「ふ、藤田先輩!そ、その……練習に付き合って…いえ…協力していただけませんか!?」 「いいぜ。葵ちゃんの頼みだしな。」 「あ、ありがとうございます!」 「それで葵ちゃん、オレは何をすればいいんだ?」 「ちょっとそこに立っていてもらえないでしょうか…。」 「ああ………立ってるだけでいいのか?」 「はい!お願いします!」 「じゃ、練習開始だな。」 「はい!」 「…でさ、練習って具体的に何をす――………ぐはっ!?(ばきっ)」 どかっ!びしっ!ぶごっ! 「……………(ばたっ)」 「ふぅ…たまにはサンドバッグじゃない本物を殴っときゃないとね!(にこっ)」