので、明日の午前三時まであなたを守り切れば私た
ちの勝ちとなります」と、詰まった浩之に代わってティーナはフォローを入れた。
 と、そこまで言ってからまたティーナは失言に気付いた。
「…その魔法陣描いたのってもしかして…」
「お察しのとおり、来栖川芹香さんです…」とばつが悪そうにティーナは言った。
 さすがに芹香のことをあしざまに言うようで気が引けたのだろう。
 芹香本人もまさか自分の魔術が浩之の命の危機を招くとは思ってもいなかったのだろう…当然ながら。
 キッチンに向かおうとするその後ろ姿に向かって浩之は質問を続けた。
「ところで、『敵』のほうは未来の来栖川のスタッフが送り込んだんだろ?じゃあ
おまえは誰の命令で送り込まれたんだ?」
 ティーナの足が止まる。
 その目からは余裕が消え、虚を衝かれた面持ちだ。
 浩之は気付かず、さらに言った。
「それに、どうして来栖川にプログラムが残ってないんだ?必要ないとはいえバック
アップをとるのは当然じゃねーのか?それからおまえもマルチのコピーの末裔なんだ
ろ?なんでマルチのプログラムがまた来栖川に戻ったんだ?」
 ティーナは下を向き、唇を噛んでいたが…やがて向き直り、ぎこちなく笑いなが
ら応えた。
「いずれ…分かることです。分からなくたって…問題はありません」
 浩之は追求しなかった。

                     「鬼畜戦隊エルクゥガー」

 ミカカ将軍は部下をすべて失い、エルクゥガー達に追いつめられた…。
「追いつめたぞ紅のミカカ!今日こそ年貢の納め時だ!」
「くっ…先輩さえいらっしゃれば貴様らなど!」ミカカが悔しそうに叫んだとき、突
然画面に華麗な空中三回転のカットが割り込んできた!
 エルクゥガー達が驚愕する中、彼はぶみっ!という音を立て奇麗に着地した。
 彼はマントをなびかせると高らかに笑った。
「ふっふっふ、君たちが巷で噂のエルクゥガーかい…」
「き、貴様は一体!?」とリーダーの耕一がびしっ!と指を突き出した。
 男は冷笑を浮かべるとくすくすと笑った。
「僕は黒のマーサス!先発隊は全滅させられたようだが、僕はそうは行かないよ…」
「全滅じゃないですぅ〜」
 マーサスは足元からの声を無視して…とゆーか無視している振りをしてぐりぐりと
ミカカの頭に靴のかかとをめり込ませながらエルクゥガー達をねめつけた。
「は、初音ちゃん、攻撃だ!」と焦った声で耕一が叫ぶ。
 初音は背中に手をやると、静かに呼吸を始めた。CG着色された光弾が生まれ、輝
き始める。
「おたまストライクー!」
 初音は必殺技の名前を叫びつつ光弾を放った。
 マーサスはにやり、と笑う…。
「非道シールド!」
「みぎゃ!?」
 かきーん!という音がして、光弾は消え失せた。
「これが絶対無敵の防御壁、非道シールドだ!」とマーサスが笑った。
 そう言いつつ額からだくだくと血を流すミカカを投げ捨てる。
『ちょっと待て』とエルクゥガー達全員が突っ込んだ。
「お、おまえ…人間として恥ずかしくないか…?」と代表して耕一が聞いた。
 だがマーサスは胸を張りマントをなびかせ、笑った。
「ふん!動物は群れのため個を犠牲にするが、人間は理性のため他を傷つけても自
分を守る!すなわち、僕は今ある意味すっごく人間らしいのだ!」
 説得力があるようで実は何の答えにもなっていない答えに、エルクゥガー達は反論
できなかった。
「ひ、非道シールド…なんて恐ろしい技なの!?」と千鶴があとじさる。
「そんな理論展開できるあの人の方が恐ろしいような気も」と楓が冷静にツッコん
だ。
「ってゆーかおまえ、テレビの前のよい子が真似したらどーする気だ!?」と梓が指
を突きつける。
 マーサスはマントを今までになく大きくはためかせ、言った。
「ならば僕に勝ってみせろ!勝ったもんこそ正義、つまりよい子のお手本!」
「その心意気やよし!いくぞおおおおおおお!」
 エルクゥガー五人とミカカをぶん回すマーサスが正面からぶつか…
「あ、エルクゥガーやってますね」

 ティーナの声に浩之はテレビから目を離した。
「私、昔これが好きでずっと見てたんですよね」とティーナが笑いながら言った。
 「鬼畜戦隊エルクゥガー」とは、美加香という少女が何の因果か悪の秘密結社にに
入れられ、先輩に苛められながら果敢に「エルクゥガー」という戦隊に向かって行
く、少女の不幸と成長を描いた感動的戦隊シリーズである。
「この番組、未来にもあったのか?」とびっくりして浩之が聞いた。
 ティーナは一瞬動きを止めたが、すぐに肯いた。
「え、ええ。古典名作です」
 浩之は怪訝な顔をしつつふーん、と相槌を打っておいた。
「それより、御飯ですよ。テレビを消してください」
「へいへい…」
       
 夕食はミートスパゲッティとシーフードサラダだった。
 自分で作ってみた、というティーナに賛辞を贈りつつ、浩之は思っていた。
(やっぱりこの子はマルチじゃないんだ…)
「ちょっと煮すぎちゃいました」とティーナが頭を掻いた。
「そうなのか?めちゃめちゃ美味いぞ、これ」とスパゲッティをくるくるとフォー
クに巻き付けながら浩之は言った。
「ええ、ちゃんと料理してあげないと食べ物さんに申し訳ないですね」
 そう言いつつも賛辞に照れたように笑うティーナの顔は、あの日掃除を誉められた
ときのマルチの笑顔とダブって見え…浩之はどきっとした。
「どうかしました?」と自分の顔を凝視する浩之に、ティーナは聞いた。
「あ、いや、なんでもねーんだ!」と慌てて浩之はサラダを口に詰め込む。
 しばし食事に専念して、浩之は食後のお茶を啜った。
「しかしティーナ、おまえいい事言うな」
「え?」きょとんとしてティーナは聞き返した。
「ほら、ちゃんと料理してあげないと…ってやつ」
 ティーナは苦笑した。
「ああ、あれは受け売りです」
「受け売り?誰の?」
 ティーナはにこっと笑った。少し愉快そうに。
「私の、ご主人様だった方がよくおっしゃっておられました」
「ティーナ、昔誰かに使われてたのか?」と浩之は驚いて聞いた。
 自分を守る、なんてターミネーターそのまんまな事を言うので、初めっから戦闘用
仕様だったのかと思っていたのだ。
 ティーナはふと遠い目をした。
「ええ、とてもお優しいご家族でした…私のことも本当の家族のように思ってくだ
さって…」
 浩之は、これ以上は立ち入ってはいけないと思った。
 その思い出はティーナの聖域だからだ。
 時計は午後六時を指していた。

 あかりは公園に一人ぼっちでいた。
 雨は降っていないものの、陽が出ていた訳ではないので辺りは暗い。
 ブランコを独りこいでいると、なんとも言えないさみしさが被さってくる。
「ひろゆきちゃん…」ともう何百回繰り返したかもしれない名前を呼ぶ。
 昔…この公園でかくれんぼをしたことがあった。
 浩之は…やっぱり最後には出てきてくれた。
 中学のときも浩之はいったんは遠ざかるように距離を置いてしまったが…結局は
戻ってきてくれた。
 どんな時も浩之が自分の前から居なくなってしまうときには、それでもまたすぐに
遭える、という予感がしていた。
 今回はそれがない。このまま浩之は永遠に帰ってきてくれないような、そんな予感
だけがする。
 結局自分には浩之と一緒に居てあげることができないのだろうか。
 浩之と一緒に居てもらうことができないんだろうか。
(自分勝手よね、私。ひろゆきちゃんは私の所有物じゃないもの…)
 あかりの考えは、彼女自身を奈落の縁へと追い込んで行く。
「あ」
 ふと気付いた。
 私達がかくれんぼした木も、浩之ちゃんが風船を取ってきてくれた木も同じだった
んだ。
 そんな取り止めのないことを考えなければ耐えられない。無意識のうちにそう思っ
て、あかりは呟いていた。
 この公園に居れば、ひろゆきちゃんはまた見つけてくれるだろうか…?

 睡眠をとる、と言ってベッドに横になったティーナを、浩之はため息を吐きながら
見守っていた。
「寝つきのいいやつだなあ…」
 横になって五分で寝息を立てる奴など初めて見た。
 というより、アンドロイドが普通に眠るとは思わなかった。
 マルチも睡眠に似た状態に陥ったが、あれは充電であり純粋な物ではない。
 それとも、魔術で運ばれて精神にダメージを食ったのだろうか。
 この理屈なら精神の修復のため頭を休ませている、と考えられる。
「ロボットにゃみえねーよな…」と浩之は呟いた。
 マルチですら人間とほとんど変わりなく見えるのに、その後継機にあたるティーナ
はまるで人間そのものである。技術の進歩って、たいしたもんだ。自分がマルチが
最新型だと知っていたからティーナがオーバーテクノロジーの産物だと分かったものの、そうでなければとてもじゃないが未来からきたなんて信じられなかったろう。
「あと八時間か…」
 そう呟きながら、浩之は自分がティーナに懐かしいような何かを感じていることに
気が付いた。
(マルチ?)
 いや、違う。それよりずっと昔から知って居るような、そんな匂い。
(なんだっけ…?)
 考えるうちに浩之は眠りの縁へと引き込まれて行った。
 時計は午後七時を指している。

 ティーナは眠っていなかった。
 仮死状態に陥ることで意識を拡大し、情報を探っていたのだ。
(見えた)
 突然深淵の闇が開ける。
 その彼方に居るのは….
 ティーナだった。
 彼女自身と同じ顔をしたそれは、こちらに気付きこちらをじっと見ていた。
(来なさい、姉さん…)
 私が…
(私が浩之さんを守ってみせる…)
            
               「何より優るもの」完
                            
                        最終話に続く…
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ひ:で、できたー!これで3分の2!
み:って、これモロにターミネーターじゃないですか!
ひ:一度挑戦してみたかったんですよ
み:タイム・パラドックスばりばりだし―
ひ:一応は「全ての可能性の世界を通して必ず未来のあの時間に何が乗っていよう 
    と魔法陣は作動するし、それまでは魔法陣は動かない…という可能性のある世
    界だけを並列に並べる効果のある魔法陣」があの魔法の正体です
み:わ、わけわからん!?
ひ:わかったら突っ込みが入るじゃないですか。そんな魔術を芹香が使えるのか、
    とか…
み:煙に巻きましたか…
ひ:有り体に言ってしまえばね!
み:ところで「エルクゥガー」のあの扱いはなんなんですか!
ひ:主役じゃないか
み:全然目立ってなーい!
ひ:さーて、レスだ!(ごまかし)
   ゆきさん…そうかな?所詮は加奈子は瑠璃子の代替のような気も。
            タッチはすごく好きなんですけど…
   久々野さん…最終回を前にレベルアップしましたね。楽しみだなあ、最終回
   無口の人さん…続きわくわくもんです。ひかり-!
   静那さん…太田加奈子、いいですね。ハープの音色みたいな感じ。
            その次は…鼻血がっ!(爆)
み:そして、あの男…!
ひ:hi-weit!この大馬鹿者が!キャラに引きずられてどうしますか!
   その上誰も「ナデシコ」とわかってません!
   一言で言ってしまうと、「暴走してパロディが先走りしてる」!
   僕だってまだまだ未熟すぎるとは自覚してますが、君のSSと僕のSSが同価値
   と思うと涙が出てきます!
   少しは自分の頭を使いなさい!
   あと、「雫」やれ、「雫」!
み:ひどい罵詈雑言…
ひ:あの男はこのくらい言わないと効きませんからね
    はっ!しまった!?
み:どうしました?
ひ:「悪口はエレガントに」の鉄則を破ってしまいました
み:あったんですか?
ひ:実は
    さて、これが終わったら「痕」を書こう
み:タイトルは?
ひ:「宇宙戦艦ヤマモト・ヨーク」(爆)!
み:それじゃhi-weitさんとかわらーん!
ひ:冗談はさて置き、次は「鬼畜雅史バレンタイン編」かな
み:久々野さんに先手を打たれてしまいましたね
ひ:あれを超えなければ…燃えるぜ!
み:それでは「『エルクゥガー』続編希望の方はメールください」赤十字美加香
    と!
ひ:「くだらないことで書き込みしてすみません、あとホントは罵詈雑言を人にぶ
    つけたりするタイプじゃないんです」風見 ひなたでした!