その1 セリオさんの手はすごい。 一昔前のロボットは卵を持つことさえできなかったけど。 センサーを内蔵することで柔らかいタッチを再現した。 人間と同じように、セリオさんの手には触覚がある。 「暖かい、冷たい」「知覚」「痛覚」の他にも、すばらしい感覚が! 「−−このように、スープの味見もさわっただけで・・・」 ちゃぷ 「あちちちち」 その2 人型ロボットである以上、セリオさんの頭部もセンサーの塊である。 定期的なメンテナンスあってこそ、その性能を遺憾なく発揮できる。 今回、バージョンアップによってメンテを自分自身で行う事ができるようになりました。 「フェイス・オープン!」 がぱっ 「−−主任、最近わたしの妹の返品が多いそうですが・・・」 「うーん、失敗したかもね」